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「春の出費」を総ざらい 出ていく費用6つと食費節約術

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「春の出費」を総ざらい 出ていく費用6つと食費節約術

春といえば新しい生活が始まり、環境がかわる季節です。

そしてその変化にともなって出費も多くなります。

今回は具体的にどんな費用がかかるのかまとめてみました。

うっかり忘れているものがないかチェックしてみてください。

後半では今日からできる節約術も紹介します

春の出費を総ざらい

春の出費はこれ

春の出費についてお話します。

どんなものがあるのかもう1度、確認してください。

1. 自動車税、車の保険料

自動車税は所有している車にもよりますが、軽自動車で1万800円、乗用車で2万9,500円~11万1,000円です。

くわえて、環境にやさしい自動車の普及促進のため、新車登録してから一定年数が経過している車に対しては、以後、税額が高くなります

保険は毎年新しい商品が出ていてサービスが多岐にわたります。

これを機会に見直すのもいいかもしれません。

2. 固定資産税

土地や建物を所有している人は固定資産税の支払いが必要です。

空き家を壊し更地にした場合、固定資産税は3~4倍になります

3. 入学、入社準備金

小学校の公立の場合2万円~3万円、私立の場合は20万円~30万円くらいかかります。

さらにランドセルをはじめ、学用品が5万円~10万円くらい必要です。

就職の際にかかる費用は、都市部への引っ越し費用、研修などの交通費、スーツ・バッグなどの身の回りのもがあげられます。

会社の補助や個人の状況で変わりますが、少なくとも15万円は見ておいたほうがいいでしょう。

4. 入学、就職祝金

入学祝金は5,000円~1万円が相場です。

ただ相手との関係が近くなると2万円以上包むことも多いようです。

就職祝金の相場は1万円~3万円です。

しかし祝金とあわせてプレゼントを贈るとなると、別途の出費です

さらに相手との関係が近くなると5万円以上包むケースもあるようです。

5. 引っ越し、新居、更新料

引っ越しの費用とあわせて不用品の処分にもお金がかかります

引っ越し業者が引っ越しと同時に不用品の回収もしてくれることもありますが、1個数千円ずつ費用がかかることがほとんどです。

自治体のサービスを利用すれば費用を抑えられますが、回収場所までも持っていかなければならい、曜日が決まっているなど不便な点もあります。

更新費用に関しては家賃の1か月分、1.5か月分、2か月分というケースが多いようです。

毎月支払っている家賃とあわせて支払いますので、大きな出費です。

6. PTA会費、町内会費

月額500円、一括で6,000円というケースが多いようです。

地域で円満に過ごすためには欠かせない費用です。

支出のおよそ1/3は食費

総務省の家計調査報告(2019年の月平均)によると、2人以上世帯の衣食住を始めとする生活全般にかかわる消費支出は約29万円、そのうち食費が占めるのは約8万円、およそ28%だということです。

消費支出の内訳(2019年へ金2人以上の世帯)

≪画像元:総務省統計局(pdf)≫

これは全ての費目の中で1番大きく、2番目の交通・通信費約4万4,000円、およそ15%と比べてみても、大きいことがわかります。

食費節約術

節約の基本は大きな支出から見直すことです。

食費の節約の土台となるのは外食や総菜利用頻度を減らして自炊することです。

ここではあらかじめ献立をたてることをオススメします。

「1週間分の献立を立てるのって大変」

「特売品を見てそれに合わせた献立にしたい」

そんな声が聞こえてきそうです。

しかし献立を立てるメリットは3つあります。

1. 「考える」労力を一極集中できる

2. 買い物の失敗、ムダ買いをへらせる

3. 前倒しで作業が進められる

です。

順番にみていきましょう。

1. 「考える」労力を一極集中できる

料理の過程を大きく分けると

A:献立を決める

B:材料をそろえる

C:調理をする

に分けられます。

じつは、B:材料をそろえる、とC:調理をする、はA:献立を決める、さえできていればたいして頭を使わず、いわば作業的に進められます

毎日、毎食、「頭を使う=考える」ということが大きな負担になり、自炊への抵抗感を強める原因になっているのではないでしょうか。

一定期間の献立をまとめてたてることで、料理を効率化することができ、時短になります。

2. 買い物の失敗、ムダ買いをへらせる

献立が決まっていれば、必要なものだけを買えます。

「安いから買ったけど使わなかった」

「おなかがすいていてつい買いすぎてしまった」

という失敗を防げるのです。

さらに目的買いだけなので買い物時間も短縮ができます。

3. 前倒しで作業が進められる

明日、明後日の献立が決まっていれば、ついでに下処理ができます

今夜のハンバーグ用に玉ねぎを半分はみじん切りにして、残りの半分は明日のカレー用にスライスしておこう、など作業を前倒しすることができ時短につながります。

やっぱり献立をたてるのは大変

初めのうちは レシピを丸ごと マネしてみよう

じつをいうとプロとして社員食堂に勤めていた筆者でも、まとめて献立をたてるとなると、少し気が重くなります。

そこでオススメなのが

・ 初めのうちは丸ごとマネする

・ 1~3か月分の献立がたまったらローテーションにする

です。

順番に説明します。

丸ごとマネする、ですがネットでも書籍でも1週間の献立を紹介しているものはたくさんあります

それをそのままマネしましょう。

献立だけでもレシピごとでも、どちらでもかまいません。

あなたのやりやすい方法を作り上げていくことが大切なのです。

つまるところ、何を作るのか、何が必要なのか、どうやって作るのか、のめどが立てばいいのです。

3週分くらいやると慣れてきて、アレンジしたり自分だけの献立表が作れるようになるでしょう。

次は1~3か月たまったらローテーションにする、つまりある程度データがたまったら使いまわせばいいのです。

家族の好物だったら毎週出してもいいでしょうし、そうでないメニューも隔週程度なら気にならないはずです。

そこに季節の食材や家族のイベントを差し込めば十分です。

3か月後には献立を考える負担が大幅に減っていることでしょう。


食費を節約して春をのりきろう

春の出費を総ざらいし、1番大きな支出である食費の節約についてお話しました。

何かと新しいことが始まる春は、少し不安で疲れることもありますが、ステップアップするチャンスでもあります。

今回紹介した節約術で、春の大出費を乗り越えてください。(執筆者:小原 水月)

《小原 水月》
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小原 水月

小原 水月

栄養士・管理栄養士として、給食委託会社、ダイエット合宿所、特定保健指導の業務に従事。出産を機に職を辞し、夫の実家のある地方都市に移住。現在は、契約社員として勤務しつつ、兼業でライターをしています。食事/健康/ダイエット/ライフスタイルの分野が得意です。移住によって夫婦それぞれの年収が100万円以上ダウン。小さな節約を積み重ね、子どもの学費と老後の資金をつくる毎日です。 寄稿者にメッセージを送る

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