株式会社カリーグズは、主要サイトを横断比較できる「ふるさと納税ガイド」にて、2025年9月末のポイント付与廃止前に、どんなキャンペーンが最も魅力的に感じるかを利用者に聞くアンケート調査を行いました。
ふるさと納税のポイント還元が2025年9月末で終了へ
総務省は2024年6月に、ふるさと納税制度のルール見直しを発表しました。主な改正内容として、利用者に対してポイントを付与するサイトを通じて自治体が寄附を募ることを2025年10月から禁止することが盛り込まれています。これにより、各ポータルサイトで実施されているポイント還元キャンペーンは2025年9月末で終了する見込みです。
この制度変更は、ふるさと納税の健全な運用を目的としており、ポイント付与による過度な還元競争を抑制する狙いがあります。現在、多くのポータルサイトが多様なポイント還元キャンペーンを展開していますが、これらは来年9月末までの期間限定となります。
利用者アンケートで判明した人気キャンペーンの傾向
ふるさと納税ガイドのX(旧Twitter)公式アカウント「@furusatoguide」が2025年9月2日(火)から3日(水)にかけて実施したアンケート調査では、X利用者120名の回答を得ました。
その結果、最も魅力的とされたキャンペーンは「一律12%相当のポイント還元、付与上限なし」で、次いで「複数条件をクリアすると最大30%相当のポイント還元」が人気を集めました。

一律で10%以上のポイント還元を行い、かつポイント付与上限を設けないキャンペーンは少数ながら存在し、9月末まで実施中です。また、複数の大手ECサイトが特定の日付や寄附金額などの条件を満たすことで、ふるさと納税限定で最大20%から30%のポイント還元を行うキャンペーンも展開しています。
9月末までの駆け込み需要が急増の見込み
2025年8月11日(月)から14日(木)にかけて同アカウントで行われた別のアンケートでは、約84%(今年の分はもう終わった:18.5%+8月末まで:14.5%+9月末まで:51.2%)の回答者が今年のふるさと納税を9月末までに終わらせる、もしくは終わらせた意向を示しました。

これにより、9月は例年を上回る駆け込み需要が予測されています。