マイボイスコム株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:高井和久)は、2025年6月1日から7日にかけて、9回目となる『ポイントサービス』に関するインターネット調査を実施しました。本調査では、ポイントサービスやポイントカードアプリの利用状況について幅広く聞き取りを行っています。
調査結果によると、直近1年間にポイントサービスを利用した店舗や施設は、「スーパーマーケット」と「ドラッグストア」が各60%台で最も多く、「コンビニエンスストア」「クレジットカード」「オンラインショップ」が各5割強となりました。特に女性では「スーパーマーケット」「ドラッグストア」の利用率が70%台と高く、男性を大きく上回っています。また、「ファストフード店」は若年層、「喫茶店、コーヒーショップ」「ファミリーレストラン」は女性の若年層で利用率が高い傾向が見られました。

利用されたポイントサービスについては、「楽天ポイント」が75.7%と最多で、「Vポイント」が53.6%、「dポイント」「Pontaポイント」「PayPayポイント」が各5割弱で続きました。女性では「WAON POINT」や「LINEポイント」の利用率が高く、特に40~60代女性で顕著です。一方、男性では「Vポイント」の利用率がやや高く、50~60代男性では60%台に達しています。

ポイントの利用度合いについては、ポイントを積極的に利用する人が「積極的に」「やや積極的に」を合わせて7割強にのぼりました。特に女性の40~50代で利用意欲が高く、男性の30代ではやや低い傾向が見られました。
スマートフォンのポイントカードアプリの利用状況では、直近1年間にポイントサービスを利用した人のうち8割弱がアプリを利用しており、2019年の調査以降増加傾向にあります。利用されているアプリは「共通ポイントサービスの公式アプリ」が66.4%で最多、「店舗独自のポイントの公式アプリ、会員アプリなど」は41.1%で、こちらは女性の利用率が高い結果となりました。

ポイントサービスの利用行動に関しては、「ポイントサービスの取り扱い店を選んで利用・購入する」が41.7%、「キャンペーンがある時を狙って店や商品を利用・購入することがある」が38.4%、「ポイントがたまる支払い方法を選ぶ」が36.5%でした。ただし、「取り扱い店を選ぶ」「ポイントがたまる支払い方法を選ぶ」は2023年調査より減少しています。
調査回答者からは、楽天ポイントについて「ネットの買い物や携帯、銀行も楽天でポイントがたまりやすい」(女性37歳)、dポイントについては「docomoのスマホやネットを使用しd払いも利用しているためポイントが貯まりやすい」(男性45歳)、PayPayポイントは「いつの間にかポイントが貯まり会計時に自動的に使える」(女性24歳)などの声が寄せられました。