もうすぐ待ちに待ったお花見シーズンが到来します。
しかし、各食品の価格高騰化が続いていることもあり、今年のお花見は贅沢を言わずにできるだけ質素なもので済ませよう…と考えている方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回おすすめするのは鶏もも肉やじゃがいもなど、定番のお手頃食材で作るフォトジェニックなお弁当レシピです。
1つあたりわずか30円台で作れるものもあるので、我慢無しで見た目華やかなお弁当とともに、楽しいお花見時間を過ごすことができます。
目次
ハニーレモンチキンのビッグおにぎり
まず最初にご紹介するのは甘辛＆甘酸っぱい味わいをＷで楽しめる、ハニーレモンチキンのビッグおにぎりのレシピです。
レモンの香りがふわっと広がる洋風のおにぎりで、緑茶だけでなく紅茶との相性も抜群です。
材料【4個分：1個分の材料費 141円】
・ 鶏もも肉 1枚
・ レモン 1個（半分は半月切りに、残り半分は絞ってレモン汁にします。）
・ おにぎり用焼き海苔 4枚
・ 白ご飯 茶碗4杯分
・ 醤油、はちみつ 各大さじ2
・ オリーブオイル 大さじ1
作り方
(1) 鶏もも肉・半月切りのレモン・レモン汁・醤油・蜂蜜を加え、よく揉み込んだらラップをして30分程度冷蔵庫に入れて味をしっかり馴染ませます。
(2) フライパンにオリーブオイルを熱し、1の鶏もも肉を両面こんがりと火が通るまで加熱していきます。
(3) 鶏もも肉に火が通ったタイミングで1のボウルの中から半月切りのレモンを取り出し、40～50秒程度さっと加熱します。
(4) 手の平に少量の塩と水をつけ、楕円形のおにぎりを作っていきます。
形が整ったらラップの上に乗せ、おにぎりの側面に焼き海苔をくるっと巻きつけます。
(5) 4のおにぎりの上部分にハニーレモンチキンを乗せたら、3の工程でさっと火を通した半月切りのレモンを2枚分トッピングします。
(6) ラップで5のおにぎり全体を包み込み、お好みでリボンを飾り付けて完成です。
ポイント
5の工程でハニーレモンチキンをおにぎりの上に乗せる前に、フライパンの中に残っているタレをスプーン1杯程度かけるようにするとご飯に味が染み込み、より美味しく仕上がります。
ピーマンのスクランブルエッグ詰め
カラフルでお花のような見た目がかわいいピーマンのスクランブルエッグ詰めのレシピをご紹介します。
簡単な調理工程で5分もあればパパっと仕上がるので、普段映え系メニューをあまり作らない方や料理が苦手な方も気軽に挑戦することができます。
材料【12個分：1個分の材料費 31円】
・ ピーマン（小）6個
・ 卵 4個
・ ハーフベーコン 5枚
・ マヨネーズ 大さじ1
・ オリーブオイル 大さじ1杯半
・ 塩胡椒 適量
作り方
(1) ピーマンは横半分にカットし、種とワタを取り除きます。
(2) フライパンにオリーブオイル（大さじ1/2杯分）を熱し、菜箸で転がしながら軽く焼き色をつけ、蓋をして蒸し焼きにしていきます。
2分程度経過したら器に移しておきましょう。
(3) ボウルに卵を割り入れ、短冊切りのベーコン・マヨネーズ・塩胡椒を加えて空気を入れるようにして混ぜ合わせます。
(4) フライパンにオリーブオイル（大さじ1杯分）を熱し、大きく菜箸でかき混ぜながら半熟状のスクランブルエッグを作ります。
(5) 2のピーマンの空洞部分に4のベーコン入りスクランブルエッグを加えて完成です。
ポイント
ピーマンにベーコン入りスクランブルエッグを詰める際はデザート用スプーンなど小さめのスプーンを使うようにすると綺麗に盛り付けしやすいです。
マッシュポテトの三色団子
まるで和菓子のようなこちらの「マッシュポテトの三食団子」のレシピは甘いものが苦手な方にも大変おすすめの一品です。
鮭フレークは業務スーパーの商品、青さ粉と白すりごまはダイソーの商品を使用しています。
材料【6本分：1本分の材料費 37円】
・ じゃがいも 3個
・ 鮭フレーク、青さ粉、すりごま（白）各大さじ1杯半
・ マヨネーズ 大さじ2
・ マーガリン 大さじ1
・ 塩胡椒 適量
作り方
(1) じゃがいもは皮を剥き、乱切りにしたら柔らかくなるまで茹でます。
(2) ボウルにじゃがいも・マヨネーズ・マーガリン・塩胡椒を加え、木べらを使ってペースト状になるまで叩きつぶすようにして混ぜていきます。
(3) 2のマッシュポテトを三等分にし、それぞれ鮭フレーク・青さ粉・白すりごまを混ぜ合わせて色付けします。
(4) 手のひらにごく少量の水をつけながら団子状に形を整えます。
(5) 団子状に丸めたマッシュポテトを1本の竹串に対し、ピンク色のマッシュポテト・緑色のマッシュポテト・ベージュ色のマッシュポテトを三色になるよう交互に1個ずつ差して完成です。
ポイント
マッシュポテトを団子状に成形する際、丸め方が緩いと竹串を刺す時に形が崩れやすいため、必ずギュッと強めに握りながら丸く形を整えるようにして下さい。
節約食材だけでも十分に見応え＆食べ応え抜群
お弁当だけでなく、普段の料理にも言えることですが、いつもと違った視点で食材の使い方や調理法を考えてみることで新たな発想が生まれ、節約食材だけでも十分に見応え＆食べ応え抜群の逸品を作ることができます。
近々お花見の予定を立てている方は是非参考にしてみてください。（執筆者： 池田 莉久）
