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「Kuradashi」に行ってきました 食品から日用品まで!半額以下も多数あり

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「Kuradashi」に行ってきました 食品から日用品まで!半額以下も多数あり

「まだ食べられるものを廃棄すること」「まだ使えるものを廃棄すること」は節約家のみならず「もったいない」と思う人がほとんどです。

そんな蔵で眠らせていた「もったいないもの」を集めて売る店が「Kuradashi(蔵出し)」です。

今回は、Kuradashi初の常設店舗に筆者が行ってきました。

半額以下で買ってきたお得な商品と買い物だけではない満足感をお伝えします。

Kuradashi

Kuradashiとは

Kuradashiは2014年設立の新しい会社です。

まだ食べられるものや使えるものを捨てることなく、食べたり使ったりするために始まりました。

スーパーに行くと、しばしば「賞味期限間近のため」や「パッケージリニューアルのため」と書かれ、値引きされている商品をみかけます。

筆者は、そのような商品をみかけるとうれしくなって手に取ります。

実は、スーパーの棚に並ぶ前の段階でも、すでに賞味期限間近になってしまったり、業者の都合で販売できなくなったりしている商品があったのです。

メーカーが取り扱いに困っている商品をKuradashiが買い上げて、消費者に安く売ります

食品ロス対策をメーカーも消費者もウィンウィンで解決させる会社がKuradashiです。

さらにKuradashiは、売上の一部をさまざまな団体に寄付しています

5月26日オープン! Kuradashi常設店舗に行ってきました

たまプラーザKuradashi常設店舗に行ってきました

≪画像元:Kuradashi

Kuradashiはオンラインショップのみでしたが、2023年5月26日に横浜市のたまプラーザに常設店舗が開店しました。

オンラインショップでは、まとめ買いのみですが、常設店舗では1個から購入することができます

開店から数日後、筆者は常設店舗に行ってきました。

店頭には開店祝いの花が飾られ、けして広いとは言えない店内には平日でありながらも10人ちかい人が興味深く商品や掲示されている会社コンセプトをみていました。

棚に残された空白が「定期的に納品される店」との違いを実感させます。

商品には、値下げされている理由と割引率が表示されています。

値下げ理由は「パッケージ変更」「賞味期限間近」のほか「三分の一ルール」という見慣れない言葉もありました。

棚に並んでいる商品は、スーパーでみかけるものよりも物産展や業務用で売られているものや贈答用や期間限定品など比較的定価が高めの商品が多いように感じました。

筆者は、数ある商品の中から「50%OFF以上」「欲しいもの」の2つの条件をクリアしたものを買ってきました。

筆者が実際に買った半額以下の得すぎる一例

店内には大きな冷蔵庫と冷凍庫、常温保存の棚が並んでいます。

(1) 55%OFFのココアパウダー掛けソフトチョコレート500g 957円(税込み)

55%OFFのココアパウダー掛けソフトチョコレート 個包装された一口大のチョコレート

冷蔵庫の中で大袋に入った業務用のチョコレートをみつけました。

個包装された一口大のチョコレートです。

食べてみると、筆者が大好きな冬限定で販売されるチョコレートのようなくちどけでした。

今回買ってきたチョコレートは、500g入り957円です。

開封して数えてみたら105個入っていました。

冬限定で販売されるチョコレートは、1箱約15個入りが約260円で売られていたため、105個になれば1,820円です。

店頭には「55%OFF」と表示があったため、だいたい計算があいます。

Kuradashiにやってきた理由は「商品リニューアルにより通常の販路で販売できず」とのことでした。

「ココアパウダー掛けソフトチョコレート500g」はオンラインショップでも4個セット(3,480円+送料)で販売しています。

(2) 56%OFFの炭火焼豚丼の具1人前 441円(税込み)

56%OFFの炭火焼豚丼の具1人前

冷凍庫の中に2袋だけポツンと置かれていた商品が「炭火焼豚丼の具1人前」です。

北海道産の原料にこだわって作られた贅沢な豚丼の具です。

56%OFFで1袋441円はかなり思い切った出費でしたが、筆者はお弁当を毎日作るため「おかずが足りないときの奥の手」として2袋買ってきました。

開封してみると、一般的な牛丼の具や豚丼の具とは違い、玉ねぎが一切入らずに肉100%でした。

炭火焼独特のかぐわしい香りと北海道産のやわらかな肉に「なるほど高いわけだ」と納得させられました。

おかずとして食べるときには、軽く炒めた玉ねぎと合わせればボリュームある一品になります。

オンラインショップでは10袋セット(4,290円+送料)で販売しています。

買い物だけではない満足感 買い物の最後は寄付先決め

Kuradashiは、売上の一部をさまざまな団体に寄付しています。

寄付するお金は商品価格に含まれているため、消費者は商品を購入するだけで寄付することができます。

筆者は合計1,900円ほど買い物をしたため、代金から寄付される金額はおそらく20円程度でしょう。

わずか20円ですが、寄付する支援先を自分で選ぶことができます。

筆者が買い物を終えると、店員からボタンをひとつ渡されました。

自分が支援したい団体の箱にボタンを入れることで寄付先が決まります。

寄付する先は、飢餓や貧困、災害対策や環境問題、社会福祉から動物保護まで幅広くありました。

緊急支援としてウクライナ支援やトルコとシリアの大地震への寄付もありました。

わずかな寄付ですが、自分の意志で支援先を選べることに、今まで買い物では感じたことのない満足感がありました

Kuradashiは、百貨店のお歳暮解体セールに似ています。

普段は買わないけれど半額なら買ってみたいと思う商品があります。

商品は、在庫に限りがあります

紹介した商品もいつまで残っているのかはわかりません。

自分だけの一期一会の出会いをKuradashiで楽しんでみてはいかがでしょうか。(執筆者:美大卒 式部 順子)

《式部 順子》
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式部 順子

執筆者:美大卒 式部 順子 式部 順子

武蔵野美術大学卒。クリエイティブな発想で芸術エッセイや子育てアイデア、経験に基づいた就職転職記事まで幅広く執筆中の個性派フリーライター。身近にあるものを活用した節約術と時代の流れを読みながらの大胆な節約術を組み合わせながら日々節約を楽しんでいる。節約のモットーは「使うべきお金は使う!無駄な節約はしない!」ストレスフリーな節約術をメインに紹介。 寄稿者にメッセージを送る

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