※この記事の最終更新日:2024年6月11日
楽天でポイ活をする人が多いですが、貯まったポイントを支払いに使いたいときには、いくつか方法があります。
特におすすめなのが、楽天カードでのポイント支払いです。
「楽天e-NAVI」にログインすると、ポイント支払いの申し込みができ、1P=1円として楽天カードの利用料金の支払いに楽天ポイントを充当できます。
サイトの指示に沿って手続きをするため、誰でも手軽に利用できるのが魅力です。
ただし、楽天カードのポイント支払いは、メリットばかりではありません。
デメリットや注意点もあるため、知っておかないと損をする可能性があります。
今回は、楽天カードのポイント支払いについて詳しくまとめました。
デメリットを注意点をチェックして、賢く楽天カードのポイント支払いを活用してください。

楽天ポイントは楽天市場での買い物に使うとを損をする
楽天ポイントは楽天カードの利用料金の支払いに充当するのがおすすめです。
ちょっとややこしいのですが、楽天ポイントのよく似た使い方で「楽天市場での買い物に充当する」こともできます。

その理由は「SPUの対象外になるから」
しかし、楽天市場での楽天ポイント利用は損をしてしまう可能性があります。
その理由は、「楽天市場の決済でポイント払い」すると、楽天カード支払いで適用されるSPUの対象外になるからです。
具体的には
「楽天カード通常分+1倍」「楽天カード特典分+1倍」の2項目が対象外
となり、合計2%分のポイントが受け取れなくなります。
楽天市場で商品を購入する際には、
楽天ポイントは使わずに、楽天カードを使って支払い、
楽天カードの利用料金を月単位で精算する際に楽天ポイントを充当する方が、
SPU分のポイントを損せずに済みます。
よく似ている使い方でややこしいのですが、大切な点ですので覚えておきましょう。
楽天カード「ポイント支払い」の注意点とは
それでは楽天カード「ポイント支払い」の注意点を紹介します。
お得に感じるポイント支払いですが、注意しておかないと損をしてしまう場合があります。
損をしないためにも、しっかり押さえておきましょう。
1. 「申込期限」があり、金融機関によって異なる
楽天カードの決済にポイント支払いを使う場合は、申し込みをしなければいけません。
そして、その申し込みには、期限が決まっています。
登録している金融機関によって、期間が異なるため注意が必要です。
受付期間は、毎月12日~最長24日
と決まっています。
例えば、
楽天銀行であれば支払日より2営業日前の前日(最長24日)、
みずほ銀行とりそな銀行は支払日より3営業日前の前日(最長23日)です。
自分が登録している金融機関の受付期間を確認しておきましょう。

申込期間が短いため、ポイント支払いをする際は、早めに手続きをすることをおすすめします。
また、ポイント支払いの申込後は、取消や変更ができません。
取消や変更ができないため、申し込みをする前に、他にポイントを使う場面がないか確認しておくと良いでしょう。
2. 利用条件を知っておこう
1か月間でポイント支払いできる回数は、最大5回まで
と上限が設けられています。
1回の利用ポイントは、
ダイヤモンド会員が50~50万P、
ダイヤモンド会員以外は50~3万Pです。
どの会員ランクでも利用できるのは50ポイント以上のため、注意しましょう。
また、1か月の利用上限は、
ダイヤモンド会員が50万P、
ダイヤモンド会員以外は10万Pです。
もし、ポイント支払いの申込ができない場合は、利用回数やポイント数を確認してみましょう。
楽天カード「ポイント支払い」のデメリット
ここからは、ポイント支払いのデメリットについて解説します。
楽天カードのポイント支払いを利用する際は、ぜひ参考にしてください。

1. ポイントで支払えないものがある
ポイント支払いは、全ての決済に利用できるわけではありません。
「キャッシングの借入金額の返済」と「利息」には、利用できない点を覚えておきましょう。
ただし、カード年会費やカード切り替え手数料には利用可能です。
他には、ショッピングの利用代金、リボ払いや分割払いの手数料などに活用できます。
2. 期間限定ポイントは使用できない
ポイントで支払いサービスで利用できるのは、通常ポイントのみです。
キャンペーン等で獲得した期間限定ポイントは利用できない点を覚えておきましょう。
また、楽天キャッシュや他社から交換したポイントも、支払いに使うことはできません。
楽天証券ポイントも、ポイント支払いに利用できないことも覚えておきましょう。
期間限定ポイントや楽天キャッシュを活用したい時は、楽天ペイアプリがおすすめ
期間限定ポイントや楽天キャッシュを活用したい時は、楽天ペイアプリがおすすめです。
楽天ペイなら期間限定ポイントを1P=1円として、支払いに利用できます。
期間限定ポイントを優先して利用する設定もでき、楽天ペイを使った税金などの支払いも可能ですので、期間限定ポイントの消化先として楽天ペイをぜひ活用してください。
また2024年12月を目途に、現状ではサービスごとに分かれている「楽天ポイントカード」や「楽天Edy」アプリを、楽天ペイに集約する計画が発表されています。
今後の楽天ポイントの使い方にはしっかりとアンテナを張っておきましょう。
賢くポイント支払いを活用しよう
楽天カードのポイント支払いの、注意点やデメリットをご理解いただけましたか。
貯まったポイントを賢く使うためにも、注意点やデメリットを理解した上で、楽天カードのポイント支払いを活用してください。(執筆者: 中田 すぐる)