テコテックは、同社が運営する株式投資管理・分析アプリ「カビュウ」において、2025年12月2日(火)より大型アップデートを実施したことを発表しました。
今回のアップデートでは、新機能「ウォッチ銘柄」の追加や「ポートフォリオ」機能の大幅リニューアルなど、ユーザーの投資分析をさらにサポートする複数の改善が行われています。
新機能「ウォッチ銘柄」で投資戦略の幅が拡大
これまでの「カビュウ」では、ユーザーが実際に保有している銘柄や、過去に取引履歴のある銘柄の情報のみを閲覧できる仕様でした。
今回新たに追加された「ウォッチ銘柄」機能により、今後はまだ保有していない銘柄や、売買を検討している段階の銘柄もリストに登録し、株価や関連情報を継続的に追跡することが可能になります。
これにより、投資を行う前の詳細な検討段階から、売買を終えた後の振り返りや分析まで、より幅広いシーンで「カビュウ」を活用できるようになり、ユーザーの投資戦略の精度向上に貢献します。

「ポートフォリオ」機能が刷新、情報収集をより効率的に
今回のアップデートで、中心的な機能である「ポートフォリオ」メニューも大幅にリニューアルされました。
従来はヒートマップなどのグラフと保有銘柄リストが同一画面に表示されていましたが、リニューアル後はグラフ類を「ヒートマップ」メニューとして統合し、保有銘柄リストは「ポートフォリオ」メニューとして独立させ、よりシンプルな画面構成となりました。
新しい「ポートフォリオ」画面では、従来の「損益」情報に加え、「ファンダメンタル」「株価チャート」のタブが追加されました。これにより、画面を遷移することなく、ワンタップで各情報を切り替えて確認できるようになり、分析の効率が大幅に向上します。
さらに、適時開示情報では米国株の決算情報も閲覧可能となり、AIによる翻訳機能も搭載されています。また、これまで一部の銘柄に限定されていた決算発表予定日や権利確定日といった情報も、全銘柄を対象に確認できるようになるなど、情報収集機能が強化されています。

ダッシュボード刷新など各種UI/UXの改善
主要機能の追加・リニューアルに伴い、アプリの入り口となるダッシュボードのデザインも改善されました。新しいパネルが追加され、ユーザーは自身が追跡したい情報へより直感的にアクセス可能です。
また、「設定」画面も構成が見直され、より分かりやすく操作しやすいデザインに変更されています。なお、今回のアップデートに伴い、「逆日歩」機能は次回の機能リニューアルまで提供が一時停止されます。

「カビュウ」は、証券会社のサイトだけでは蓄積されない過去の取引データを集計・可視化するアプリで、米国株や複数口座にも対応しています。


