100円ショップ・ダイソーには色々なアイディア商品が販売されており、そのクオリティの高さと驚きの発想に話題を集めることが多々あります。
今回ご紹介するカビ対策グッズもそのひとつ、ジメジメ鬱陶しい天候が続く今、しっかりチェックしておきましょう。
価格はすべて税込です。
目次
1. カビ防止マスキングテープ15mm×7ｍ 110円
マスキングテープは本来、塗装などの際に、目的以外の箇所を汚さないために使用される保護用の粘着テープです。
その粘着面にカビの繁殖を抑える防カビ剤を含ませ、「貼るだけ」という手軽さでカビの繁殖を防ごうというのが、この商品です。
カビそのものを除去する効果はありませんが、発生しにくくするための商品です。
貼付する前にホコリや油分、水分をふき取ってからご利用ください。
2023年6月現在、カラーバリエーションは白・黒・シルバーの3色、幅は9mm、15mm、30mmがあります。
購入品は長さ7ｍで、一般的な掃き出し窓なら大体2枚分に使える計算になります。
お試しするにも非常にリーズナブル、サッシと同系色を選択することで悪目立ちしません。
汚れが目立ち始めれば貼り替えどきです。
窓ガラスに限らずキッチンや洗面所など、多方面で利用できそうです。
2. お風呂の防カビ剤 フローラルソープ 330円
この商品は、殺虫剤など衛生用品の販売でおなじみのアース製薬が製造した商品です。
本家本元でも同じような商品は販売されていますが、楽天市場で検索すると563円+送料ですから、ダイソーの方がお得です。
殺菌効果が高い「イソプロピルメチルフェノール」は同様に配合されており、最長2か月期待できるということや、イスや洗面器などの小物を置いたまま使用してもよいということもかわりません。
1か月分に換算するとわずか165円です。
ここまではカビを防ぐ商品でしたが、ここからは生えてしまったカビに立ち向かいましょう！
3. 落ち落ちＶお風呂のカビ落とし 110円
想像以上に使いやすかったのが、「お風呂のカビ落とし」です。
研磨剤を含んだナイロン、ポリエステル不織布からできているため、洗剤なしでも汚れがおとしやすいです。
特に、洗剤を使うとたれてしまう天井でも掃除がしやすくなります。
大きさが7cm×11cm×2cmとキッチンスポンジと大差ありませんから、扱いやすいのもメリットといえるでしょう。
シャワーのホースも握って滑らせるだけ、蛇口などの細かいところにも入り込みやすいです。
ただし結構しっかり研磨できるため、傷つきやすい浴槽などの使用には注意してください。
4. カビとりスティック 110円
カビとりスティックもまた、部分掃除に向いています。
11㎝ほどの棒の先端に研磨粒子を含んだ不織布がついています。
先端がほんのわずかですが、湾曲しているため細い溝にも入りやすく、排水溝の側面にもピッタリ当てて掃除ができます。
形的には使いやすいのですが、先に紹介した「落ち落ちＶお風呂のカビ落とし」よりは研磨効果は低いように感じられ、スポンジ部分のへたり具合もやや気になります。
5. カビ取りスプレー 110円
塩素系の臭いはしますが、泡状に噴射するためまんべんなく広がり、泡の量も少なくありません。
効果的に利用するためには、カビ取り剤を噴霧した上からティッシュペーパーを湿布のようにペタッと張り付けるとよいでしょう。
長時間おくと材質を傷める可能性があるので、表記されている2～3分を守ってください。
110円から 普段使いでカビを撃退！
カビはしつこく、取れにくいです。
1回で落とせなかったら、素材に負荷をかけることなく数回に分けて行いましょう。
コスパの良い100均商品だからこそできるワザ、ぜひお試しください。（執筆者：FP2級 吉田 りょう）
