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リーガルハイを見て、FPよしはらが言いたいこと

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こんばんは。

リーガルハイがついに終わってしまいました。

堺雅人の古美門(コミカド)先生に会えなくなると思うと、

少々寂しくなります

こんな表情の時は、たいてい新垣さんが演じる黛弁護士を小馬鹿しているのですが、

ネットでは、第9話のこの部分が話題になっているようです。

コストブログ2さんから引用させていただきました。

http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-378.html

古美門研介役の堺雅人の顔芸と9話での長台詞(セリフ)
<リーガル・ハイ9話より引用>
企業の懐柔策となれ合いで裁判を放棄しそうになった原告団の意見を聞いて。
古美門「素晴らしい!皆さんのお考えに感服いたしました。さすがふれあいと絆の里だ。それではそのように手続きしましょう。黛君あとは頼んだ。さようなら」

黛「先生これでいいんですか」
古美門「いいんだよ」
黛「でも!」
古美門「彼らが良いと言ってるんだから。ですよね皆さん」
村人「ええ、この世には金よりも大事なものがありますから。な!」
村人達「そうだそうだ」

古美門「見たまえ彼らの満足そうなこの表情を。ズワイガニ食べ放題ツアーの帰りのバスの中そのものじゃないか。黛君よく覚えておきたまえ、これがこの国の『なれ合い』という文化の根深さだ。人間は長い年月飼い馴らされるとかくもダニのような生き物になるのだよ」

村人「何!?俺たちのこと言ってんのか」

古美門「他に誰かいますか?自覚すらないとは本当にうらやましい。コケにされているのも気づかないまま墓に入れるなんて幸せな人生だ」

村人「あんたちょっとひどいんじゃないか?」

古美門「申し訳ありません最初に申し上げたとおり皆さんのような惨めな老人共が大っ嫌いなもんでして」

村人「おい若造、お前何なんだよ!お前そんなに偉いのか!」
村人「そうよ!目上の人を敬うってことがないの!?」
村人「私たちは君の倍は生きてんだ!」

古美門「倍も生きていらっしゃるのにご自分のこともわかっていらっしゃらないようなので教えて差し上げているんです。いいですか。皆さんは国に見捨てられた 民、棄民なんです。国の発展の為には年金を貪るだけの老人なんて無価値ですから、ちりとりで集めてはじっこに寄せて、羊羹を食わせて黙らせているんです。大企業に寄生する心優しいダニそれが皆さんだ」

黛「先生もうやめてください」
村人「てめえだってダニに寄生してるバイ菌じゃねえか!」
村人「あたしたちの何が気に入らないの!」

古美門「かつてこの地は、一面に桑畑が広がっていたそうです。どの家でも蚕を飼っていたからだ。それはそれは美しい絹を紡いだそうです。それを讃えて人々は、いつしかこの地を絹美と呼ぶようになりました。養蚕業が衰退してからは稲作に転じました。日本酒に適した素晴らしい米を作ったそうですが、政府の農地改革によってそれも衰退した。その後はこれといった産業もなく、過疎化の一途を辿りました。市町村合併を繰り返し、補助金でしのぎました。五年前に化学工場がやってきましたねえ。反対運動をしてみたらお小遣いが貰えた。多くは農業すら放棄した。ふれあいセンターなどという中身の無い立派な箱物も建ててもらえた。使いもしない光ファイバーも引いてもらえた。ありがたいですねー。絹美という古臭い名前を捨てたら南モンブラン市というファッショナブルな名前になりました。なんてナウでヤングでトレンディなんでしょう。
そして今、土を汚され、水を汚され、病に冒され、この土地にも最早住めない可能性だってあるけれど、でも商品券もくれたし、誠意も絆も感じられた。ありがたいことです。本当によかったよかった。これで土地も水も甦るんでしょう。病気も治るんでしょう。工場は汚染物質を垂れ流し続けるけれど、きっともう問題は起こらないんでしょう。だって絆があるからぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

村人「があああー」 ボカッ(古美門を殴る) 「はなせーてめえなんかーぶっ殺してくれるー」
村人「ジョウジの気持ちはもっともだ」
村人「そうよ、どうしてそんな酷いことが言えるの!あんたは悪魔よ!」
村人「あんたなんかに、俺たちの苦しみがわかってたまるか!俺たちだってあんたの言ったことぐらい嫌というほどわかってる。みんな悔しくて悔しくて仕方ないんだ。だけど、必死に気持ちを押し殺して納得しようとしてるんじゃないか!」

古美門「なぜ?ゴミクズ扱いされているのをわかっているのになぜ納得しようとしてるんです!」
村人「俺たちはもう年寄りだし」
古美門「年寄りだからなんなんですか?」
村人「具合が悪いのにみんな頑張ってきたんだー」

古美門「だから何だってんだー!!だから労わってほしいんですか。だから慰めてほしいんですか。だから優しくされたらすぐに嬉しくなってしまうんですか。先人たちに申し訳ないと、子々孫々に恥ずかしいと思わないですか?何が南モンブランだ。絹美村は本物のモンブランより遥かに美しいとどうして思わないんですか!誰にも責任を取らせず、見たくないものを見ず、みんな仲良しで暮らしていければ楽でしょう。
しかしもし、誇りある生き方を取り戻したいのなら、見たくない現実を見なければならない。深い傷を負う覚悟で前に進まなければならない。戦うということはそういうことだ!愚痴なら墓場で言えばいい。金が全てではない?金なんですよ。あなた方が相手に一矢報い、意気地を見せ付ける方法は、奪われたものと、踏みにじられた尊厳にふさわしい対価を勝ち取ることだけなんだ。それ以外にないんだ!!!
ニシキノハルオさん、あなたは元郵便局長だ。幾度となく閉鎖されそうになった村の郵便局を最後まで守り抜いた。モリグチ サブロウさんは小学校の校長先生。村にいた子供たちはみんなあなたの教え子だ。奥さんのヒサコさんは町のデパートの化粧品売り場で月間売り上げの記録の保持者。ゴウダ ジョウジさんは実に100ヘクタールもの田畑を開墾した。カワタサトコさんとご主人は田んぼをやりながら日雇いの仕事をいくつもいくつも掛け持った。トミタ ヤスヒロさんは商店街の会長。毎年祭りを盛り上げて、あのクリスタルキングを呼んだこともある。イタクラ ハツネさんは女だてらにクレーン車を動かし、六人 の子供を育て上げた。敗戦のどん底から、この国の最繁栄期を築き上げたあなた方なら、その魂をきっとどこかに残してる!!・・・はずだと期待した私が愚かでした。いいですか。二度と老後の暇つぶしに私を巻き込まないでいただきたい。心優しいダニ同士お互い傷を舐めあいながら穏やかに健やかにどうぞくたばっていってください。それでは皆さん、さようなら!」

以上です。このセリフは熱かったです。

私は馴れ合いが大嫌いなので、このセリフにものすごく共感できました。

波風立てず、仲良く生きていくこともいいでしょう。

でも、本当に手に入れたい、手にすべきもの、守るべきものがあるのなら、

しっかり真実と向き合う勇気が必要なのではないでしょうか

今の世の中は、以前より選択する自由が広がったように思えます。

ただし、自由を得た代償として、無知な人には選択できない、

もしくは損をしてしまう世の中になったとも思っています。

私はみなさんに、家庭のお金に関わる真実を伝えて、

選択するお助けをしたいと思っています。

ぜひ、一度相談のご依頼をしてみてください。

ご相談者はみなさん、口をそろえて、

「そんなことは知らなかった。」

という感想を仰っています。

ご縁があり、みなさんの人生の一助になることを楽しみに待っています。

《吉原 健一》
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吉原 健一

吉原 健一

よしはらFP事務所 代表FP はがゆい思いをした会計事務所時代、視野が広がったスペイン留学時代、絶対に間違っていると思った保険会社勤務時代を経て、「徹底的にお客様の利益になることのみをする!!」と志、誰でも気軽に無料で相談できるファイナンシャル・プランナー事務所を設立、現在に至る。 ■保有資格   CFP(日本FP協会の国際ライセンス) 1級FP技能士(国家資格)   個人情報保護士  日商簿記検定1級  証券外務員二種   住宅ローンアドバイザー 寄稿者にメッセージを送る

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