※本サイトは一部アフィリエイトプログラムを利用しています

注目記事

【5月権利】優待族は「配当金も受け取りたい」!NISA枠でも保有したい気になる銘柄は?

投資 株式投資
【5月権利】優待族は「配当金も受け取りたい」!NISA枠でも保有したい気になる銘柄は?

今回は、スクリーニングの結果、「決算月5月・11月」、「予想配当利回り3%以上」、「連続増配年数2期以上」の銘柄を紹介します。また、検索では漏れてしまったものの気になる銘柄も紹介します。

※最低購入価格・配当利回りは2025年4月23日終値

5月権利の株主優待のほか11月権利も検索

「決算月5月・11月」、「予想配当利回り3%以上」、「連続増配年数2期以上」の銘柄を検索しています。

タマホーム(1419)
ハニーズH(2792)
東武住販(3297)
Fブラザーズ(3454)
FPパートナー(7388)
インターアクション(7725)
トーセイ(8923)
ビーウィズ(9216)
オオバ(9765)

うち、ファーストブラザーズ、トーセイは「年一括配当」で11月にしか配当がありません。つまり、5月は配当金がもらえません。

5月の注目銘柄:ハニーズホールディングス(2792)

ヤフーファイナンスより

ハニーズホールディングス(2792)(株価1,644円、最低投資額16万4,400円)は、福島県に本社があるアパレル企業で、低価格婦人カジュアル服を販売しています。

株主優待は、
継続保有1年以上の条件で
100株で3,000円分(500円券6枚)、300株で5,000円分(500円券10枚)、500株で7,000円分(500円券14枚)、1,000株で1万円分(500円券20枚)

ハニーズホールディングスは過去21年5月期から25年5月期まで減配のない累進配当銘柄。今後も減配がないと仮定するなら、中長期保有も比較的安心です。

≪執筆者撮影≫

女性衣料が中心ですが、靴下など雑貨なども売っています。成人女性のほか、10代の女性向けの衣料品もありました。

5月の注目銘柄:ビーウィズ(9216)

ヤフーファイナンスより

2025年3月12日に株主優待制度を発表したばかりの銘柄、ビーウィズ(9216)(株価1,670円、200株購入時33万4,000円)にも注目です。

コールセンター運営をする会社で、パソナグループでもあります。株主優待はプレミアム優待倶楽部(PYC)。200株で8,000ポイント、500株で2万2,000ポイントと保有株数によってもらえるポイント数が増えます。このポイントですがWILLsCoin(ウィルズコイン)に交換すると、プレミアム優待倶楽部を株主優待として導入している他企業のポイントとも合算ができます。

高配当銘柄でもあり(4月23日時点では4.61%)、しかも株主優待の新設を発表、そして、配当性向50%を目途とすると発表していることもあり、注目されています。

(おまけ)5月の注目銘柄:サツドラホールディングス(3544)

ヤフーファイナンスより

北海道に店舗展開をする道内2位のドラッグストア、サツドラを運営する企業、サツドラホールディングス(3544)(株価898円、最低投資額8万9,800円)にも注目です。こちらは配当利回り1.11%、連続増配ではないためヒットしませんでした。

≪執筆者撮影≫

しかし、注目したいのは、サツドラホールディングスの株主優待で選べる「株主優待5%オフカード」です。提示すると5%オフになる特典は、利用すればするほどお得になります。しかも1点ではなく2点選べ、100株、オンライン申込では、株主優待5%オフカード、EZOポイント500ポイント、QUOカードPay500円相当などから選べます。筆者は過去に株主優待をもらい、1つではなく2つ選べる点がよいと思いました。

サツドラホールディングスは「配当利回り+優待額で2.22%」とあるわけですが、この場合は、QUOカードPayなどの優待額500円×2点で見積もられています。

しかし、「株主優待5%オフカード」をもらって利用できる環境下にいれば、100株ホルダーでも1万円で500円割引、2万円で1,000円割引、3万円で1,500円割引……といった、かなり「おいしい」株主優待がもらえるわけなので、使える人は注目してみてもよい気がします。

株主優待の内容がよいことはもちろん、サツドラホールディングスは2025年2月期時点で経常利益の計画進捗率は94%と決算発表でも順調で、今から通期決算が期待できそうです。食品も扱っているドラッグストアということもあり、今後も堅実に売上を伸ばしてくれるのではないかと個人的には思っています。

権利日は5月15日で5月末ではないため、注意してください。

予想配当利回りが3%以上でも「ある銘柄」は買うのにリスクが……

今回、スクリーニング結果はひとつの目安として利用しています。なぜなら、悪材料があって株価が安くなることで配当利回りが高くなることもあるからです。

例えば、ヒットしたものの中には、金融庁が立ち入り検査をした企業もあり、この企業では、決算で営業利益減も発表していて株価も下がっています。もちろん、こういったタイミングは株を安く買えるわけですが、しばらくは影響が残るだろうと予想しておいた方がよいでしょう。初心者は買うにしても「底打ち(相場が下げるだけ下げて、下げ止まること)」まで様子見の方がよい場合もあります。

また、記念配当を発表した「グッドコムアセット(3475)」がヒットしなかったこともあるため、スクリーニングはあくまでも目安であり、自分なりに情報を取捨選択することも大切と感じます。例えば、今回は「配当利回り3%以上」でスクリーニングしましたが、「配当利回り+優待額で3%以上」といったように角度を変えて探してみる、経済ニュースに敏感になっておき決算が悪いならば売りを考えるのもよいかもしれません。

連続増配株の検索はマネックス証券が便利!

マネックス証券を口座開設していると無料で利用できる便利なツールに「銘柄スカウター」があります。

銘柄スカウターは企業の業績推移、営業利益の推移、配当金の推移等を10年分以上みられる便利なツールです。投資初心者から投資上級者まで利用しています。10年スクリーニングというツールがあり、その中のおすすめスクリーニングは、投資初心者でも目的の銘柄を見つけやすいよう、条件がセットされています。ボタンを押すだけで条件に合った銘柄がでてきます。

《谷口 久美子》
この記事は役に立ちましたか?
+0
谷口 久美子

執筆者:FP3級,節約生活スペシャリスト 谷口 久美子 谷口 久美子

大学事務職員、外資系ITコンサルティング秘書職を経験。結婚、出産し、現在は2児の母親をしながらフリーライターとして活動しています。大学時代から貯金は大好きで、コツコツ貯め、20代で1000万円貯金をした経験あり。日々の節約やポイ活はもちろん、外貨預金、株主優待などを取り入れ、無理せず楽しくお金とつきあう方法を研究中です。 優待株・高配当株・J-REIT・米国株も併せ、2022年時点で世帯保有250銘柄以上。 <<保有資格>>実用英語技能検定2級,秘書技能検定2級,日本漢字能力検定2級,司書資格,節約生活スペシャリスト,3級ファイナンシャル・プランニング技能士 <<メディア出演>>2022.9.13 楽天証券トウシル/2022.11.7 週刊現代/2022.12.16 TBS ひるおび/2022.12.16 からだにいいこと/2023.2.18 楽天証券トウシル/2024.4.23 TBS ひるおび/2024.4.29 毎日放送 よんチャンTV/2025.4.16 小学館 DIME 寄稿者にメッセージを送る

今、あなたにおススメの記事

編集部おすすめの記事