
新しい機種の話題が増える秋は、毎月のスマホ代を見直すきっかけになります。ただ、乗り換えで電話番号が変わったり、今のスマホが使えなくなったりするのは避けたいところです。今は一部の携帯会社の間で、予約番号を取らずに番号を移せる方式も使えます。申し込む前に、番号と端末で確かめることを押さえておきましょう。
スマホ代を見直したいが番号と端末が気になる30代の会社員
「番号も今のスマホもそのままで、別の会社に乗り換えられませんか。」30代の会社員の男性は、新しい機種の話題をきっかけに、毎月のスマホ代を見直そうと考えました。今のスマホは大手の携帯会社で買ったもので、番号は取引先にも伝えています。予約番号を店で取る必要があると思い込み、手続きを先延ばしにしていました。
番号を移す方式は2つ。ワンストップ方式なら予約番号が要らない
冒頭の男性が気にしていた電話番号は、MNP(電話番号の持ち運び)を使えば、乗り換え先でもそのまま使えます。方式は2つです。
1つは、2023年5月24日から一部の携帯会社間のウェブ手続きで使えるようになったワンストップ方式です。今の携帯会社と乗り換え先の両方が対応していれば、乗り換え先のウェブサイトで申し込むだけで手続きが進み、予約番号の発行は要りません。途中で、今の携帯会社のマイページにログインします。
もう1つは従来のツーストップ方式で、今の携帯会社で予約番号の発行を受けてから、乗り換え先で申し込みます。店に行かなくても、ほとんどの場合はウェブで予約番号を申し込めます。MNP転出手数料はウェブなら無料で、電話や店舗では1,100円以下の手数料がかかる場合があります。予約番号を受け取っても、今の契約は乗り換え先での契約が完了するまで続きます。
今のスマホを使い続けるならSIMロックと動作確認済端末を見る
男性が使っているスマホも、乗り換えに合わせて買い直す必要はありません。気をつけたいのは、大手携帯会社3社で買い、2021年9月30日以前に発売された端末です。SIMロックという制限がかかっている可能性があり、その場合、乗り換え先で使うには解除の手続きが要ります。総務省のガイドラインでは、2023年10月1日以降、解除は申し込みがあれば無料で行うものとされています。
乗り換えると別の会社が売った端末を使うことになるため、乗り換え先が公表している動作確認済端末のページで、今のスマホが載っているかも確かめましょう。

申し込む前に番号・端末・費用の順で確かめる
まず、今の携帯会社と乗り換え先がワンストップ方式に対応しているかを見ます。対応していなければ予約番号が要ります。次に、端末のSIMロックと動作確認済端末のページを確かめます。最後は費用です。契約から短期間で解約する場合など、契約解除料がかかる場合があります。今の契約内容まで確かめてから、乗り換え先に申し込みましょう。


