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【節約疲れに効く処方箋】長引く物価高でもメンタルをやられない!心とお財布が楽になる対処法3つ

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【節約疲れに効く処方箋】長引く物価高でもメンタルをやられない!心とお財布が楽になる対処法3つ

長引く物価高で「節約疲れ」を感じている方に向けて、心とお財布が楽になる対処法についてお話します。

2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻をきっかけに始まった物価高。

この2年間物価は上がり続け、節約志向でがんばってきた方もそろそろ疲れてきていると思います。

  • 全ての商品が値上げされ、もうどこを切り詰めれば良いのかわからない

  • 節約をがんばりすぎて、最近はお金を使うこと自体に何となく不安がある

上記のように感じられるのは、この物価高に終わりが見えないことと深い関係があります。

そこで、この記事では節約疲れに効く処方箋と題して、ケースごとの対処法について3つお伝えしていきます。

コツを押さえて、長引く物価高でメンタルをやられないように対策しましょう。

長引く物価高…そろそろメンタル対策が必要です

1. 残ったら貯めるは無理。財形貯蓄(先取り貯金)を始める

「今月は節約をがんばって〇万円残そう。残ったら貯金しよう」

この考え方が節約疲れを起こすパターンです。

正しい順番は逆で、「貯蓄→残ったお金でやりくり」にすると、心とお財布が楽になります。

まずは毎月一定額を貯蓄用の口座に自動入金されるような仕組みを作ってください。

  • 元本保証が必須と思う場合は「財形貯蓄制度」や「定期預金」、

  • 運用もしたい場合は「iDeco」や「つみたてNISA」などで一定額の積立設定をするのもおすすめです。

先取りで貯金をしてから残ったお金でやりくりをすると、使える金額がはっきりしている分、出費にメリハリがつけやすくなり、お金を使うことへの罪悪感や不安が軽減されます。

貯金は「先に取る」がぜったい楽

2. Everyday Low Priceな店で「判断疲れ」をカットする

特売のチラシや安い店を探して買い物をはしごすると、疲れます

また特定の商品を買って、特設サイトにエントリーして…という、お得に買うためのポイ活キャンペーンに疲れている人も多いでしょう。

そんな方に効くのは、Everyday Low Priceをコンセプトにしているお店です。

Everyday Low Priceとは、特売を設けず、いつも安い価格で販売しているお店のことです。

特売日を設けないタイプのスーパーに行くと決めてしまえば、チラシやクーポンチェックの手間がなくなります

そしていつも安ければ、「この商品をこの価格で買って良いのか」という判断も必要ありません

節約疲れを起こしているときは、この判断で大量のエネルギーを消費しています。Everyday Low Priceな店舗なら、そのストレスを減らして買い物をすることができます。

例えばこんなお店があります。

  • チェーン系のドラッグストア全般

  • オーケー

  • ロピア

  • 業務スーパー

  • ドン・キホーテ

  • ラ・ムー

  • アミカ など

ドラッグストアでは年々食品の扱いが増えており、もともとディスカウントの効く業界だけあって、価格もかなり安いです。

特に冷凍食品と加工品はドラッグストアの方がスーパーより安いケースも多いので、ぜひ活用したいところです。

ディスカウントスーパーは地域色が強いので、お住まいの地域のディスカウントスーパーを調べてぜひ利用してみてください。

3. 自販機のジュース1本は「豊かになるため」の出費と思う

自販機でジュースを買うときに、

「水筒持ってくるの忘れた!自販機で飲み物買うなんてもったいないな」

と思いながら飲むのと、

「おいしいな、この1本で幸せな気分になれてよかった」

と思って飲むのでは、かなり違います。

週末の会社帰りに駅のホームで、もしくは夕暮れの河原のベンチに腰掛けて飲む缶コーヒーは、むだな出費ではなく「生活のうるおい」と呼べる時間です。

ポイントは、どんな出費に対しても「自分が豊かになるために、お金を使っている」という意識を持つことです。

この意識がしっかり根付くころには、お金を使うことに対してばくぜんとした不安をもつことも減ってくるはずです。

幸せな気分を味わうための130円

逆に、他人から「ムダ金」と言われても出費すべきなのは?

実は、節約でしなければいけないことは、この2つだけです。

  1. 固定費の見直し

  2. 「何となく」しているムダな出費のカット

このことに気づくだけでも、節約疲れは軽減します。

例えば、使っていないサブスクや勧められてよく確認せず入ったままの保険、何となく入って買ってしまうコンビニのお菓子などです。

逆にいえば、たとえ他人から「ムダな出費」と言われそうなことでも、そのお金があなたの豊かさにつながっていると確信できるときは、これからも資金を捻出すべきです。

この1杯が大事ならこれからも買えばいい

たとえばコンビニのラテマネーはカットすべき無駄金の代表のように言われますが、その1杯があなたの生活に大事なうるおいを与えているのならば、これからも資金を捻出して買えば良いのです。

逆に惰性で何となく出費しているなら、マイボトルに替えるなり、節約に向けて何か対策をした方が良いでしょう。

自分が豊かになれることに、私はちゃんとお金を使っている」という意識をもって日々の出費に対処し、長引く物価高に負けずに、節約疲れから脱していきましょう。

《石田 彩子》
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石田 彩子

執筆者:元地方テレビ局記者の主婦ライター 石田 彩子 石田 彩子

新卒で地方テレビ局の記者を経験し、人材サービス会社のウェブ担当や、広告代理店でテレビショッピングの考査担当などを経て、3年前から退職し専業主婦になりました。戦略的な家庭経営を目指しています。世帯年収が200万円ダウンしても、貯蓄ペースは退職前の額を維持。特技は食洗機に食器をきっちり収めること。趣味はフィギュアスケート観戦で、最近は子供といっしょにリンクで滑ることも。 寄稿者にメッセージを送る

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