知名度抜群の楽天カードですが、隠れたメリットや意外なデメリットを知らない方もいらっしゃることでしょう。

そこで今回は、楽天カードのメリット・デメリットを徹底解説します。

まだカードを持っていない方はカード選びの参考に、すでに持っている方はより良いカードライフを送る参考にしてください。

楽天カードのメリット

では、メリットからお伝えします。

【メリット1】あらゆる利用シーンでポイント1%還元

楽天カードを100円利用するごとに、楽天ポイントが1ポイント貯まります(還元率1%)。

1会計ごとではなく1か月分の合計利用金額が対象であるため、切り捨てられる端数が少ないのが特徴です。

実店舗のみならず、ネットショッピングやETC利用でも1%還元されます。

カード1枚でポイント多重取りも可能

楽天カードには、「楽天Edy」と「楽天ポイントカード」機能が搭載されていて、ポイント多重取りも簡単です。

たとえば、楽天ポイント加盟店のファミリーマートでカードを提示し、楽天カードでチャージした楽天Edyで1,000円を支払うと、

・ 楽天カード → 楽天Edyへチャージ:5ポイント

・ 楽天ポイントカードを提示:5ポイント

・ 楽天Edyで支払い:5ポイント

15ポイント貯まり、ポイント3重取りによって還元率は1.5%になります。

しかも、楽天カードはクレカ・楽天Edy・楽天ポイントカードの全部入りですから、これ1枚で全て完結です。

【メリット2】楽天ペイへアプリの登録でお得

楽天ペイへアプリの登録でお得
≪画像元:楽天

スマホ決済「楽天ペイ」を利用する際にも、楽天カードを登録するのがお得です。

楽天ペイのコード・QR払いでは、設定した支払い元によって還元率が異なります。

支払い元の中で最も高還元なのは、「楽天カードからチャージした楽天キャッシュ」の1.5%です。

楽天キャッシュにチャージ可能なクレカは、楽天カードしかありません。

ポイント払いの不足分を自動チャージできる

ポイント払いの不足分を自動チャージできる
≪画像元:楽天

楽天ポイント加盟店でポイント払いをしようとして、ポイント不足ということはありませんか。

そのようなときにポイント払いの不足分を自動チャージできる、楽天ペイの「ポイント払い瞬間チャージ」という機能がおすすめです。

チャージ可能な方法は楽天カードのみで、ポイント払い瞬間チャージでも0.5%還元されます。

詳しくは、こちらの記事をご参照ください。

【メリット3】楽天経済圏でないお店でも優待

楽天経済圏でないお店でも優待
≪画像元:楽天カード

楽天経済圏では無類の強さを発揮する楽天カードですが、楽天経済圏でないお店でも優待を受けられます。

エネオス、西友、大丸松坂屋などで楽天カードを利用すると、ポイントが倍付けされます。

【メリット4】審査のハードルが低い

楽天カードは、審査のハードルが低いこともメリットです。

楽天カードの公式サイトには、「主婦・パート・アルバイトの方も楽天カードに申し込める」との記載があります。

なかなかカードを持てない主婦や学生の方であっても、安定収入が必須条件ではない楽天カードであれば持てる可能性が高いと言えます。

【メリット5】楽天銀行を引落口座に設定するとお得

楽天銀行を引落口座に設定するとお得
≪画像元:楽天銀行

楽天銀行を楽天カードの引落口座に設定すると、翌月の楽天銀行の普通預金金利が2倍になります。

楽天銀行の普通預金金利は年0.02%ですが、これが2倍の0.04%になります(数字はいずれも税引前)。

また、楽天銀行を楽天カードの引落口座に設定すると、楽天市場での楽天カード利用分が+1倍になります。

SPUというプログラムですが、詳しくはこちらの記事をご参照ください。

【メリット6】使い過ぎ・不正利用を防げる

使い過ぎ・不正利用を防げる
≪画像元:楽天カード

楽天カードアプリをインストールすると、楽天カード利用を一括管理できます。

楽天カード利用分は自動取り込みで入力不要、グラフ表示で分かりやすいのが特徴です。

楽天カード以外の支出も、レシート撮影機能で簡単に取り込めます。

強固なセキュリティ

強固なセキュリティ
≪画像元:楽天カード

楽天カードアプリは、指紋認証によるログインに対応しています(iOS、Android端末の両方)。

本人であれば簡単にログインできる一方で、不正ログインのリスクは非常に低くなるので安心です。

不正ログインのリスクは非常に低くなる
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楽天カードを利用して最短2日後にカード利用お知らせメールが届きます。

利用日・利用先・利用金額などの情報が届き、身に覚えのない利用があった場合には楽天カードに問い合わせて請求を止めることもできます。

【メリット7】デザインが豊富

デザインが豊富
≪画像元:楽天カード

楽天カードは、豊富なデザインから好きなものを選べます。

お買い物パンダやディズニー、楽天イーグルスやヴィッセル神戸、FCバルセロナやYOSHIKIデザインがあります。

ついついカードを出して使いたくなってしまいそうです。

【メリット8】4つの国際ブランドから選択可能

4つの国際ブランドから選択可能
≪画像元:楽天カード

楽天カードは、Visa、Mastercard、JCB、アメックスの、4つの国際ブランドから選択可能です(一部カードは国際ブランドの選択肢が狭まります)。

まだ持っていない国際ブランドを選ぶも良し、利便性で選んでも良いことでしょう。

年会費無料のアメックスはさほど多くはないので、狙い目かもしれません。

Visa、Mastercardはタッチ決済

4つの国際ブランドのうち、Visa、Mastercardにはタッチ決済機能が搭載されています。

タッチ決済に対応する店舗も増えてきているので利便性は高いと言えます。

【メリット9】2枚目を発行可能

2枚目を発行可能
≪画像元:楽天カード

楽天カードでは、2枚目のカードを発行可能です。

これまでは、1枚目がVisaブランドの場合のみ2枚目を発行可能など、2枚目の発行制限が厳しかったのですが、制限がかなり緩くなりました

1枚目と2枚目のポイントを合算したり、明細を分けられます。

お得な2枚持ちについては、こちらの記事をご参照ください。

【メリット10】ランクアップもあり

ランクアップもあり
≪画像元:楽天カード

楽天カードの上位カードには、楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカード、楽天ブラックカードがあります。

楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードはいきなり申し込むこともできますが、審査通過の可能性をよりアップさせたいのであれば招待を待つのもひとつの手です。

他の格安カードにはゴールド以上の設定がないものもありますが、楽天カードには楽天ブラックカード(プラチナ相当)まであるので、末永く付き合えそうですね。

楽天カードの種類については、こちらの記事をご参照ください。

【メリット11】引き落としができなくても再振替サービスがある

引き落としができなくても再振替サービスがある
≪画像元:楽天カード

カードの引落口座に残高がないのを忘れていて、引き落とせなかったということはありませんか。

通常、こういった場合には、カード会社指定の口座への振込で返済します。

一方、楽天カードには「再振替サービス」というものがあり、対象18行を引落口座に設定していると再度引き落としをしてくれます。

手数料もかからず、ATMへ行く手間もありません

楽天カードのデメリット

ここからはデメリットをお伝えします。

【デメリット1】広告メールが多い

楽天カードに入会すると、広告メールが多くなります。

放っておいて「楽天グループからのメールでメールボックスがいっぱい」などといった人もいるのではないでしょうか。

登録を希望しないメールマガジンの解除もできますので、やってみてください。

【デメリット2】海外旅行保険が改悪

海外旅行保険が改悪
≪画像元:楽天カード

ここ数年で、楽天カードの海外旅行保険が改悪されています。

以前にはあった、手持ちがなくても診療を受けられる「キャッシュレス診療」のサービスが廃止されました。

また、これまでは利用付帯の条件に「自宅から出発空港までの交通費」が含まれていたのですが、そちらが除外されています。

海外旅行をしない人には無関係ですが、旅行好きの方は注意してください。

【デメリット3】アメックスブランドはキャンペーン対象外のことが多い

アメックスでは、「アメックスオファー」という高還元キャッシュバックのキャンペーンを行うことがあります。

アメックスが発行するプロパーカード以外にも、他のカード会社と提携して発行する「提携カード」が対象となることもあります。

ただし、楽天カード発行のアメックスは、キャンペーン対象にはほとんどなりません

【デメリット4】ETCカードは年会費有料

本カード、家族カードの年会費がかからない楽天カードですが、ETCカードの年会費は550円です。

楽天ゴールドカード以上にするか、楽天の会員ランクをダイヤモンド・プラチナにすると年会費がかかりません。

【デメリット5】コンタクトセンターがつながりにくい

コンタクトセンターがつながりにくい
≪画像元:楽天カード

問い合わせをしたいときにコンタクトセンターに電話をかけても、つながらないことが多いようです。

問い合わせ窓口から、混雑状況を確認できます。また、自動音声専用ダイヤル(無料)やチャットサポートサービスを使うのも手です。

身に覚えのない請求など緊急性の高い問い合わせの場合には、メールからの問い合わせもできます(17時半~9時半)。

【デメリット6】還元率が1%以下の商品・サービスもある

還元率が1%以下の商品・サービスもある
≪画像元:楽天カード

基本的には還元率1%の楽天カードですが、中には還元率が1%でない商品・サービスがあります

国民年金保険料や公共料金、税金などがありますので、詳しくはこちらの記事をご参照ください。

また、系列グループのサービスにもかかわらず、楽天Edyへのクレジットチャージやポイント払い瞬間チャージも還元率が0.5%です。

他の電子マネーへのクレジットチャージは、軒並み還元対象ではありません。

【デメリット7】紙の明細が有料

紙の明細書を希望する場合には、84円が必要です。

最近では、紙の明細書を有料とするカード会社が増えていますので、楽天カードのみのデメリットというわけでもありません。

メリット・デメリットを知ってより良いカードライフを

今回は、楽天カードのメリット・デメリットを徹底解説しました。

アプリによる一括管理や利用メール、再振替サービスなどは知っておいて損のないメリットです。

一方で、1%還元対象外の商品・サービスを把握しておかなければ損をしてしまいます。

楽天カードのメリット・デメリットをよく知って、より良いカードライフを送ってください。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)