
秋の旅行に向けてパスポートを用意するとき、写真は自分で撮れば手軽だと考える方もいるでしょう。ただ、申請に使う写真には大きさや撮影時期、背景などの規格があり、合わなければ撮り直しを頼まれることがあります。パスポートとマイナンバーカードを例に、自分で撮るときに確かめたい条件とオンライン申請での出し方を紹介します。
撮る前に決めたい「どこへ、どう出すか」
パスポートの写真について、大阪府の案内は、大きさや写り具合などの点で規格を満たしていれば、デジタルカメラ等で撮影したものでも差し支えないとしています。進め方は、まず提出先と出し方を決め、次に規格に合わせて撮り、最後に印刷の仕上がりやデータの形式を確かめる、の順です。

パスポートの写真で見落としやすいところ
大阪府の案内では、パスポートの写真は国際民間航空機関(ICAO)の勧告に基づく規格です。本人だけが正面を向き、申請日から6か月以内に撮影した無帽のもので、背景は影や柄のないもの(白色を推奨)とされています。
自分で撮るときに気をつけたいのが左右の反転です。大阪府は、スマートフォン等で自撮りした写真には画像が反転しているものがあり、受付できないとしています。目や鼻、顔の輪郭などに画像加工を施した写真も、東京都の案内では不適当です。デジタル写真を印刷するなら、写真専用紙を使って鮮明な画質で刷るよう東京都は求めています。証明写真機の写真でも顔の大きさが規格に合わないことがあると大阪府は注意しており、どこで撮っても寸法の確認は欠かせません。
オンライン申請とマイナンバーカードの写真
パスポートは2025年3月24日から、新規の申請や氏名変更などでもマイナポータルからオンライン申請ができるようになりました(長野県の案内)。写真は申請の画面で撮るか、撮っておいた画像を取り込みます。ここで注意したいのが、印刷した写真をスマートフォンで撮って出すやり方です。顔写真の現物をそのまま撮影したものは受付できないと大阪府は案内しています。
マイナンバーカードの写真は、マイナンバーカード総合サイトの「顔写真のチェックポイント」で確かめます。最近6か月以内に撮影した、正面・無帽・無背景のものが条件で、白黒の写真でも可です。オンライン申請では、画像編集ソフトで加工した画像は受け付けできない場合があるとされています。大きさの数字はパスポートと同じでも、条件はそれぞれの案内で確かめます。
規格の表と照らしてから印刷する
証明写真を自分で撮るときの要は、撮る前に提出先の規格を確かめることです。大きさや撮影時期、背景、反転の有無を確かめるのは撮った本人なので、案内を開き、表の条件と1つずつ照らしてから印刷やアップロードに進みましょう。判断に迷う写真は、申請先の旅券窓口や市区町村の窓口に聞いておくと安心です。


