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「マリオットボンヴォイ・アメックス」誕生 「SPGアメックス」は切り替え、お得を徹底比較

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「マリオットボンヴォイ・アメックス」誕生 「SPGアメックス」は切り替え、お得を徹底比較

「SPGアメックス」は、旅好きに愛されてきました。

そのカードがなくなり、新たなカードが登場します。


新たなカードについて、徹底解説しましょう。

2/24より「Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・カード」の申込開始

Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・カード
≪画像元:アメリカン・エキスプレス

2月24日より、「Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・カード」(以下、マリオットボンヴォイ・アメックス)の申込が開始されます。

スタンダードなマリオットボンヴォイ・アメックス(以下、スタンダード)と、年会費が高額なマリオット・アメックス・プレミアム・カード(以下、プレミアム)の2種類です。

マリオットボンヴォイ・アメックスの概要

2種類のマリオットボンヴォイ・アメックスの概要は、以下の通りです。

異なる点をピックアップして紹介しましょう。

異なる点をピックアップ

どちらのカードにも、100米ドル分のプロパティクレジットが付いています

プロパティクレジットとは、Marriott Bonvoyウェブサイトまたはカスタマーセンター経由で、国内外のマリオットやセントレジスの連泊予約をすると、館内施設で使えるものです。

「プレミアム」がおすすめな理由

「プレミアム」がおすすめな理由
≪画像元:アメリカン・エキスプレス

2種類のどちらにしようか、悩む人も多いでしょう。

個人的におすすめなのは「プレミアム」です。

【理由その1】上位ステータスへの近道

上位ステータスへの近道
≪画像元:アメリカン・エキスプレス

マリオットボンヴォイ・アメックスに直接関係するステータスは、「シルバーエリート」「ゴールドエリート」「プラチナエリート」の3種類です。

ステータスによって異なる特典を、以下の表で紹介します。

ステータスによって異なる特典

上位ステータスほど、サービスが充実していますね。

プレミアムを持っているだけで、「ゴールドエリート」のステータスが自動付与されるのは、大きいでしょう。

スタンダードでゴールドエリートを目指すには、年間100万円以上利用しなければなりませんので。

上位ステータス獲得に必要な宿泊実績も、プレミアムの方が年10泊分多いので、プラチナエリートも獲得しやすいでしょう。

【理由その2】ポイントがザクザク貯まる

ポイントがザクザク貯まる
≪画像元:マリオット・インターナショナル

スタンダードと比較して、プレミアムの方が多くのMarriott Bonvoyポイントを獲得できます。

プレミアムは、一般加盟店でも付与率3%でMarriott Bonvoyポイントを獲得できます。

貯まったMarriott Bonvoyポイントは、

・ 無料宿泊

・ 航空券やレンタカーの手配

・ 芸術・エンタメなどの様々な体験

・ 「オークラニッコーホテルズ」の上級会員

・ 航空会社のマイル

などに交換可能です。

プレミアムなら、無料宿泊特典に手持ちのポイントを加えて、6万5,000ポイントのホテルまで宿泊できます。

【理由その3】スマホ保険が付帯

スマホ保険が付帯しています
≪画像元:アメリカン・エキスプレス

プレミアムにはスマホ保険が付帯している一方、スタンダードには付帯していません。

旅行にあまり行かない人でも、この保険は有用です。

年間3万円(免責1万円)が上限ですから、画面のひび割れくらいは保険で対応できます。

「SPGアメックス」は「プレミアム」に切り替え


≪画像元:アメリカン・エキスプレス

「スターウッド プリファード ゲストアメリカン・エキスプレス・カード」(以下、SPGアメックス)というカードがあります。

こちらも、Marriott Bonvoyポイントが貯まります

しかし、世界的には「SPGアメックス → マリオットボンヴォイ・アメックス」への切り替えが進んでいました。

そして日本でも、SPGアメックスは「プレミアム」に切り替わります

2月23日までは、SPGアメックスへの新規申込も可能です。

ただし、SPGアメックスの無料宿泊特典は、2年目以降の年会費を支払わないともらえません

こちらからプレミアムに新規申込をして、新年会費(4万9,500円)を支払うと、利用金額にかかわらず無料宿泊特典をゲットできます。

新年会費を支払うと利用金額にかかわらず無料宿泊特典が
≪画像元:アメリカン・エキスプレス

旅行に強いアメックスには、かつて「スカイトラベラーカード」というカードがありました。

このカードはあえなく完全消滅しましたが、SPGアメックスには後継カードとして「プレミアム」が用意されたのが、救いです。

「SPGアメックス → プレミアム」の切り替えスケジュール


≪画像元:アメリカン・エキスプレス

問答無用ですぐに切り替わるわけではありません。

以下のスケジュールで、徐々にプレミアムへ切り替わっていきます。

・ 2/24:1枚目の家族カードの新規・更新分の年会費が無料に、スマホ保険開始、プラチナエリート取得プログラム開始など

・ 2/24以降:カードデザインと名称が変更

・ 5/11以降:基本カード・家族カード2枚以降の年会費が改定

・ 8/1以降:海外旅行傷害保険の適用条件が変更

SPGアメックスとプレミアムを比較

自動切り替えですので選択肢はありませんが、SPGアメックスとプレミアム、どちらがお得か気になりますよね。

まずは、両者の概要をご覧ください。

両者の概要
カード利用のポイント付与率、ゴールドエリートの自動付与は、どちらも変わりありません。

プレミアムの優れている点

プラチナエリートへの道が開けているのは、プレミアムの大きなメリットです。

年間400万円と決して低くないハードルですが、SPGアメックスでは宿泊数で実績を積まない限り、上位ステータスへの道は開けません。

スマホ保険が付いているのも、日常使いしやすいと思います。

家族カードの1枚目が年会費無料のため、本カード1枚+家族カード1枚の組み合わせなら、維持コストはSPGアメックスを下回ります。

100米ドルのプロパティチケット、羽田空港の手荷物宅配サービスも、SPGアメックスにはありません。

SPGアメックスの優れている点

SPGアメックス
≪画像元:アメリカン・エキスプレス

無条件で無料宿泊特典が付いているのは、SPGアメックスの大きなメリットです。

プレミアムで無料宿泊特典を付けるには、年間150万円利用しなければなりません。

本カード1枚のみ、または家族カードを2枚以上発行するなら、維持コストはプレミアムよりも抑えられます

一部ながらも、SPGアメックスの海外旅行傷害保険は自動付帯です。

マリオットボンヴォイ・アメックスの入会キャンペーン

マリオットボンヴォイ・アメックスの入会キャンペーン
≪画像元:アメリカン・エキスプレス

マリオットボンヴォイ・アメックスでは、入会キャンペーンを実施します。

カードの新規入会後3か月以内に30万円以上カード利用をすると、

・ スタンダード:1万ボーナスポイント

・ プレミアム:3万ボーナスポイント

が、通常のポイントに加えて付与されます。

新規入会の本カードのみが対象で、家族カードのみの申込の場合、SPGアメックスからの切り替え(退会済を含む)は対象外です。

より高みを目指すなら「プレミアム」、コスト重視なら「スタンダード」

2月24日、マリオットボンヴォイ・アメックスが誕生します。

スタンダードとプレミアムの2種類あり、SPGアメックスはプレミアムへ切り替えられます。

SPGアメックスを二極化させたのがスタンダードとプレミアム、といった位置づけでしょうか。

より高みを目指すなら「プレミアム」、よりコスト重視なら「スタンダード」です。

新規入会には、事前にMarriott Bonvoy会員番号が必要ですので、忘れず登録してください。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)

《角野 達仁》
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角野 達仁

執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁 角野 達仁

1976年生まれです。極力すべての支払いをクレジットカードでするようにしていますが、カード手数料をとられて損をするうっかり屋さんでもあります。その悔しさをばねに、日々クレジットカードのお得な使い方についてアンテナを張っています。アンテナを張って入手した無理なくできるお得なカード情報を、お得なカードライフを広めるために皆さんに分かりやすく伝えられたらいいと思っています。 寄稿者にメッセージを送る

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