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「日本公庫」での借入れ限度額を超えてる…でも「どうしても手に入れたい」不動産物件に出会ったら打診する金融機関

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「日本公庫」での借入れ限度額を超えてる…でも「どうしても手に入れたい」不動産物件に出会ったら打診する金融機関

金融機関とのお付き合いに関するコラムの続編です。

今回は、日本政策金融公庫以外の金融機関をご紹介しようと思います。

日本政策金融公庫での借入れ限度額を超えてしまった場合など、ほかの金融機関を検討する必要があるときに、参考にしていただけたらと思います。


マル経融資って?

商工会議所や商工会に入会し、そこで経営指導を受けている小規模事業者を対象とした低利の融資制度があることをご存知でしょうか?

「マル経融資」といい、正式名称は小規模事業者経営改善資金融資制度といいます。この融資制度を利用すると、経営改善に必要な資金を無担保・無保証人で借りられてしまうのです。

融資条件

・ 貸付限度額:2,000万円

・ 返済期間:7年以内(運転資金)または10年以内(設備資金)

・ 担保・保証人:不要(保証協会の保証も不要)

・ 利率:1.3%(平成28年6月10日現在)

商工会議所への入会が必要!

このマル経融資には利用条件があり、各地の商工会議所に入会する必要があります。

東京商工会議所に個人で入会する場合の入会金は3,000円、年会費は1万円です。ちなみに法人での場合、入会金は同じく3,000円、年会費が1万5,000円になります。

その他の利用条件

・ 常勤の従業員が20人以下の法人または個人事業主であること

・ 最近1年以上、商工会議所地区内で事業を行っていること

・ 商工会議所での経営指導を6か月以上受けており、事業改善に取り組んでいること

・ 所得税、法人税、都道府県民税などの税金を完納していること

・ 日本政策金融公庫の非対象業種等に属していない業種の事業を営んでいること

これらの条件を満たせば、収益不動産購入の際に設備資金として融資を受ける資格があります


某地銀について

利率は高いものの、不動産投資への融資に積極的な静岡の某地銀についてお話します。

実は、私も某地銀から融資を受けています。追加担保を入れることなく1億を超える融資を簡単に引くことができるということで、安易に融資をお願いしてしまったことを、今となっては後悔しています。

借入れ当初、私はサラリーマンでしたので、銀行に対する個人の属性としては最強に近いものでした。

しかしながら、他の金融機関との融資交渉を怠ってしまったばかりに、年利4.5%という高い利息を甘んじて支払い続けています

返済実績を積んだら金利の引下げの検討をしていただけるとのことなので、現在その交渉を行っているところです。

この結果については、今後お知らせしようと思います。

「どうしても手に入れたい!」という物件に出会った場合の選択肢

このように高利ではありますが、「どうしてもこの物件を手に入れたい!」という物件に出会った場合はどうしましょう?

もし、他の金融機関からの融資が受けられないようであれば、利息は高いものの不動産投資に積極的に融資をしてくれる某地銀に融資の打診をしてみることも、選択肢の1つではないでしょうか。(執筆者:内田 陽一)

《内田 陽一》
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内田 陽一

内田 陽一

株式会社aoie代表取締役、合同会社パッサージュ代表、ランドリーム草加八幡町店およびシェローバイクパーク草加産業道路オーナー、ホームインスペクター(住宅診断士) 2014年まで外資系通信機器会社にて通信用集積回路の開発に従事。退職後、それまで兼業で行っていた不動産賃貸業を本業に。5棟41室、北関東を中心に高利回りの物件の賃貸経営に携わる。空店舗を活用したランドリーム草加八幡町店・シェローバイクパーク草加産業道路の経営にも携わる。2018年よりまちづくり会社、株式会社aoieの代表取締役を務める。2018年4月、第1号案件となる「キッチンスタジオ アオイエ」がオープン予定。 寄稿者にメッセージを送る

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