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防災食品を安価にそろえる方法 ライフスタイル別のコツとポイント

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防災食品を安価にそろえる方法 ライフスタイル別のコツとポイント

高いお金を支払って防災用の食品を買ったものの、気づいたら賞味期限が切れていたり、食べる気がせず廃棄してしまったりした経験はありませんか。

防災食品は、賞味期限の長い栄養補助食品や日常的に食べているお菓子、お茶や水、ジュースでも代用が可能です。

この記事では、防災食品を安価にそろえる方法だけでなく、ライフスタイル別のコツやポイントも紹介します。





防災食が無駄になっていないか考える

防災食は、賞味期限を延ばすために努力を重ねた商品で、賞味期限も3~5年と長いものが多く、なかには25年も保存可能なものもあります。

長期で保存できるのはありがたいですが、1人1食300円程度の防災食も多く、3~5年にいちどの買い替えとはいえ大きな出費です。

賞味期限前に消費するなど上手に活用できれば無駄になりませんし、保存できる年数を考えれば、価格も高くはありません。

防災食を無駄にしてしまう人たち

無駄になるのがいちばんイヤです

私も含め、賞味期限が長すぎて存在を忘れてしまう人も多いです。

また、防災食には、フリーズドライをはじめ、1缶500円もする缶詰など普段は食べないようなものもあります。

普段食べないものは、普通に生活を送っているときには積極的に食べようと思えず、賞味期限が迫っても食べずに捨ててしまうことも多いです。

そして、普段は買わないような高い缶詰は、「もったいないから」と賞味期限ギリギリまで保管して結局は腐らせてしまうというパターンもあると言います。

これでは、せっかく高いお金を出して防災食を購入しても、災害のときに役立ってくれるかどうかも怪しいところでしょう。

防災食を上手に活用できない人におすすめ

防災食を上手に活用できない人は、普段食べ慣れているリーズナブルな価格の飲食物を、消費しながら買い足していくほうが節約になる可能性が高いです。

「家族の人数分 × 1~2週間分」を目安に、普段から食べている賞味期限が長めのお菓子や缶詰、レトルト食品や飲料などをストックしておくだけなので、無駄な出費にもなりません

私も、「消費しては買い足す」を繰り返しながら、平均で1週間分ほどの食料をストックして無駄な出費や廃棄を防いでいます。

このように、普段の生活を送りながら自分に合った方法で、自然に食料を備蓄していくというのもストレスをためないポイントです。

「食べ物」編

口の中がパサパサするパンや激辛ラーメンなどは、水分がたくさん必要になってしまいます。

水分もいっしょにとれる食べ物を多めに準備しておきましょう。

たとえば、豆腐やステッィタイプのゼリー、マルチビタミンや鉄分などの栄養が入ったゼリーのパウチなどです。

また、ライフスタイルや好き嫌いに合わせ、「いつも食べているもの」や「好きなもの」を準備しておくと、何かあったときでも喉を通りやすくなります。

目安にする防災食にプラスして、豆腐が好きな人は豆腐を多めに、ゼリーが好きな人はゼリーを多めに準備するイメージです。

もし、水を飲まないと食べ物が喉を通らないという人は、水分もいっしょにとれる食べ物ばかりで1~2週間ほど過ごせるようにしておくと食事のストレスを軽減できます。

ただ、水分の多い食べ物はおなかも空きやすいので、おなかに溜まるようなカンパンやグラノーラなども多少は用意しておいてください。

約7か月常温保存できる豆腐

≪画像元:森永乳業

「森永 絹とうふ」や「森永 しっかり絹とうふ」は、常温で約7か月も保存できるので、防災食としてもピッタリです。

1丁あたり250gで160円ほどなので、30円ほどで売られている安価な豆腐と比べると割高になります。

ただ、100円前後の豆腐が多いことを考えると、賞味期限が近くなったらおいしく食べることもでき、保存食としても活用できるというお得感があります。

また、防災食に1人1食300円ほどの商品が多いことを考えれば、約160円の豆腐は安いです。

飲み物

防災用の水は、5年や10年など長期に保存できるものが多いです。

普段はペットボトルの水をあまり活用しないという人は、防災用の水を購入するほうが安く済みます。

防災用の水でも安価なものもある

最近では、5年保存できる水でも、「霧島湧き水(非常災害備蓄用)」のように、1本あたり200円ちょっとで買えるものもあります。

500mlの場合、1本が100円ほどで購入可能です。

普段ペットボトルの水を使っている人

水も普段のもので代用できる

ペットボトルの水をウイスキーやバーボンなどお酒を割るのに使っている人は、普段買っている水を、毎回1週間分ほど多めに買っておくと安上がりになります

たとえば、2リットルの水であれば、70円ほどで買えるものもあるので探してみてください。

防災用で70円の水はまだ見たことがないため、普段使っている安い水を消費しつつ買い足すのがいちばんお得な備蓄方法と言えます。

スポーツドリンクもおすすめ

水だけでなく、ポカリスエットやアクエリアスなどのスポーツドリンクも買っておくと、熱中症対策や水分不足を補うときに役立つのでおすすめです。

防災用だと500mlで200円ほどするスポーツドリンクも、通常のものなら、100円以下で買えるものも少なくありません。

また、ペットボトルタイプは避難のときに荷物になるため、リュックに入れるものは粉末タイプにすると軽量化されて持ち運びしやすくなります。

防災食を安価にそろえて防災に備える

防災食をうまく活用できない人は、普段食べている賞味期限の長いお菓子やレトルト食品、栄養補助食品などを多めにストックすれば防災食になりますし、出費も抑えられます。

いままで、防災食を腐らせたり廃棄したりして無駄なお金を出費していたという人は、ぜひ今回紹介したような方法で防災食を備蓄してみてください。(執筆者:最強節約ママ 山内 良子)

《山内 良子》
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山内 良子

執筆者: 山内 良子 山内 良子

2008年頃から接客業務改善などの業務に携わりつつ、資格を生かした親子クッキングイベントなどを開催。現在は主にライターとして活動し、レジャーや旅、暮らしや妊活、ママ向け記事やインタビュー、経営者向けの記事などなど幅広く執筆中。 寄稿者にメッセージを送る

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