J:COM株式会社は、プロ野球チームを応援している20代~60代の男女を対象に、プロ野球観戦時の視聴傾向とSNS利用の実態に関する調査を実施しました。
調査結果によると、2025年2月に変更された、プロ野球観戦時の写真・動画のSNS投稿に関する新ルールについては、理解している人の割合が過半数を超えたものの、約4割の人は十分に理解していないことがわかりました。この結果は、新ルールの周知徹底がまだ十分でないことを示しています。

SNSでプロ野球関連の写真や動画を見ていた理由としては、「試合のポイントをハイライト的に見られるから」が46.4%で最も多く、次いで「映像に映らない試合の動きが見られるから」が39.6%、「リアルタイムに情報が得られるから」が38.6%となりました。これらの結果から、SNSが試合の補完的な情報源として重要な役割を果たしていることがうかがえます。

また、SNSでプロ野球関連の写真や動画をアップしていた理由としては、「個人的な観戦記録、備忘録として」が31.8%で最も多く、「野球観戦の面白さ、楽しさを伝えたいから」が24.1%、「球場の雰囲気、盛り上がりを共有したいから」が23.2%と続きました。これらの結果は、SNSが個人の記録や感動の共有の場として活用されていることを示しています。

また、映像でのプロ野球観戦では、8割以上の人が「テレビ」を使用しており、約4割の人はテレビと他のデバイスを併用して視聴していることが明らかになりました。また、視聴の仕方については「リアルタイムで見ることが多い」と回答した人が78.2%と圧倒的多数を占めました。

いよいよ、3月28日からプロ野球が開幕しますが、SNSに関するルールが昨年から変わっていますので、くれぐれもご注意ください。