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【インデックス投資】6つの特徴を知り間違えずに使うと、初心者でもしっかりと利益が出せる

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【インデックス投資】6つの特徴を知り間違えずに使うと、初心者でもしっかりと利益が出せる

24年ぶりに1ドル135円台を記録し、更なる円安が懸念されている中、さまざまな要因からインフレにも拍車がかかっています。

かねてから言われていた

  • 銀行預金ではインフレには勝てない
  • 銀行預金だと資産価値は目減りしていく

という状況がまさに今、起こっています。

インデックス投資の特徴

投資ブームが到来

ここ数年、投資ブームが到来しており、これまで縁がなかった人もこぞって投資の世界に参入してきています。

インフルエンサーや書籍の影響もあってか米国株式インデックスファンドの積立から投資デビューをする初心者も多く、話題となっています。

今年に入るまでは米国株式相場は絶好調、飛ぶ鳥を落とす勢いで成長を続けてきましたが、今年に入りそんな米国株式も弱気相場入り、6月に入っても年初来安値を更新するなど不安が取り巻く相場環境となっています。

こんな時だからこそ改めて人気のインデックス投資についてその特徴を確認しておく必要があるのではないでしょうか。

インデックス投資は再現性があり、高い確率で利益を得られる投資手法です。

ですがその特徴をしっかりと把握、理解しておかなければ思わぬ落とし穴にはまる可能性もあります。

インデックス投資とは

インデックス投資とは市場に連動した投資成果を目指す手法です。

国内株式市場のインデックスには「日経平均株価」や「TOPIX(東証株価指数)」などがあり、米国株式市場では「NYダウ」「S&P500」「NASDAQ」などの指数があります。

例えば「S&P500インデックスファンド」に投資した場合は、そのファンドはS&P500に連動した投資成果を目指すこととなり、S&P500が10%上昇したならそのファンドも10%の上昇を、逆に10%下落したなら同様に下落するのが一般的です。

良くも悪くも指数と同じ動きを目指すのがインデックスファンドです。

過去、米国株式は右肩上がりで成長しており、時に暴落を経験しつつもこれからも成長、上昇していくであろうという仮定のもと米国株式インデックス投資は成り立っています。

仮に米国株式市場はこれから衰退していくと考えているなら投資するべきではありません。

対して指数の動くを上回る投資成果を目指すのが「アクティブファンド」です。

本当に指数を上回る投資成果を出すことができるのであれば投資する価値はありますが、インデックスファンドを上回る成果を出せるのはほんの一握りのアクティブファンドのみです。

その原因の一つに高いコストがあげられます。

アクティブファンドはインデックスファンドに比べて高コストなため、そのコストをペイした上で利益を出せるだけの成果をあげ続ける必要があります。

一時的に良い成果を出せたとしてもそれを永続的に続けられるファンドはほとんどないでしょう。

選りすぐりのアクティブファンドを探すよりも、最初からインデックスファンドへ投資をする方が安定して利益を出すことができそうです。

インデックス投資の特徴

インデックスファンドは投資初心者でも始めやすく、かつ再現性高く利益を得ることが可能な投資手法です。

個別株式取引やFX、不動産投資などと比較してもその特徴は際立っています。

1. 少額からでも分散投資できる

インデックス投資はそれこそ100円や1,000円といった少額から分散投資することが可能です。

例えばS&P500の企業全てに自分で投資しようとするといくらあっても足りません。

投資可能な余剰資金から無理なく始めることができるのがインデックス投資の醍醐味です。

2. 難しい知識がなくても投資可能

インデックス投資の対象は広く分散された優良指数であることがほとんどです。人気銘柄の

  • S&P500
  • 全米株式(VTI)
  • 全世界株式(VT)

など伝統的な指数に投資するファンドが上位を占めており、よほどのことがない限りボッタクリファンドに投資してしまうことはないでしょう。

一度投資を始めてしまえばあとは続けるだけです。

専門知識がなくても投資できるのは大きなメリットです。

3. 低コストで優良ファンドに投資できる

先にも解説しましたがインデックスファンドはコストの安い投資手法です。

低コストで100年以上の歴史を持つ伝統指数に投資できる手法は他にありません。

伝統ある指数に投資をするからこそ投資歴関係なく、再現性高い成果を出すことができると考えています。

巷では「〇〇で資産100倍」「〇〇手法リスクゼロで一攫千金」などセンセーショナルなものが話題となることもありますが、やはり流行り投資は廃れるのも早いです。

タイミングによるところが大きいのが流行り投資になりますので、どうしても再現性は低くなり、先行者と同じように利益を得るのは難しくなります。

長期的に安定して利益を得たいのであればインデックス投資に勝るものはないでしょう。

4. 資産が目減りする可能性もある

初心者でも始めやすく安心してできる投資だからといって資産が目減りすることは往々にしてあります。

「インデックス投資 = 資産が増え続けていく」という考え方は危険です。

自身のリスク許容度をしっかりと確認しておく必要があります。

今回の様な弱気相場は数年に一度訪れます。

20%から場合によっては50%程度の資産の目減りは覚悟しておく必要はあるでしょう。

5. 買い時を見極めてはならない

初心者にありがちなのが

「だいぶ下落してきたし、今が底値だ!今のうちに大きな金額で投資をしておけば将来大きなリターンが得られる」

といった安易な考えでいつも以上の資金を投資に回してしまうことです。

これはほとんどの場合で外れます。

相場の「底」や「天井」は後になってわかります

プロでも当てることができない相場の動きを初心者が当てられるはずがありません。

毎月定額でコツコツと買い進める、ドルコスト平均法を活用して投資を継続することが1番の近道です。

6. インデックス投資は長期投資

専門知識不要、初心者でも再現性高く実践可能なのがインデックス投資ですが、その分長い時間をかける必要があります。

数か月や数年で結果が出るものではありません

短期で大きな利益を得ることが目的であればインデックス投資は向きません。

個別株式取引やFX、仮想通貨取引などの方が目的に合う手法となるでしょう。

続けることができる人だけが利益を出せる

続けることが大切

インデックス投資は長期投資です。

弱気相場が来ても淡々と続けること。

目的、目標を達成するまで続けること。

それができて初めて複利の効果で大きな利益を得ることができます。

長期的に続けるためには今一度、自分の投資の目的や考え方、価値観を再確認し、インデックス投資が合致しているのかを確認する必要があるかもしれません。

合致してなければ無理に続けないほうが良いですし、合致していればさらに強固な意志で続けることができるでしょう。

個人的にはインデックス投資こそ「コア」に添えるべき投資手法だと考えています。(執筆者:FP技能士2級、証券外務員1種 冨岡 光)

《冨岡 光》
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執筆者:FP技能士2級、証券外務員1種 冨岡 光 冨岡 光

FP歴10年。保険、投資信託、住宅ローンを専門に扱っております。趣味は株式投資と読書、家族との時間。数々のお客様をコンサルティングさせていただいた経験を活かしながら、「皆様の疑問にわかり易くお答えする」をモットーに活動しております。 <保有資格>FP技能士2級、証券外務員1種、MDRT4年連続入賞 寄稿者にメッセージを送る

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