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シルバー世代こそ生活防衛のため「キャッシュレス活用」を PayPayをシンプルに始めよう

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シルバー世代こそ生活防衛のため「キャッシュレス活用」を PayPayをシンプルに始めよう

各種調査によると、60代以上の層はスマホ決済に手を出していません。

キャッシュレス全盛の今こそ待ったなし。生活防衛のためスマホ決済も取り入れましょう。

シルバー世代の子供世代に対しても、親御さんのキャッシュレスサポートをおすすめします。

シルバー世代こそキャッシュレス

キャッシュレスで老後の生活を楽しく豊かに

この記事のテーマは、「高齢者もキャッシュレスで生活を楽しく」です。

アフターコロナの強く望まれる景気回復の起爆剤として、今後もキャッシュレスの大型キャンペーンは繰り返されるでしょう。

物価上昇について不満だけ口にする前に、取り返す方法を身に着けましょう。

ガラケーから切り替えた人こそ、ぜひ。

クレジットカード以外のキャッシュレスを活用しよう

60代以上の世代、まったくの現金派なのかというとそうでもなく、クレジットカードを使う人は多くみられるようです。

ですがクレジットカードを使っていても、0.5%~1.0%程度のポイントがたまるだけです。

入会キャンペーンを終えると、あとはマニア向けのリボ払いキャンペーンなどある程度で、多大なメリットまではありません。

現在「かながわPay」で20%還元実施中のスーパーに行くと、PayPayや(このキャンペーンでは関係ない)クレジットカードで決済する人が多く、驚かされます。

筆者に言わせれば、1.25倍の価格で売られている同じ商品を、悩まず選んでいるように見えます。

現金のメリットはほぼ幻想

クレジットカードを使う人はまだ柔軟なほうです。

現金に執着のある人が、シルバー層に多く存在します。

現金派の論理は、キャッシュレスの普及によって次々とメリットを失っている状況です。

次のような主張は、もはや説得力を持ち得ません。

容易な反論とともに列挙します。

現金でないとムダ使いしてしまう

→ チャージ(プリペイド)式や、デビットカード等、現金感覚のキャッシュレスも無数にある

→ 掛け売りになるクレジットカードがあるからこそ、支出が可視化できている人も多い

セキュリティが不安

→ なくしたら(盗まれたら)戻ってこない現金のほうがよほど不安

→ キャッシュレス残高の多くは、スマホを失っても全額返ってくる

→ クレジットカードには不正利用の補償がある

難しくて詐欺に遭いそう

→ 現金派でも、コンビニで電子マネーを購入させられたり、オレオレ詐欺の受け子に渡してしまったりと、しばしば被害に遭う

利息が付くからいや

→ 利息(手数料)はリボ払いの話。1回払いだけなら利息など発生しない

設定が面倒

→ キャッシュレス派ですらそう感じることはある。ただ設定の苦手なシルバー層も、送金してもらうなどの手段により、最小限度の手間でキャッシングが使える

→ 実のところ、年齢はあまり関係ない。新しいことにチャレンジする意欲があれば。

→ パソコンを若い人よりずっと使いこなしているシルバー層も多い。慣れの問題。

最大のメリットは大型キャンペーン

キャッシュレスのメリットは無数にありますが、この記事ではあえて限定してしまいます。

「QRコード決済の大型キャンペーンで10~30%の還元を受けて、生活を豊かにする」

訴求が日常のポイント還元というだけでは、今までスタイルを変えようとしなかった現金派は動かされないでしょう。

それより、大型のキャンペーンを経験すると考え方が変わります。物価上昇について苦情を言うのが不毛に思えてきます。

20%還元だからといって、ムダなものを買うことをおすすめしたりはしません。

あくまでも必要な買い物で還元を受け、それで旅行や外食ができれば、人生は一段と楽しくなるのではないでしょうか。

シルバー層にPayPayを使ってもらう

キャッシュレスにも豊富な種類がありますが、どれを選んだらいいか迷うような性質のものではありません。

まず、PayPayとSuicaの2種類をおすすめします。

この2種類とクレジットカードがあれば、かなりカバーできます。これ以外を持つのはオプションと考えればいいのです。

この記事では「大型キャンペーン」参加を重視し、PayPayにつきご説明します。

前述の「かながわPay」などPayPayが関係ないキャンペーンもありますが、珍しい例です。

PayPayはベストではないがベターな決済

年齢を問わずPayPay好きの人は多いですが、こればかり使っていると還元率等でのデメリットも多くあります。

ただ、シルバー層にとって最初にPayPayを押さえておく効果は、次の通り計り知れないものです。

・ 大型キャンペーンが多い(地域ごと、業態ごと)

・ 小規模な店舗での唯一のキャッシュレスである場合が多い

・ 現金チャージ、銀行チャージでも損しない(現金派からの切り替えに向いている)

・ 銀行チャージならオートチャージ可

・ 大型キャンペーンはPayPayカード以外のクレジットカードをセットすると対象外だが、日頃から残高支払いしていれば関係ない

・ 還元がリアルタイムで表示される(得をしている実感を持ちやすい)

・ 子供等、家族からPayPay残高を送金してもらえる

・ 逆に、孫にお小遣いをキャッシュレスで送金できる

シルバー世代が初めてPayPayを使う際は、まず子供から「送金」してもらうのがおすすめです。

この段階をクリアしてから、現金チャージや銀行チャージ、さらにオートチャージに進むといいでしょう。

残高チャージ時にポイントがつかないPayPayカードを無理に持つ必要はありません。

子供世代のPayPayカードの家族カードを、親世代に持ってもらうとよさそうに思えますが、PayPay利用のためにはあまりメリットがありません。

次の理由です。

・ PayPay利用可能額が月5,000円までに抑えられる(本人認証不可のため)

・ チャージ不可

PayPayの理解は難しくない

操作を覚えないとPayPayは使えません。

ただ操作の前に、決済の仕組みについて理解しておきたいものです。

きちんと基本から把握すれば、難しいことはありません。

・ 残高を作り、これで支払う

・ (小規模店舗)お店のQRコードをスマホアプリで読み取る

・ (中規模店舗以上)お店に、スマホアプリのQRコードを読み取ってもらう

・ 決済に応じてPayPayポイントが付く

・ PayPayポイントも決済に使える

残高払い以外の支払方法は、かなりの応用編と捉えて、最初からは考えなくてもいいでしょう。

できる限りシンプルに構築すればいいのです。

PayPayの最大の難関はQRコードの読み取り

大手ドラッグストアやコンビニ等で使う限り、PayPayの操作は驚くほど簡単です。

トップページを見せるだけです。

支払い方法も選ぶ必要があるものの、常に「残高払い」にしておけば迷う心配もありません

ただ、他のQRコード決済よりも小規模店舗に導入されているメリットを活かすためには、「読み取り」ができないといけません。

これについてはご家族等の協力が欠かせません。

You Tubeにある公式動画を参考にした上、読み取り方式で支払う小規模店舗についていって、支払いをサポートしてあげてください。

少々複雑とはいえ、次の手順をこなすだけです。

1. PayPayトップページの「支払う」をタップ

2. 「支払い」ページの右下、「スキャン支払い」をタップ

3. お店にあるQRコードを読み取る

4. 金額を確認し、利用者自身で入力する

5. 入力した金額を店員に見せてOKをもらう

6. 決済をタップする

3回決済すればだいたい覚えられるはずです。

ポイントカードを出したらPayPayはホーム画面に戻って

シルバー層のスマホユーザーにとっては、アプリの切り替えを難しく思うこともあるでしょう。

PayPayアプリを出す前に、スーパーやドラッグストア等のアプリを出したいとき、決済の難易度が増します。

共通ポイント(楽天ポイント等)については、還元率は大部分0.5%で、実のところ付けてもらわなくても決定的な数字ではありません。

ただドラッグストア等では、普段の買い物でもクーポン提示の有無で15%程度左右されることもあります。

やはり使わないわけにはいきません。

他社アプリを出してからPayPayで支払う場合、一回ホーム画面に戻ってから落ち着いて操作することをおすすめします。

ホーム画面に戻るぐらいでは、レジの後ろを待たせるほどではありません。

ただ、ホーム画面のアイコンが散らかった状態だと、慌てます。

整理し、またカテゴリ別に分けて、確実に開けるようにしておきましょう。

快適なキャッシュレスはPayPayから

20%還元の大型キャンペーンで、合計5万円を使えば1万円が返ってきます。

これだけ大きな還元があるのに、「興味ない」「クレジットカードで十分」と言っていてはもったいない話です。

PayPayが使えれば、キャッシュレス全体の6割程度は押さえられます。

年齢に関わらず、ぜひ使いこなしてください。(執筆者:沼島 まさし)

《沼島 まさし》
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沼島 まさし

執筆者:金融系ライター 沼島 まさし 沼島 まさし

実践系キャッシュレスライター。 モットーは「経済圏に囲い込まれるな」「キャンペーンのためなら火の中水の中」 QRコード決済の地域還元のためなら、都内のあちこちに出没します。 たまにうっかり失敗しますが、失敗談もネタにしています。 寄稿者にメッセージを送る

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