PayPayカード・au PAYカード・dカードのゴールドを比較！　一番コスバが高いのは

携帯大手3社ではそれぞれ、上位のゴールドカードがあります。

具体的なカード名は、ドコモは「dカードGOLD」、auは「au PAYゴールドカード」、ソフトバンクは「PayPayカード ゴールド」となります。

どのカードも自社の携帯電話を契約していればお得になりますが、各社それぞれ違った特徴もあります。

そこで今回はこの3枚のゴールドカードを比較して、どれが一番コスパが高いのか調べてみました。

3種類のゴールドカードの比較一覧

3種のゴールドカードをまとめて比較した表は、以下のとおりです。

年会費はどれも同じですが、基本の還元率やスマホ補償など、異なる部分もあることがわかります。

それぞれのカードの特徴を詳しく紹介します。

dカード GOLDは年間100万円利用でボーナスあり

ドコモの上位カード「dカードGOLD」の詳しい特徴を以下にまとめました。

dカードGOLDは年会費1万1,000円（税込）で、基本の還元率は1％となります。

ドコモの携帯代1,000円（税別）につき＋9ポイント加算されるため、ドコモユーザーの還元率は最大10％です。

家族の回線分は最大10％の対象外ですが、家族カードを発行すれば本カード会員同様10％還元を受けられます。

最大1億円の旅行補償に加え、ドコモで購入したスマホが3年間、最大10万円まで保証される「dカードケータイ補償」も付帯。

年間100万円利用すれば1万1,000円相当、200万円利用なら2万2,000円分のクーポンがもらえるため、たくさん使う人は年会費以上にお得でしょう。

au PAY ゴールドカードはマネ活プランがお得

au PAY ゴールドカードの詳しい特典は、以下のとおりです。

au PAYゴールドカードもdカードGOLDと同様年会費1万1,000円（税込）で、基本の還元率は1％です。

本カード会員と家族カード会員は、auの携帯代1,000円（税別）につき＋9ポイント加算（2024年1月までは＋10%加算）を受けられます。

一般のau PAYカードはau PAYにチャージしてもポイント加算はありませんが、au PAYゴールドカードならチャージ分に対し1％ポイントを還元。

さらに9月から始まった「auマネ活プラン」では、auユーザーならauじぶん銀行などと連携で最大20％還元も受けられます。

auケータイを使っている人なら、au PAYゴールドカードのお得度は高いと言えるでしょう。

PayPayカード ゴールドは基本の還元率が1.5％

最後にPayPayカード ゴールドの詳しい特典を紹介します。

PayPayカード ゴールドも他2種類と同様、年会費1万1,000円（税込）です。

ソフトバンクの携帯代1,000円（税込）につき最大10％付与されますが、家族カード会員は最大10％還元の対象外なので注意しましょう。

基本の還元率が1.5％と高く、PayPayのクレジット払い（旧あと払い）で利用すれば最大2％還元に。

月額508円（税込）のYahoo!プレミアムが毎月無料となるため、ヤフオクやロハコなどを利用する人にもおすすめです。

【結論】一番高コスパはdカードGOLD

3種類のゴールドカードを比較した結果、一番コスパが高いのはdカードGOLDという結果になりました。

dカードGOLDは年間100万円以上利用すると年会費相当分のクーポンがもらえるため、ドコモを使っていない格安スマホユーザーでも元が取りやすくなっています。

3種類の中で唯一、自社スマホ購入者に対する補償が付帯している点も評価できる点です。

反対にau PAYゴールドカードはau関連サービスに対する特典が中心で、auユーザー以外は特典を受けにくい印象でした。

PayPayカード ゴールドは基本の還元率が高いのは評価できますが、家族カード会員のソフトバンクケータイ10％還元が無いのは残念な点と言えます。

ですがYahoo!プレミアムが無料になるため、PayPayやヤフー関連サービスをよく使う人なら持つ価値はあるでしょう。

今回比較した点を参考に、今お使いの携帯会社やよく使うサービスに応じて最適なカードを探してみてください。（執筆者： 西本 衣里）