今日は「お金を生み出す」源について考えてみたい思います。まず、資産作りの方法として大きく分けると…? 連想するイメージとして 資産=金融投資 を思い浮かべることでしょう。株式投資の特徴は、資産が「増えたり」、「減ったり」しながら成長していきます。
子育に例えれると 「お金を育てる」ことに似ているかもしれませんね。お金も愛情をかけて育てれば、あなたの老後を支えてくれる財産になります。
その一方、人的な資産作りとして労働能力というものがあります。人の労働力こそ「財源の泉」です。労働賃金には不安要素もあります。将来的な価値として考えれば、財産に並ぶ資産だと言えますよね。働いて獲られる報酬もあなたの老後を支える財源として必要不可欠な要素といえます。
しかし、私は “警鐘を鳴らす!”
給料にこそ! 見えないリスクが隠れている。例えるならば、氷山の一角です。
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見える部分は氷山の一部であり、海の下に隠れている氷を見ていない! 報酬というものは、個別の業界・会社・勤務形態等によっても事情は異なりますが、安定に見えるものほど「見えないリスクが隠れている」のです。
直近のリスクとしては…。↓
・4月の消費税増税後、駆け込み需要の反動に悩む企業が増えるないか?
・増税分を価格に上乗せできない中小企業が多いのではないだろうか?
消費税・食料品・ガソリン代が上がったのに、給料が増えないと「減給処分」されたのと同じことですよね。これが生活のリスクです。安定に見える給料にも、不安定要素があるのです。
実は! これって “株式投資や投資信託のリスク”と同じなんです。あなたが将来獲る報酬は『金融+人的』で違ってくるのです。
年功序列の時代は終わった。もう、学歴・業種・勤続年数だけでは、給料は上がらない。これからは、労働能力と金融資産能力が『あなたの武器』となるのです。将来生み出すキャッシュフローを評価し、収益率を評価するよう心がければ、あなた自身が「金のなる木」になれるでしよう。(執筆者:村井 一則)