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ドラマでも話題の「実家じまい」。放置するほど膨らむ費用と進め方

シニア 終活
ドラマでも話題の「実家じまい」。放置するほど膨らむ費用と進め方
ドラマでも話題の「実家じまい」。放置するほど膨らむ費用と進め方

お盆の帰省で、誰も住まなくなった実家を前に「そろそろ何とかしないと」と感じていませんか。ドラマでも話題の実家じまいは、先延ばしにするほど固定資産税や管理費、片づけ・解体の負担が膨らみます。早めに家族で話し合うために、かかる費用の全体像と進め方、負担を抑えるコツを家計目線で整理します。

実家じまいとは何か

実家じまいとは、親が亡くなったり施設に入ったりして誰も住まなくなった実家を、片づけて処分することです。家財の整理から、家の売却や解体までを含めた、実家の始末全体を指します。

放置すると維持費や税金がかかり続けるため、早めに向き合うほど負担は軽くなります。まずは、どんな費用がかかるのかを知ることから始めましょう。

かかる費用の全体像

実家じまいの費用は、大きく三つに分けられます。家財や不用品を片づける費用、家を解体する場合の費用、そして売却にともなう費用や税金です。

家の広さや荷物の量、立地によって金額は大きく変わります。全体では数十万円から、解体をともなう場合は百万円を超えることもあるため、あらかじめ内訳を把握しておくことが大切です。

片づけと不用品の処分費用

まず必要になるのが、家財や不用品を片づける費用です。間取りが広く、荷物が多いほど、回収や処分の費用は高くなります。長年ため込んだ荷物があると、想像以上に費用がかかることもあります。

自分たちで運び出せるものは片づけ、専門業者に頼む範囲を減らせば、費用を抑えられます。まだ使えるものは、買い取りに出して現金化する方法もあります。

家を解体する場合の費用

建物を解体して更地にする場合は、まとまった費用がかかります。家の構造や広さ、重機が入れるかどうかといった立地条件によって、金額は変わります。

なお、住宅が建っている土地には固定資産税の住宅用地の特例が適用される場合があり、更地にするとその特例が外れて土地の固定資産税が上がることがあります。解体してから売るか、建物を残して売るかは、税金も含めて検討するとよいでしょう。

売却にかかる費用と税金

家や土地を売るときは、不動産会社に払う仲介手数料や、契約時の印紙代などがかかります。売って利益が出た場合には、税金がかかることもあります。

売却益にかかる税率は、譲渡した年の1月1日時点の所有期間が5年を超えるかどうかで変わります。相続した実家では、原則として被相続人が取得した日から所有期間を計算します。一定の要件を満たせば、税負担を軽くする特例を使える場合もあるため、売る前に確認しておきましょう。

費用を抑える四つのコツ

費用を抑えるには、いくつかのコツがあります。一つ目は、できる範囲を自分で片づけて、業者に頼む量を減らすことです。二つ目は、元気なうちに早めに着手し、慌てずに進めることです。

三つ目は、まだ価値のあるものを買い取りに出して現金化することです。四つ目は、複数の業者から見積もりを取り、内容と金額を比べて選ぶことです。相見積もりは、適正な相場を知るうえでも役立ちます。

進め方と始めるタイミング

実家じまいは、体力にも気力にも余裕のあるうちに始めるのが理想です。荷物の量が多いほど時間がかかるため、早く動くほど選べる手段も増えます。

作業を頼むときは、業者がどこまで対応してくれるかを事前に確認しましょう。片づけだけか、清掃や買い取りまで含むのかで、費用も進め方も変わってきます。

家族で話し合っておきたいこと

実家じまいは、家族の思い出が詰まった家を手放す作業でもあります。だからこそ、進める前に家族でよく話し合っておくことが欠かせません。

形見として残すもの、処分するものの判断は、後々のもめごとにつながりやすい部分です。帰省で顔を合わせるときに、方針を共有しておくと安心です。

相談できる窓口

実家じまいは、片づけ、売却、税金と、幅広い知識が必要になります。不用品の処分は専門の業者、売却は不動産会社、税金は税理士など、内容に応じた相談先があります。

自治体の窓口で、空き家に関する相談を受け付けている場合もあります。一人で抱え込まず、専門家の力も借りながら進めていきましょう。

早めに動くほど選択肢が増える

実家じまいは、先延ばしにするほど選択肢が狭まります。建物が傷めば売却も難しくなり、荷物が増えれば片づけの費用もかさみます。親が元気なうちから、少しずつ準備を始めておくと安心です。

まずは、何が残っていて、どこから手をつけるかを整理するだけでも前進です。焦らず、できることから進めていきましょう。

補助や支援の制度を確認する

自治体によっては、空き家の解体や活用に対する補助の制度を設けている場合があります。使える制度があれば、費用の負担を軽くできます。

お住まいの地域や、実家のある自治体の窓口で、利用できる支援がないか確認してみましょう。知っているかどうかで、かかる費用が変わることもあります。

実家じまいは早めの準備で負担を減らす

実家じまいの費用は、片づけ、解体、売却の三つが柱で、家の状態によって大きく変わります。自力での片づけや相見積もりで費用を抑え、早めに家族で話し合っておけば、慌てずに進められます。実家のことが気になるお盆こそ、第一歩を踏み出してみてください。

《編集部》
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執筆者: 編集部 編集部

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