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マクドナルドで今1番お得なセットはこの3つ(積み上げ価格比較)1/24~値上げ&ちょいマック新商品で売上予想は?

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マクドナルドで今1番お得なセットはこの3つ(積み上げ価格比較)1/24~値上げ&ちょいマック新商品で売上予想は?

2024年1月24日から、マクドナルドでは10~30円の値上げを行うと発表しました。

  1. 今回の価格改定の対象となるのは単品メニューが中心

  2. ひるまックや通常のセットメニューの価格は据え置き

となります。(朝マックや一部商品ではセットメニューの値上げもあります)

「単品の値上げ+セットは据え置き」となると、気になるのがセットメニューでは結局どれがいちばんお得なのかという点です。

安値の代表だったマックでも、度重なる値上げや商品のサイズダウンに伴い、おなかいっぱいになるにはセットメニューの注文が必須となっています。

そこでこの記事では、1月24日以降のセットメニューにおいて、単品の積み上げ価格に対してどれがいちばんお得なのか検証します。

1月24日からはじまる、500円~の新しいセットメニュー「ちょいセット」についても、いちはやく検証していきます。

※記事内の価格は公式サイト上の最低価格となります。実際は店舗ごとに値段が異なる場合があります。


1/24~価格改定メニューと値上げ幅一覧

まずは2024年1月24日に行われるマクドナルドの価格改定対象メニューと、その値上げ幅についてみていきましょう。

単品メニュー

品名

値上げ前(円)

値上げ後(円)

値上げ幅(円)

てりやきマックバーガー

370

400

30

フィレオフィッシュ

370

400

30

チキンフィレオ

380

410

30

ダブルチーズバーガー

400

430

30

えびフィレオ

400

430

30

ビッグマック

450

480

30

炙り醤油風 ベーコントマト肉厚ビーフ

540

570

30

炙り醤油風 ダブル肉厚ビーフ

550

580

30

『ちょいマック』バーガー(チキチー®)

220

240

20

チキンマックナゲット®5ピース

240

260

20

チキンマックナゲット®7ピース

710

740

30

炭酸ドリンク Lサイズ

270

290

20

カフェラテ(ホット・アイス)Sサイズ

190

210

20

カフェラテ(ホット・アイス)Mサイズ

250

280

30

エッグマックマフィン®

240

260

20

ソーセージエッグマフィン

290

320

30

マックグリドル® ソーセージ

230

250

20

ベーコンエッグマックサンド

250

270

20

残念ながら人気メニューがたくさん値上げ対象となってしまいました。

値上げ幅は10円~30円

かつてはワンコインでおなかいっぱいになれたマックのブランドイメージを考えると、痛い値上げです。

セットメニュー

品名

値上げ前(円)

値上げ後(円)

値上げ幅(円)

『ちょいマック®』バーガー(スパチキ)

500

520

20

『ちょいマック』バーガー(チキチー®)

520

540

20

エッグマックマフィン®

440

460

20

ソーセージエッグマフィン

490

520

30

マックグリドル® ソーセージ

430

450

20

ベーコンエッグマックサンド

450

470

20

セットメニューの多くは価格据え置きと言いつつも、ちょいマックや朝マックの人気者が値上げ対象となっています。

2024最新版いちばんお得なセットメニューはどれなのか【積み上げ価格比較】

それでは、2024最新版いちばんお得なセットメニューはどれなのか、単品の積み上げ価格とセット価格の差額および実質的な値引率についてみていきます。

セットメニューは「ポテトM(単品330円)、炭酸ドリンクM(単品240円)」をつけた場合です。

セット価格・積み上げ価格の根拠となる「単品価格」ともに、全て1月24日以降の値上げ後の価格で計算しています。

ひるまック

品名

値上げ前(円)

値上げ後(円)

積み上げ価格(円)

お得幅(円)

実質値引率

ひるまック ビッグマック® セット

650

650

1,050

400

38%

ひるまック てりやきチキンフィレオ セット

620

620

960

340

35%

ひるまック ダブルチーズバーガー セット

620

620

1,000

380

38%

ひるまック てりやきマックバーガー セット

600

600

970

370

38%

ひるまック フィレオフィッシュ® セット

600

600

970

370

38%

平日 10:30~14:00限定で注文できる「ひるまック」のセットメニューです。今回の価格改定ではセット価格は「据え置き」となりました。

お得幅としていちばん大きいのはビッグマックで、単品積み上げ価格との差額は400円となっています。

念のため実質値引率もみてみますと、同率商品はありますが、38%オフとやはりお得になっています。

レギュラーセット

つづいてレギュラーセットです。

品名

値上げ前(円)

値上げ後(円)

積み上げ価格(円)

お得幅(円)

実質値引率(円)

ビッグマック® セット

750

750

1,050

300

29%

炙り醤油風 ダブル肉厚ビーフ セット

850

850

1,150

300

26%

炙り醤油風 ベーコントマト肉厚ビーフ セット

840

840

1,140

300

26%

ダブルチーズバーガー セット

700

700

1,000

300

30%

フィレオフィッシュ® セット

670

670

970

300

31%

チキンフィレオ® セット

680

680

980

300

31%

てりやきチキンフィレオ セット

690

690

960

270

28%

ベーコンレタスバーガー セット

680

680

950

270

28%

えびフィレオ® セット

700

700

1,000

300

30%

スパチキ(スパイシーチキンバーガー) ちょいセット

500

520

770

250

32%

エグチ(エッグチーズバーガー) ちょいセット

540

540

810

270

33%

チキチー(チキンチーズバーガー) ちょいセット

520

540

810

270

33%

マックチキン®(旧チキンクリスプ)ちょいセット

新商品

500

750

250

33%

ビックマックをはじめとした高価格帯の商品は積み上げ価格との差額は300円と大きい一方で、実質値引率をみると20%台でそれほど高くありません

お得なのは「ダブルチーズバーガー」「フィレオフィッシュ®」「チキンフィレオ®」の3つです。

積み上げ価格との差額が300円お得なうえに、実質値引率も30%以上を保っています。

また、実質値引率だけに注目した場合は、低価格帯の「ちょいマック」シリーズに軍配が上がります。

「ちょいマック」の代表メニューだった「チキンクリスプ」は、「マックチキン®」として価格は180円のままボリュームアップして生まれ変わるそうです。

実物のスケール感をみるまでわかりませんが、期待しておきましょう。

ボリュームアップしていることを望む(画像提供元:マクドナルド公式X)

今回の値上げで客足は遠のくか?

マックといえば昼時ともなると行列ができている「人気店」のイメージですが、さすがに今回の値上げで客足は遠のいてしまうのでしょうか。

結論から言うと、客足は多少遠のくかもしれませんが、売上が落ちることはないでしょう。

なぜなら過去の値上げにおいても、マクドナルドは売上を落としていないからです。

以下は日本マクドナルドホールディングスの売上高と客数、客単価の前年同月比推移です。

値上げは2022年3月と9月、2023年1月に実施されましたが、いずれも売上高が前年同月を割り込んだ月はありません。

2023年の値上げでは客数の減少はあったものの、客単価が10%前後も上昇したおかげで、売上高は落ちていません

赤枠の月に値上げを実施した(画像提供元:日本マクドナルドホールディングス)

消費者が長引く値上げをあきらめ、受け入れているというネガティブな側面もあるでしょう。

しかし、以下のような点が値上げ受け入れの要因となっている可能性は否めません。

  • 期間限定メニューの豊富さと話題性

  • ギリギリでなんとなく許してしまう価格設定

  • 何より「安くて楽しいマクドナルド」という子どものころからの原体験

SNSの反応をみると、さすがに今回は客離れにつながるのではないかという声は多いです。

しかしマクドナルド側は上記のデータをもとに、売上は落ちないと踏んでいるため、今回の値上げに踏み切った可能性が高いです。

今後は単品の積み上げ注文は避けて、クーポン使いを

今回の値上げでは単品メニューが中心です。

ご紹介のとおり単品の積み上げ価格がセット料金を下回ることはないため、今後は単品の積み上げ注文は避けた方が良いでしょう。

以前は「100円マック」があり、このジャンルからのみ単品注文することで、セットメニューをはるかに下回る300円程度でバーガーとサイドと飲み物を楽しめました。


現在は残念ながら、このお得ワザは使えるとは言えません

ただしセットを頼めば安泰かというと、そんなこともありません。

セットメニューには期間限定のサイドメニューが入っていません

「バーガーにポテトに、コーラを飲んで、チョコパイも食べたい」

となると、注文金額は1,000円近くなります

セットに入っていない期間限定のサイドメニューを頼みたい場合には、公式アプリやクーポンアプリの割引を使って、お得に楽しむことを忘れないでください。

《石田 彩子》
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石田 彩子

執筆者:元地方テレビ局記者の主婦ライター 石田 彩子 石田 彩子

新卒で地方テレビ局の記者を経験し、人材サービス会社のウェブ担当や、広告代理店でテレビショッピングの考査担当などを経て、3年前から退職し専業主婦になりました。戦略的な家庭経営を目指しています。世帯年収が200万円ダウンしても、貯蓄ペースは退職前の額を維持。特技は食洗機に食器をきっちり収めること。趣味はフィギュアスケート観戦で、最近は子供といっしょにリンクで滑ることも。 寄稿者にメッセージを送る

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