施設入所となった場合の料金支払い方法

私の勤務する特別養護老人ホームを例に出してご説明します。

契約の際に支払い方法を選択することができるようになっています。

(1) 銀行引き落とし
(2) 直接窓口来て支払いをする
(3) ATMなどからの入金

このなから支払い方法を選んで頂きます。

施設によっては、選択肢がなく、銀行引き落としのみしか対応していないところもあります。

施設としては銀行引き落としの方が、入金の確実性が高いので安心だということなのです。

老人ホームの入居説明

家族が遠方の場合の支払い方法は?

利用料金の支払いなら家族が遠方でも、銀行引き落としが安心ですね。

これは家族にとっても施設にとっても安心だといえる方法です。

実は、施設入所となった場合に、支払うのは施設の利用料金だけではないのです。

そうです、医療費や身の回りの日用品などが別途必要になります。

医療費といえば、受診代、薬代です。

医療費といえば、受診代、薬代が必要です。

勿論、これらのお金は施設が徴収するものではありません。

それぞれの医療機関に支払います。

ちなみに、私の施設では契約の際に1万円を預かって、そのなかから家族に代わって医療機関に支払っているのです。

なので、遠方の家族でもわざわざ病院まで支払いに行く必要はないのです。

遠方の場合の預かり金の補充は?

施設は、家族や利用者から現金や通帳をなるべく預からないようにと、行政から指導があります。

よって、大きな意味もなく通帳を預かったりはできません。

なるべく、その都度必要な分を預かりようにしています。

なので、私の施設では1万円と決めているのです。

どうしても不安な家族さんに対しては、管理者が認める場合に限り上限3万円までは預かることができるようにしています。

遠方でなかなか補充ができない場合は、上限の3万円をお預りすることがあります。

支払いが遅れると解約されることも…

ご存知の通り、介護保険は契約によってサービスを支払うようになっています。

入所の際に十分説明をさせて頂きますが、契約書のなかには解約に関する記載もありますので、絶対に目を通して理解しておきましょう。

私の施設では3か月分の滞納が発生したら、契約を解除させて頂きます。

そうです。非常に厳しいことですが、荷物をまとめて退去してもらうことになるのです。

余程悪質でないと実際には契約解除ということはありませんが、可能性としてそのようになることもあるのです。

特に家族が遠方で施設とのコミュニケーションが不足していたら、知らない間に滞納ということも考えられるので、気をつけておいて下さい。

家族が遠方で施設とのコミュニケーションが不足にならないように

家族が遠方な場合の注意点(まとめ)

(1) 契約の際、遠方であることを伝え確実に支払える方法を相談しておきましょう。

(2) 支払いに関することを契約書で目を通しておきましょう。

(3) 日頃から施設とのコミュニケーションを取り、知らない間に滞納とならないようしましょう。

(4) 医療費等、施設に支払うお金はどのように支払うのか確認をしておきましょう。

また、入院となった場合の入院費についても相談しておくと良いでしょう。(執筆者:陽田 裕也)