新型コロナウイルスは大なり小なりどのご家庭にも影響を与えていると思いますが、家計費は赤字品目にしても黒字項目にしても時間の経過とともに一定化してきたのではないでしょうか。

マイナス決算で今年を終わらせないために、いま見直しておきたいポイントを紹介します。

家計見直し後半戦

ポイント1. ラクできる「食費」節約を考える

外出がままならなくなり、食費が増えたというご家庭は多いかもしれません。

毎日3回家族4人分となれば、1週間で84食を作らねばなりませんから、率直に言って考えただけでぐったりとします。

節約を続けるには、無理をしないことが1番です。

予算をきちんと設定し、できるだけラクにおうちごはんを楽しむことを考えてみましょう。

具体例:家事時間を短縮する、火を使わない調理

煮込みハンバーグは深めの耐熱皿1つ

まだまだ暑いこの季節、長時間の加熱調理をするだけでとても疲れますから、ついつい持ち帰りやデリバリーに走りたくなります。

そうであれば、火を使わない電子レンジやオーブントースターを取り入れてみましょう

電子レンジは、火が通りにくい根菜でも数分で柔らかくなります。

一緒に少量の水を入れておくことが、パサつかずにふっくらとさせるコツです。

筆者は「電子レンジで料理ができるのか」と懐疑的でした。

しかし、実際にやってみると、

・煮込みハンバーグ
・鶏ハム
・チャーシュー

など、もちろん火がきちんと通っているかを確認する必要はありますが、どれもガスを使うより柔らかくできました

特に、煮込みハンバーグは深めの耐熱皿1つで材料をこねて、整形し、ソースを入れてレンチンまでできますから、洗い物を減らせます

オーブントースターを併用すれば、電子レンジには難しい焦げ目をつけることも可能です。

どちらも加熱中に他の調理や片づけをできますから、家事にかける時間を短縮できました。

特に暑い時期にはガス調理をするより室温を上げずにすむので、光熱費の節約にも効果的です。

具体例:お惣菜や冷凍食品、そのまま食べられる食材を利用

「すべてを必ず手作りで…」と考えるとしんどくなって続きません。

お惣菜や冷凍食品、そのままでも食べられる豆腐やもずく、お刺身、生野菜、缶詰、〇の素も積極的に利用しましょう。

缶詰や冷凍食品は最近は非常においしいですし、保存もききますから安い時にまとめて購入しておくと、赤字になりそうな時のお助けメニューになります

各メーカーがさまざまに販売している〇の素で、これまでに作っていなかった料理にチャレンジしてください。

レパートリーを広げるきっかけになりますから、決して手抜きだと思うことはありません。

具体例:デリバリーや持ち帰りは月末のご褒美に

デリバリーや持ち帰りはプロの味を楽しめる貴重なツールです。

しかしながら、多くの場合には自炊するよりもお金がかかります。

「月末のご褒美にする」などといったルールをあらかじめ決めておくのが、おすすめです。

月初に予算オーバーして給料日まで長い節約生活を続けるよりも、モチベーションアップになり、結果的にも予算を守りやすくなります。

ポイント2. 意外にお金がかかる「日用品」

コロナの自粛により、ティッシュやトイレットペーパーなど日用品の消耗具合にも大きな影響がありました。

消費されるのは仕方ないことと考え、その中でも節約の工夫をします。

具体例:割引サービスやポイント還元を逃さず利用

ウエルシアのTポイント1.5倍
≪画像元:Welcia Yakkyoku

1か月の大体の消費量を見越して、次のような割引サービスやポイント還元を逃さず利用すると節約できます。

【ウエルシア】
毎月20日にTポイントが1.5倍使える

【楽天市場】
毎月0と5のつく日に楽天カードの利用とエントリーでポイント5倍

【イオン】
20日、30日のお客様感謝デーやイオンウォオレットに配信されるサンキューパスポートを使えば5%オフ

ほかにもアプリやラインにはお得なクーポンが配信されていることが多いので、身近な店舗をチェックしてください。

また、必須アイテムとなったマスクなどの衛生用品は、店舗によって価格差がかなりあります。

これまで販売されていなかったようなところでも店頭に並んでいることがあるので、日頃からストックを把握して慌てることのないようリサーチしておきましょう。

ポイント3. プラン変更が簡単で節約しやすい「通信費」

8月現在、遅れを取り返すべく夏休みを短縮して登校している子どもの姿が多くみられます。

一方で、大人はテレワークが当たり前となった方も多く、外でのデータ通信が減ったのではないでしょうか。

在宅時間が増えたご家庭は自宅にネット環境があれば、携帯のデータ量はこれまでより少なくても不都合がないかもしれません

そうであれば、節約できないでしょうか。

具体例:スマホがドコモの場合

ドコモのギガライト
≪画像元:NTT DOCOMO

ドコモの場合、これまで30GB近くを使用していた人は6,980円(定期契約あり)のギガホを契約している方が多いと思います。

仮に、7GBまでに納まるようであれば

・ ギガライトへの変更で5,980円

・ 5GBまでなら4,980円

・ 1GBでも大丈夫であれば2,980円

と、うまくいけば半額以下にすることも可能です。

電話代についても同様です。

LINE内であれば無料通話もできますし、自宅に固定電話があればオプションは必要ないかもしれません。

ほとんどの携帯電話の契約変更はネットで簡単にできますし、不都合が出でれば元に戻すこともできます。

現在「どれだけのデータ量を使っていて」、「通話料金はいくらなのか」を確認してください。

支出を見直して予算を立て直す

いまはまだ夏ですが、これから寒い季節を迎えると光熱費が上がるご家庭がほとんどでしょうし、受験シーズンにも突入します。

例年とは変わってしまったこの4か月間の支出を洗い出し、予算を見直して今年を黒字で締めましょう。(執筆者:リアルな実用性のある記事にこだわる 吉田 りょう)