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エチオピア大使が語るコーヒー2050年問題

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エチオピア大使が語るコーヒー2050年問題
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10月10日、スペシャルティコーヒーイベント『SCAJ2024』の一環として、エチオピア大使館で記者説明会が開催されました。

エチオピアのダバ・デベレ・フンデ大使とファミリーマート商品本部長補佐の木下紀之氏が登壇し、エチオピアとの取り組みやコーヒー2050年問題について語りました。

ダバ大使は、2050年問題として知られる気候変動によるアラビカ種の栽培適地の減少について言及しました。

エチオピアではアビー・アハメド・アリ首相の主導で植樹を進めており、栽培面積は増加していますが、有機性を維持するため化学肥料を使用していないため、生産量は伸び悩んでいると述べました。

また、コーヒー生産者を奨励するために適正な価格設定が必要であると訴えました。

一方、ファミリーマートの木下氏は、エチオピアでの支援活動について説明しました。昨年、同社社員が現地を訪問した際、学校のトイレ不足が問題であることを知り、トイレの設置に着手したと述べました。

さらに、教科書の寄付も準備中であり、今後も現地と対話を続けながら支援を行うとしています。

また、ファミリーマートは、モカブレンドの購入1杯につき1円をエチオピアの教育環境改善に寄付する取り組みを実施しました。この寄付金はトイレの設置や教科書の贈呈に使用されます。さらに、エチオピア産コーヒー豆の栽培状況をレポートにまとめ、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)の提言に基づく情報開示を行いました。

環境への配慮として、ファミリーマートはコーヒー抽出後の豆かすを脱臭ポットに再利用する取り組みも進めています。年間約4,180トンの豆かすを脱臭剤として活用し、環境に優しい店舗運営を目指しています。

《編集部》
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執筆者: 編集部 編集部

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