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新NISA開始から1年、利用状況は?NISA利用者の75%が株価下落時も「何もしなかった」

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新NISA開始から1年、利用状況は?NISA利用者の75%が株価下落時も「何もしなかった」
  • 新NISA開始から1年、利用状況は?NISA利用者の75%が株価下落時も「何もしなかった」
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株式会社NTTデータ・エービックは、2025年3月に実施した「NISA意向調査」の結果を公開した。本調査は、新しいNISA制度の導入から1年を迎えたタイミングで、生活者の意識や行動の変化を把握することを目的として行われたもの。全国の18歳~69歳の男女9,400人を対象にインターネットで調査された。

NISA制度の利用経験は27.2%に上昇、認知度も改善

調査によると、NISA制度の利用経験者は27.2%で、前年から3.7ポイント増加した。「制度を知らない」と答えた人の割合は6.0%と、前年より減少しており、制度の認知は着実に進んでいる。

特に18~29歳の若年層では、過去1年以内に口座を開設した割合が男性で31.2%、女性で35.8%と高く、若年層への普及が目立つ結果となった。

利用先はネット証券が多数派、利便性が重視される傾向

NISAの利用先として最も多かったのは「ネット証券・ネット銀行」で52.4%。次いで「地元の銀行」(14.6%)、「メガバンク」(10.6%)、「証券会社(ネット証券除く)」(10.1%)が続いた。ネット系金融機関が選ばれる理由としては、「手数料の安さ」や「申込のしやすさ」など利便性が挙げられた。一方で、メガバンクや地銀では「日常的に利用しているから」といった安心感が選定理由になっている。

NISA口座の変更経験は1割超、変更希望者も多数

NISA利用者のうち、10.4%が金融機関を変更した経験があり、15.4%は「変更したいと思ったことがある」と回答。変更先として最も多かったのもネット証券・ネット銀行で、その理由には「コスト面のメリット」や「操作性・利便性の高さ」が挙げられた。

株価下落時の投資行動、多くは「何もしなかった」

2024年夏の株式相場の下落時、NISA利用者の約75%が「何もしなかった」と回答。「売却した」は7.3%、「追加投資した」は12.9%にとどまった。ネット証券・ネット銀行を利用している人では、「追加投資した」割合が高く、利用先による行動の差が見られた。

金融経済教育の有無がNISA利用に影響

NISA利用者の62.5%が「金融経済について学んだ経験がある」と回答。これに対し、NISA未利用者のうち「学習経験なし」は75.2%にのぼった。学習経験がある人ほどNISAへの関心が高く、「始めてみたい」と回答する割合が高い。一方、学習経験のない人の中では、制度に対して消極的な意向が目立った。

NISA未利用の主な理由は「仕組みが分からない」「資金の余裕がない」

NISAを利用していない理由としては、「仕組みが分からない」(14.6%)、「投資できる資金の余裕がない」(15.8%)が多かった。利用を検討するきっかけとしては、「制度が自分にとって役立つと思えたら」が最も多く、制度理解を促す情報提供の重要性が示された。

調査概要

  • 調査期間:2025年3月19日~3月24日

  • 調査方法:LINEリサーチによるインターネット調査

  • 対象:全国の18~69歳の男女(LINEリサーチモニター)

  • 有効回答数:9,400件

  • 集計方法:全国・都道府県別の割当回収とウエイトバック集計(2020年国勢調査ベース)

《編集部》
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編集部

執筆者: 編集部 編集部

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