『一国一条の主』ともなると憧れる人も多い『夢のマイホーム』 私は26年5月に意を決して43歳にして事務所兼自宅を購入した。家族構成としては、夫婦と犬2匹の世帯。新築一戸建ての注文住宅は贅沢とも思えるが、老後生活に備えて購入に至った。
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その理由は、
からです。
住宅購入は人生でもっと重大な決断を迫られる投資ですが、結論とすれば「賃貸」、「持ち家」どちらを選んでも、住宅費として支払う額は変わらないのです。それならば、私は終の棲家として家を建てようと考えたのです。
私は、理想に近い家を持つことで、心をワクワクさせる満足感とファイナンシャル・プランナーとしての実務経験を消費者目線で体験するという貴重な機会となったが、住宅ローンや節税対策の知識が豊富であったからに過ぎない。
私は、この記事を読んでいただくことで、あなたが「住宅購入の不安を払拭」してもらいたいと願っている。
この時期に住宅購入の決断した理由
住宅を購入すると、『資産価値の減少』、『災害リスク』、『維持コスト』などのマイナス要因もありますが、私のライフプランから総合的に判断すると 今が!“減税と低金利の恩恵がもっとも受けられる絶好のタイミング!”だったのです。
さらに付け加えると、心の支えとして終の棲家として安心感です。
最近のニースや厚生省のデーターを見ていると、老後資金不足による『老後難民』が増加する懸念が強く感じますが、老後難民で問題なのは「住む場所が見つからず」途方に暮れる高齢者の行く末です。
家を持たない世帯の場合は、老後は『介護付き老人ホーム』に入れば安心と思われる方も少なくないですが……。
実は! 一生涯住み続けられることを約束する老人ホームは殆どない。
『終身利用権』と書いてあれば、一生そこで生活できると考える人が多いのですが、長期入院や認知症の周辺症状、他の入居者と生活が困難となれば、退居を求められることはよくある話です。
その他にも…。
・運営会社が変わりサービスが変更された。
・管理費用の値上がりで負担に限界のすえに退去。
近い将来、老人ホームに入居を検討している方は、現金化できる財産は残して入居しなければいけないのです。
マイホーム購入には、購入費用の他にも維持管理のコストは毎年発生しますが、『老後生活を過ごすためのコスト』と考えれば納得できる投資だと思います。考え方を替えれば見方も変わってくるのが不動産というものなのでしょう。(執筆者:村井 一則)