株式会社R&Gが実施した「学生時代にやっておけばよかったことに関する意識調査」によると、社会人の95.2%が「学生時代にやっておけばよかったことがある」と回答しました。調査は社会人の男女438人を対象に行われ、学生時代に力を入れておけばよかったことのランキングが明らかになりました。

1位は「勉強(32.9%)」、2位「資格取得(26.0%)」、3位「語学(41.3%)」と続きます。上位には仕事に直結するスキルが並び、社会人になってからその重要性を実感している様子がうかがえます。
「勉強」に関しては、「社会人になってから学生時代に勉強を頑張っていた人との差がつく」といった声が多く寄せられました。特に大学生活については「時間」「自分のキャパシティー」「履修ルール」の許す限り授業を詰め放題であることに気づかず、その機会を逃したことを悔やむ声も。
「資格取得」については、「就職や転職で有利になる」「社会人になってからだと時間もお金もかかる」などの理由が挙げられました。学生時代に将来をしっかりと考え、資格取得可能な学校・学科を選ぶべきだったという後悔の声もありました。
3位の「語学」、特に英語については、仕事での必要性だけでなく、旅行や道案内などプライベートでも活用できるという意見が目立ちました。また、IT分野やWebマーケティングでは海外から最新情報が入ってくるため、英語力があれば情報収集が早くなるというメリットも指摘されています。
4位以下には「アルバイト」「留学」「旅行」「部活」「恋愛」「人間関係の構築」「たくさん遊ぶ」などが続きました。社会人になると時間的制約が増えることから、学生時代の自由な時間を有効活用できなかったことへの後悔が共通して見られます。