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冷房を終えたエアコン、まだ使える? 本体の「標準使用期間」と異音・異臭が手がかり

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冷房を終えたエアコン、まだ使える? 本体の「標準使用期間」と異音・異臭が手がかり
冷房を終えたエアコン、まだ使える? 本体の「標準使用期間」と異音・異臭が手がかり

冷房の出番が終わり、エアコンや扇風機の手入れをする時期になりました。多くの家電製品は、長く使ううちに部品が劣化し、事故につながるおそれがあります。実はエアコンや扇風機の本体には、製造年と「設計上の標準使用期間」が表示されているものがあります。表示の読み方と、使うのをやめて相談したいサインを紹介します。

エアコンの手入れ中、本体の表示が気になった40代の会社員

「フィルターを洗っていたら、本体に『設計上の標準使用期間』という表示があって。うちのエアコンは、もう過ぎているかもしれません」

そう話すのは、長く使っているエアコンを自分で手入れする40代の会社員です。片付けようとした扇風機も、羽根の回り方が前より遅い気がしました。まだ使ってよいのか、判断がつかず手が止まったといいます。

迷ったら、まず本体の表示を読み、次に前ぶれのサインを確かめ、最後に手入れの範囲を見直します。

本体に書かれた製造年と設計上の標準使用期間

この表示は、経済産業省の長期使用製品安全表示制度によるもので、経年劣化による事故が多い製品に表示が義務付けられています。対象は扇風機、換気扇、エアコン、洗濯機(乾燥装置を有するものを除く)、ブラウン管テレビの5品目で、2009年4月1日以降に製造・輸入された製品です。本体には、製造年と設計上の標準使用期間、期間を超えて使うと経年劣化による発火・けがなどの事故に至るおそれがある旨が表示されています。

設計上の標準使用期間は、一般的な使用条件の下で安全に使える期間を示すものです。ただし消費者庁は、使用頻度や使用環境によっては期間内でも経年劣化による事故が起こりうるとして、前ぶれへの注意を促しています。NITE(製品評価技術基盤機構)も、2009年4月より前の古い製品や期間を過ぎた製品を使い続ける場合は、異常がないか特に注視するよう求めています。

使うのをやめて相談したい前ぶれのサイン

見落としたくないのが、経年劣化の前ぶれです。次のような異常があれば直ちに使用を中止し、販売店やメーカーなどに相談するよう、NITEや消費者庁は呼びかけています。NITEは電源を切り、電源プラグを抜くことも求めています。

冷房を終えたエアコン、まだ使える? 本体の「標準使用期間」と異音・異臭が手がかり

冒頭の扇風機のように羽根の回り方が気になるときも、使い続けずに相談するのが安全です。表示制度の対象は、日常的な手入れと観察で持ち主が事故の兆候を見つけられる製品とされています。手入れの時間は、音やにおいの変化に気づく機会にもなります。

手入れは取扱説明書の範囲で、次に使う前にリコールも確かめる

取扱説明書にあるフィルターなどの手入れと、液状の洗浄剤を吹きつけて内部を洗い流す内部洗浄は別物です。NITEは、エアコンの内部洗浄は販売店やメーカーに相談し、専門の知識を有する業者に頼むよう求めています。消費者庁やNITEなどが公開するリコール情報で、対象かどうかも次に使う前に確かめておきましょう。本体の表示と小さな異変を手がかりに、使い続けるか相談するかを見きわめてください。

《編集部》
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執筆者: 編集部 編集部

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