唇は皮膚の中でとても薄い部分です。
肌はそれほど乾燥しない方でも唇はカサカサに荒れることもあります。
リップクリームは、価格がピンキリで100円～2,000円くらいまでと幅広く販売されています。
低価格でおすすめの商品と失敗しない選び方をコスメコンシェルジュが解説いたします。
目次
リップクリームは「薬用」と「有効成分」をチェック！
リップクリームは「薬用」であることをチェックし、パッケージ裏面の「有効成分」を見ます。
画像の商品成分には、2つの有効成分は配合されており、どちらも肌荒れ予防成分になります。
・ トコフェロール酢酸エステル（ビタミンＥ）
・ グリチルレチン酸ステアリル
この2つが配合されているものがおすすめです。
敏感肌向け化粧品にも配合される成分で、肌荒れを防ぐ薬用成分になります。
特に唇の皮むけや乾燥が気になる方におすすめの成分です。
この2つの成分を配合したおすすめの4商品
左から
・ ニベア モイスチャーリップ 無香料 287円（税別）
・ ニベア モイスチャーリップ ビタミンＥ配合 287円（税別）
・ メンターム ディープナーリップ 敏感 197円（税別）
・ メンターム ディープナーリップ 無香料UV 197円（税別）
こちらはすべてイオン系列のBigで購入した価格です。
メンターム ディープナーリップ 敏感 197円（税別）
おしゃれなパッケージの「メンターム ディープナーリップ 敏感」は、医薬部外品ながら197円とプチプラ価格が魅力です。
あまり期待せずに購入したのですが、なめらかな付け心地とうるおいが長持ちするので一番のお気に入りになりました。
2本目を買おうと思って店舗を訪れると、品切れだったので人気商品なのだと思います。
メンタームと言えば、メントールの爽快感あるイメージが強いのですがこちらはメントールが入っていないタイプになります。
無香料との記載はありませんが、香りなどは特に感じませんでした。
同シリーズでは、メントールUVと無香料UVの3種類が販売されています。
メンターム ディープナーリップ 無香料UV 197円（税別）
こちらは同シリーズのUVケアタイプです。
とろけるバームのような付け心地で使用感は「ディープナーリップ敏感」とほぼ同じです。
SPF20、PA++と紫外線防御ができるため、マスク解禁後の外出に使用したくて購入しました。
口紅の下地としても使えるので、メイク時に毎日使用しています。
200円前後でこのクオリティはかなりコスパ高いと思います。
ニベア モイスチャーリップ ビタミンＥ配合 287円
天然由来のシアバターとホホバオイルを配合した、うるおい薬用リップです。
保湿感は「メンターム ディープナーリップ」よりもやや軽めなテクスチャーになります。
香料が入っているのですが、ほんのりと香るウッド系のクセの無い香りです。
このリップは息子が愛用しており、唇がテカテカにならないので男性でも使いやすいようです。
ニベア モイスチャーリップ無香料 287円
こちらは「モイスチャーリップ ビタミンＥ配合」の香料が入っていないバージョンになります。
無香料タイプもビタミンEが有効成分に入っているので、香りの好みで選ぶといいです。
価格が安くでも「有効成分」が配合されていれば、当たりを選びやすい
この冬は、トコフェロール酢酸エステル（ビタミンＥ）・グリチルレチン酸ステアリルが有効成分に配合された4種類のリップを購入しましたが、どれも当たりでした。
わが家はみんな、唇がガサガサになるので一人1本ずつ購入しているので、なるべくやすくいいものを使いたいのが本音。
300円以内で買えるプチプラリップだから、家計の負担が軽くて助かっています。
どれもお値段以上だと感じた商品ばかりなので、失敗しないリップ選びの参考にしてみてください。（執筆者：化粧品検定1級、コスメコンシェルジュ 湯浅 みちこ）
