現代日本では日常生活に介護が必要な方は増加しています。

介護が必要な状態になったとしても、生活環境を工夫したり便利な介護用品を使用する事で、自分でできる事が保たれる事もあります。

しかし、介護に使用できる介護用品は高価な物も多く、思いのほか出費が増えてしまう事もあります。

そんな時に役立つ場所があります。

さまざまな用品を低価格で販売している100円ショップです。

100円ショップの介護用品はバラエティーに富んでいてどれも欲しくなりますが、いったいどれが本当に必要なのが迷う方も多いことでしょう。

そこで、介護施設でも使用頻度の高い、あると便利で100円で代用ができる介護商品を3つ紹介します。

【お役立ち商品1】入れ歯ケース

≪画像元:DAISO

年齢を重ねる事で虫歯や歯槽膿漏などの病気により、歯を失う方も多くいます。

入れ歯は非常に壊れやすく、また口に入れる物でもあるため定期的に洗浄をする必要もあり、保管する入れ歯ケースが必須です。

そのケースは介護用品ショップなどで購入しようとすると数百円~千円程度かかってしまいますが、100円ショップでも販売しているため料金をおさえる事が可能です。

介護が必要となりショートステイなどの宿泊サービスを利用する場合は入れ歯ケースの持参を求める施設も少なくありません。

自宅で使っているケースを乾かして持っていく事は手間になりますので、スペアとしてもう1つ購入しておくと便利です。

【お役立ち商品2】ガーグルベース(うがい受け)

≪画像元:モノログ

私達も口の中が乾燥した時や、歯磨き後などで口の中の汚れを落としたい時にはうがいをします。

介護が必要な高齢者の中も同じくそれを実施しますが、寝たきり状態の方、方向が困難な方は面台まで移動できず、ベッド上でうがいを行う人もいます。

その際に役立つ介護用品としてガーグルベースがあります。

ガーグルベースは首にフィットするような形で作られているため、首が固まって下を向きづらい方や水を勢いよく吐き出す事ができない方などが活用できる便利な介護用品と言えます。

しかし、介護用品ショップなどで購入すると1,000円弱かかってしまい、少し高めな印象も受ける商品です。

一時的に必要となった場合などには出費を抑えるために、100円ショップでの購入したい商品と言えます。

【お役立ち商品3】アームカバー・レッグウォーマー

≪画像元:DAISO

高齢者の肌は非常に弱く、ぶつけたりこすったりする事で内出血や皮むけができてしまう方が多くいます。

それがきっかけで出血してしまったり、傷の部分から菌が入って病気につながってしまうリスクもあります。

特に腕や足は露出したり、移動や食事などをする時に動かす事が多いためそのリスクが高い箇所と言えるでしょう。

そんなリスクを防ぐために活用できるアイテムとして、アームウォーマーやレッグウォーマーがあります。

アームウォーマーやレッグウォーマーを使用する事で衝撃や摩擦を緩和できるためお勧めの用品ですが、ずっと同じものを着け続ける事は不潔です。

そのため洗い替えの物が数枚必要ですが、ファストファッション店などで購入しようとすると1,000~2,000円程の値段がしてしまいます。

アームウォーマーやレッグウォーマーは100円ショップでも種類は豊富にそろっていますので、用途に合わせた物を購入できます。

お得に利用しましょう

介護が必要な方の身体状況によって、必要な介護用品は変化していきます。

介護用品によっては身体機能が低下する事によって使用する事ができなくなるものもあるので、できる限り支出は抑えたいところです。

介護に役立つ商品を低価格で販売している100円ショップは、介護を頑張る家族の方の強い味方になってくれるため、積極的に活用していく事をおすすめします。

たくさんの中から有効な商品を選び、お得に利用していきましょう。(執筆者:現役老人ホーム施設長 佐々木 政子)