くふう生活者総合研究所は、2024年に生活者に影響を与えた出来事をまとめた「くふう総研 くらしのトレンドキーワード 2024」を発表しました。全国の生活者8,549名が選んだ「生活に影響が大きかった」「印象に残っている」出来事を基に、上位10位までのキーワードが決定されました。
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1位に選ばれたのは「物価高が止まらない」で、5,135票を獲得しました。2024年は飲食料品を中心に多くの品目が値上げされ、生活者は賃金上昇の実感を得られない中で家計の節約を余儀なくされました。帝国データバンクによると、2024年の値上げ品目数は1万2,520品目、年間平均値上げ率は17%と予想されています。
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2位は「令和の米騒動」で、3,718票を集めました。2023年の猛暑やインバウンド需要増により、米不足と価格高騰が発生しました。生活者は代替品を取り入れるなどして対応しましたが、米の購入平均単価は上昇を続けています。
3位には「令和6年能登半島地震」がランクインしました。1月1日に発生した最大震度7の地震は、帰省者の増加もあり社会的に大きな影響を及ぼしました。被災地では今なお支援が必要とされています。
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4位は「猛暑で長い夏」で、2024年の夏は記録的な高温となり、猛暑日が過去最多を記録しました。生活者の行動にも影響が出ており、夕方以降に買い物をする人が増えたことがデータから明らかになっています。
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5位には「大谷翔平選手と真美子さん」が選ばれました。大谷選手は史上初の50本塁打、50盗塁を達成し、経済効果は日米合わせて1168億円以上と試算されています。
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このように、2024年は物価高や猛暑、自然災害などが生活者に大きな影響を与えた年でした。生活者にとっては、正しい情報を入手し、自分なりのお金との付き合い方を築くことが今後も重要となるでしょう。