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「電話料金合算払い」のメリット4つと注意点6つ 大手キャリアユーザーは利用を検討しよう

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「電話料金合算払い」のメリット4つと注意点6つ 大手キャリアユーザーは利用を検討しよう

電話料金合算払い」という言葉、聞いたことがありますか。

キャリア決済、携帯決済などという別名もあります。

毎月の携帯電話利用料金と商品・サービスの代金をまとめて支払うサービスです。

今回は、そんな電話料金合算払いのメリットと注意点を解説します。

電話料金合算払い

電話料金合算払いのメリット4つ

電話料金合算払いを利用すると、以下のようなメリットがあります。

【メリット1】複数の支払いを1つにまとめられる

さまざまな支払いを個別に設定していると、口座引き落としのタイミングがそれぞれバラバラになります。

口座の残高管理がそれだけ面倒になりますね。

さまざまな料金を電話料金合算払いにすれば、引き落としは1回で済みます。

【メリット2】情報入力を省略できてシンプル&安全

支払元を設定するには、さまざまな情報を入力する必要があります。

「入力が面倒くさい」と感じる人もいるでしょう。

また、クレジットカード情報や銀行口座の情報をネット上で入力すると、情報漏えいのリスクもあります。

その点、電話料金合算払いならいろいろと面倒な設定はありませんし、カード情報など情報漏えいして困る情報の入力もありません。

【メリット3】電話料金合算払いでしか使えないサービスもある

Amazonにおけるd払いの取り扱い≪画像元:NTTドコモ

Amazonでは、d払いを使って支払いができます。

d払いではAmazonのキャンペーンを定期的に行っているので、利用したいところです。

しかし、Amazonでd払いを利用するには、支払い元を電話料金合算払いに設定する必要があります。

現在のところ、クレジットカードでは利用できません

【メリット4】「新料金プラン」でも利用可能

LINEMOの料金とまとめて払い≪画像元:ソフトバンク

月20GB利用できて月額3,000円程度の新料金プランを、通信事業者は提供しています。

ドコモは「ahamo」、ソフトバンクは「LINEMO」といった具合です。

そんな新料金プランでも、電話料金合算払いを利用できます

電話料金合算払いの注意点6つ

便利でメリットの多い電話料金合算払いですが、以下の注意点も頭に入れておきましょう。

【注意点1】全ての携帯会社で利用できるわけではない

電話料金合算払いを利用できるのは、自前で通信回線を持っている「ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルのみ」です。

格安SIMの携帯電話会社では、電話料金合算払いを利用できません

【注意点2】利用限度額がある

利用限度額がある≪画像元:NTTドコモ

電話料金合算払いは、無制限に利用できるわけではありません。

それぞれに利用限度額が設定されています。

例えば、ドコモの電話料金合算払いは、契約者の年齢と契約期間に応じて、以下のような利用限度額です。

・ 契約者が19歳未満:月1万円

・ 契約者が20歳以上(契約期間が1~3か月):月1万円

・ 契約者が20歳以上(契約期間が4~24か月):月3万円

・ 契約者が20歳以上(契約期間が25か月以上):月5万円、8万円、10万円

所定の条件を満たしている人のみ、10万円を設定できる場合があります。

年齢などに微妙な違いはありますが、他の通信事業者も似たようなものです。

利用限度額を超えた電話料金合算払いの利用はできません

【注意点3】利用できない商品・サービスがある

携帯決済を利用できない商品≪画像元:Amazon

また、電話料金合算払いでは支払えない商品・サービスがあります。

例えば、Amazonでd払いを利用できない主な商品・サービスは、以下の通りです。

  • Amazonギフト券
  • デジタルコンテンツ(Kindleを除く)
  • Amazonフレッシュの商品
  • Prime Nowの商品
  • 定期便
  • Amazon Pay利用料金

【注意点4】携帯料金を滞納すると利用できない

携帯料金を期日までに支払わないと、電話料金合算払いが利用できません

ソフトバンクまとめて支払いの場合、翌請求月開始日より最大8日間は利用できなくなります

10日締めの利用者の支払期日が4月6日で、4月7日にショップで支払ったとして、翌請求月開始日は4月11日です。

最長で4月19日までは利用できない可能性があります。

【注意点5】解約すると利用できない

現在利用している通信事業者を解約すると、電話料金合算払いは利用できません

解約する際は、どの支払いを以前の電話料金合算払いにしているか、確認して変更しましょう。

【注意点6】系列クレカで支払ってもクレカのポイントは還元されない

チャージはポイント還元の対象外≪画像元:PayPay

スマホ決済「PayPay」では、PayPay残高にチャージしても、基本的にPayPayボーナスが還元されません。

PayPay残高に唯一チャージできるクレカ「PayPayカード」でも、チャージはPayPayポイントの還元対象外です。

「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」という電話料金合算払いを利用すれば、PayPay残高にチャージできるだけでなく、電話料金合算払いの支払元をクレカに設定すれば、クレカのポイントももらえました。

しかし残念なことに、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いの支払元をPayPayカード(ゴールド含む)にしても、PayPayポイントは還元されません

便利な電話料金合算払いだが、使い過ぎには注意

電話料金合算払いは、便利でお得な支払い方法です。

しかし、全てが一緒くたになって請求されるので、何にどれだけ使ったかが分かりにくくなります。

くれぐれも、使い過ぎには注意しましょう。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)

《角野 達仁》
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角野 達仁

執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁 角野 達仁

1976年生まれです。極力すべての支払いをクレジットカードでするようにしていますが、カード手数料をとられて損をするうっかり屋さんでもあります。その悔しさをばねに、日々クレジットカードのお得な使い方についてアンテナを張っています。アンテナを張って入手した無理なくできるお得なカード情報を、お得なカードライフを広めるために皆さんに分かりやすく伝えられたらいいと思っています。 寄稿者にメッセージを送る

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