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リタイア後のセカンドライフは夢の「海外生活」 まずはロングステイでお試しを

シニア 退職金
リタイア後のセカンドライフは夢の「海外生活」 まずはロングステイでお試しを
「退職したら、南の国でのんびり楽しいセカンドライフをエンジョイするぞ」

こう願いながら日々お仕事や生活に励まれている方もいらっしゃると思います。

筆者も、ステキな国に旅行するたびに「ここに住んでみたいなぁ」と移住が頭をよぎります。

海外生活は夢のような話なのでしょうか?

外務省の統計によると、2017年時点で海外で暮らす60歳以上の方は18万人もいるとのことです。

決して実現不可能ではない話です。

そこで今回は移住に必要なお金と、失敗しないコツをお伝えします

海外移住に必要なお金と 失敗しないコツ

長期滞在には資金とビザが必要

短期の旅行では気にすることはありませんが、長期滞在するにはビザが必要となります。

例えば、人気のマレーシアのリタイアメント(退職者向け)ビザの条件を簡単にまとめると、約1,000万円以上の財産証明と毎月30万円以上の収入証明が必要です。

タイやフィリピンはもう少し緩い条件ですが、世界中から富裕層が集まるので年々厳しくなっているようです。

せっかく移住してもすぐに戻るケースも

ビザを手に入れ、夢の海外生活を始めても、文化、食事、衛生面、言葉、治安などさまざまな理由で諦めて日本に戻られるケースは決して少なくありません。

経済成長している国では、物価も年々上昇しています

人気のエリアでは、以前なら数万円で住めたコンドミニアムも、10万円を超えたと聞きます

移住ではなく、まずはロングステイがおすすめ

まずはロングステイ

そこで、完全に移住するのではなく、数週間から数か月という中期間海外で過ごすロングステイをおすすめします

おすすめの理由は次の2点です。

(1) 1つの国にこだわらず、国内・海外好きなところで過ごせる

夏は涼しい南半球に、冬は温かい東南アジアに、春と秋は美しい日本に、という暮らし方が可能です。 

(2) 日本に家を残しているのでいつでも戻れる

体調を崩したり、滞在国で災害などがあった場合でも、住み慣れた家に帰れるので安心感が違います。

ロングステイを重ねてから移住を検討する

何度かロングステイを重ねて、その国で暮らしたいという強い思いがあり、そして「暮らせる」という確信が持てたら、ビザの取得を考えても良いです。

そのためにはあえて雨季や冬に滞在して、住みにくいシーズンも耐えられるか確認しておきましょう

東南アジアの雨季は激しく、道路があっという間に川になってしまうほどです。

また、マレーシアでは「ヘイズ」という大気汚染が起きるシーズンがあります。

(参考元:在マレーシア日本国大使館 煙害(ヘイズ)に関する注意喚起

東南アジアでの生活費をチェック

東南アジアへ移住したら、本当に生活費が抑えられるのでしょうか。

タイで過ごされるご夫婦2人暮らしのモデルケースを見てみましょう。

(参考元:タイ国政府観光庁公式サイト ロングステイについて

【タイ 清水さんご夫婦の収支】(1か月の平均的な目安)

家賃 1万4,000バーツ
光熱費 1,000バーツ
通信費 700バーツ(インターネット代込み)
交通費 2,500バーツ
レジャー・交際 9,000バーツ
食費 1万5,000バーツ
雑費 1万バーツ

合計 5万2,200バーツ(約16万776円)

*1バーツ=3.5円(2019年3月現在)

こちらのご夫婦はタイのチェンマイで暮らしているので、バンコクに比べて物価が安めだと思われます

地域を選ぶことで、ストレスなく生活費を抑えることが可能です。

この金額なら年金生活でも暮らせそうですね。

まずはロングステイでお試しを

もはや夢ではなく実現可能な退職後の海外生活ですが、いきなりの移住は失敗してしまう可能性が高く、まとまった資金も必要です。

そこで日本の家を残したまま海外で滞在するロングステイがおすすめです。

ロングステイ財団

≪画像元:ロングステイ財団

皆さんはどこの国で暮らしてみたいですか?

ロングステイ財団のHPなどで、ぜひ情報を集めてみてください。(執筆者:安藤 鞠)

《安藤 鞠》
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安藤 鞠

安藤 鞠

子供のころから実験が大好だった根っからの“リケジョ”ママライターです。常にコスパと合理性を追い求めた結果、お金をかける/かけない部分の差がはっきりとしてきました。隙あらばお金をかけずに海外旅行に飛び立ちます。ネコ派。工学修士(環境工学) 寄稿者にメッセージを送る

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