これ、なんだかわかりますか?
1952年3月~1976年2月 :4.0%
~1985年3月 :5.0%
~1993年3月 :5.5%
~1994年3月 :4.75%
~1996年3月 :3.75%
~1999年3月 :2.75%
~2001年3月 :2.0%
2001年4月~ :1.75%
※2008年4月生命保険文化センター「なるほど生命保険 知っ得 Q&A」
生命保険各社の標準的な「予定利率」の推移(3利源配当タイプ)です。生命保険に入ると、万が一のときに保険金を受け取る代わりに、私たちは毎月「保険料」を保険会社に支払います。その保険料の一部は、将来の保険金の支払いに備えて保険会社が運用します。「予定利率」とは、その運用利率のこと。
「予定利率」は契約時に保険会社が私たちに約束する利率。基本的にはずっと変わらない「固定利率」です。保険金額が同じであれば、「予定利率」が高いほど、保険料は安くなります。私たちは、割安な金額で保険金を買うことができるのです。
では、あらためて、上の利率をみてください。 ~1996年3月までに加入した貯蓄性の高い保険は、ちまたでは「お宝保険」と言われています。予定利率は3.75%以上です。「貯蓄性が高い」とは、具体的には、「個人年金保険」「終身保険」「養老保険」などの商品。
これらの保険に1990年代前半までに加入している場合は、そのまま継続したほうがいいですね。現在の預貯金よりもかなりいい利回りの「貯蓄」と考えることができますから。保管してある保険証券をみて、該当するモノがあれば、静かに「よし!」と叫んでガッツポーズ。
なお、終身保険でも「変額終身保険」などは、利回りが固定ではなく、「お宝保険」にはあてはまりません。