記録的な円安、日銀による為替介入もされたようです。
そんな状況で、外貨を日本円に両替する動きが活発化しています。
以前、外貨を交換できる「ポケットチェンジ」を紹介しましたが、数年たってさらに進化しているようなので、最新情報を紹介しましょう。
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【特徴1】設置場所も増えている
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≪筆者撮影≫
かつては空港や主要駅などに設置が多かったポケットチェンジですが、今では勢力を拡大しています。
筆者は、北千住マルイのJTB前に設置されているポケットチェンジを利用しました。
最近では、商業施設への設置が増えている印象です。
【特徴2】交換先も豊富
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≪筆者撮影≫
ポケットチェンジは、外国通貨の交換先も豊富です。
日本人向けの交換先としては、以下のようなものがあります。
・ 交通系電子マネー
・ 楽天Edy
・ Amazonギフトカード
・ WAON
・ nanaco
・ Google Playギフトコード
・ JCBプレモデジタル
Google PlayギフトコードとJCBプレモデジタルは100円から、その他は1円から交換可能です。
筆者は交通系電子マネーを選択し、1,914円分をチャージしました。
現金には両替できない
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≪筆者撮影≫
両替した外国通貨の交換先は、あくまでも電子マネーやギフト券のみです。
日本円へは再両替できません。
外国人向けの交換先も
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≪画像元:ポケットチェンジ≫
訪日外国人が楽天Edyに交換しようとしても、そもそもカードがなさそうですし、帰国後も使い道がなさそうですね。
以下のように、外国人向けの交換先もあります。
・ Starbucks US(アメリカ)
・ WeChat(中国)
・ T-COIN(韓国)
・ Uber(イギリス)
・ Krispy Kreme eGift(フィリピン)
その場で交換可能か、コードなどを取得後に交換か
交換商品によって、交換できるタイミングが異なります。
タッチ決済できる電子マネーは、ポケットチェンジ端末の読み取り部にかざすことで、その場で交換可能です。
一方、Amazonギフト券などは、レシートに印字されるコードをAmazon.co.jpにログインして入力することで、Amazonギフト券残高が追加されます。
【特徴3】操作は難しくない
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≪筆者撮影≫
操作は決して難しくありません。
交換先を選んで紙幣や硬貨を投入し、交換手続きをして完了です。
表示言語を選択することもできます。
【特徴4】硬貨も交換可能
外国では金額をうまく聴き取れなかったり、見慣れない小銭でどれを出せばいいか分からなかったりしますよね。
そのため、日本では1円単位で支払う人も、海外では紙幣で支払って硬貨を受け取る人が多いのではないでしょうか。
その結果、たっぷりの外国の硬貨を「お土産」に帰国する人も多いですが、外国の硬貨は日本国内では基本的に使用・両替できません。
ところがポケットチェンジなら、外国の小銭も交換できるんです(米ドル、ユーロ、中国元、韓国ウォンのみ)。
「補助通貨」も交換可能
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≪筆者撮影≫
筆者も10ユーロ紙幣だけでなく、2ユーロ硬貨、1ユーロ硬貨、そして50ユーロセント硬貨、20ユーロセント硬貨を、ポケットチェンジで交換できました。
2ユーロ硬貨、1ユーロ硬貨はもちろん、「補助通貨」であるユーロセント硬貨も交換可能なのは驚きです。
ユーロセント硬貨は財布にたまりがちだったので、ちょうどよかったです。
【特徴5】交換レートは良くない
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≪筆者撮影≫
ポケットチェンジの交換レートは、決して良くありません。
交換日(4月7日)の三井住友銀行によるユーロ → 日本円のレートは、1ユーロ → 163.36円でした。
一方、ポケットチェンジによるユーロ → 日本円のレートは、1ユーロ→139.734円でした。
15%ほど悪いレートです。
「すぐに外貨を手放したい」という人以外は、銀行や両替所に行くといいでしょう。
硬貨のレートは紙幣と同じ
しかし、外国硬貨となれば話は別です。
以前、外貨両替を行っている大黒屋に話を聞いたところ、「外国硬貨の買取は紙幣の半分のレート」との説明がありました。
一方、ポケットチェンジは紙幣と硬貨でレートが変わりません。
分かりやすくて、精神衛生上とてもよろしいですね。
クーポンコードを使えばレートアップだが
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≪筆者撮影≫
クーポンコードを使えば、レートが2%程度アップします。
お金を投入して交換先を選ぶと、「クーポンをお持ちの方」と画面に表示があります。
そこにクーポンコードを入力すると、レートがアップするという流れです。
しかし不覚にも、筆者はクーポンコードの入力を忘れてしまいました。
硬貨の交換にはおすすめ
ポケットチェンジは、気軽に外貨を交換できる端末です。
レートは決して良くありませんが、通常は再両替できない外国の硬貨を紙幣と同レートで交換できるのは、大きなメリットです。
家に外国の硬貨が眠っている人、これを機に交換してはいかがでしょうか。