10万円あったら、何がしたいですか? わたしは、家族旅行に行きたいです。(10万円だと近場しか行けませんが……) こうして夢を持つと、貯金のモチベーションも上がります。
さて、5か月で10万円貯まる企画、2か月目です!(一か月目はこちら)
2か月目以降は、毎月5,000円の節約ができるネタを公開していきます。1か月目の1万円に比べれば楽だと思いますので、ぜひ一緒にがんばってみてくださいね!
目次
まずは先取り!
貯蓄の基本、「先取り」です。1か月目で紹介した食費の節約は引き続き続行していただきますので、今月は15,000円を貯金します。
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お金を封筒に入れたら、すぐに封筒ごと目の届かないところへ片づけてしまいましょう。何があっても、この封筒のお金に手を付けてはいけません!
水道光熱費で節約しよう!
2か月目の節約項目は、水道光熱費です。
すでに十分節約されている家庭だと5千円分の節約は厳しいかと思いますが、特に節約を実施していない家庭や、むしろ使いすぎている家庭だと、合計5千円の節約は案外できるものです。
我が家のような共働き家庭だと、忙しいのを言い訳にこまめな節水・節電ができていないもの。とりあえず、10万円貯まるまでの4か月間、節水・節電を徹底してエコな生活に慣れてみませんか?
エアコンのフィルター掃除で150円の節約
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フィルター掃除をこまめにしていると、電気代が5%とほど変わると言われています。エアコンだけで月間3,000円の電気代がかかるとしたら、150円の節約になります。
また、室外機に直射日光が当たる場合は、「よしず」などを立てかけて日陰にしてやるだけでも節電効果があります。
エアコンの設定次第で1,000円以上の節約
・設定温度は28度に
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設定温度が、一番電気代に影響します。冬は低めに、夏は高めに設定します。
・風量は「自動」に
自動運転にしておくと、室内が冷えたら勝手にエアコンが休んでくれるので、もっとも節電効果が高いです。
・「除湿」を使う
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除湿機能には「弱冷房式」と「再熱除湿式」の2タイプがあり、最近のエアコンには「再熱除湿式」のものが増えています。電気代が安いのは
という順になります。弱冷房式だと電気代は冷房の半分ほどに。自宅のエアコンに弱冷房式の除湿が搭載されているなら、積極的に使いましょう。
・風向は水平に
冷房時は、風向を水平にすることによって上に溜まった熱い空気を循環させ、部屋を全体的に涼しくできます。
ちなみに、床に座って過ごすことが多い和室や、寝室などの場合は部屋の下の方だけ涼しくすればいいので、風向も下向きにするといいですよ。
扇風機・サーキュレーターの併用
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冷房時、扇風機やサーキュレーターと併用することで、エアコンの冷房効率を高めることができます。扇風機もサーキュレーターも、30~50Wのものが主流なので電気代もわずかです。
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上に溜まった空気を循環させて部屋全体を冷やしたいときは上向きに。
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他の部屋も一気に涼しくしたい場合は、冷やしたい部屋に向けて。我が家では、リビングの隣の和室で寝るので、寝る前に扇風機で涼しい風を和室に送ります。
打ち水で130円の節約
打ち水をすることによって外気温を下げ、家の中に涼しい風を取り込むことができます。その結果エアコンの使用時間を毎日1時間減らすことができれば、月間130円の節約になります。(東北電力の試算:省エネチェックシートより)
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時間帯は午前中と夕方。真昼間に打ち水をしても、湿度が上がるだけで体感温度が高くなるので逆効果です。
エアコンの使用時間を半分にすると1,000円の節約
「帰ってきたらピッ」、「お風呂あがりに強風ピッ」なんて反射的にエアコンを使っていると、電気代もかさみます。使用時間を半分にまで減らすと、大幅な節約になることは言うまでもありません。
扇風機で耐えられる限り、エアコンは使わないようにしましょう。(我が家の場合ですが、節電を心掛ければ7月半ばぐらいまではエアコン無しで生活できます)
・日中はカーテンを閉める
仕事などで家を空けているなら、カーテンは閉め切っておいた方が室内の温度が上がりにくくなります。
・帰宅後はまず10分間の換気を!
換気することで室温を下げ、エアコンの「急速」を使うのを避けやすくなります。帰宅後すぐに座るとドッと汗が噴き出しますが、しばらくは夕飯の支度などでちょこちょこ動いていた方が不快感を感じずに済みます。
※エアコン関連の節約は効果も大きいのですが、体調を崩さない程度にとどめてください。くれぐれも無理はしないでくださいね!
節水シャワーヘッドを使うと1,650円の節約
節水シャワーヘッドは、商品にもよりますが、我が家で使用しているものだとおよそ30%の節約効果があるとされています。我が家の場合だと、月450円ほど節約になりそうです。
お風呂での水の使用量が減ると、同時にガス代の節約にもなります。30%の節約になるとすれば、1,200円もの節約に! (ガス代の8割~9割はお風呂で使っているのだそうですよ)
また、蛇口をひねってからお湯が出るまでの水はバケツに貯めておき、打ち水やガーデニングの水やりに使うとさらに節水になります。
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お湯の温度を3度下げれば300円の節約
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熱いシャワーを浴びるのが好き! という人、けっこういますよね。その気持ちは分からなくもないのですが、これからの季節はぬるいお湯でお風呂に入っても風邪を引くようなことはありません。
さらに、お湯の温度が低い方が肌にもやさしく、入浴後に冷房をガンガンに効かせる必要もないです。
1度下げると月100円程度の節約になりますから、3度下げれば300円の節約です。(42度から39度にした場合)
可能であれば、38度、37度とさらに下げることで、もっと節約できますよ。(肌が弱い人だとこれぐらいの温度で入浴している人も珍しくありません。意外と大丈夫です。)
残り湯を洗濯に活用して月450円の節約
1日60Lの残り湯を洗濯に使った場合で、月450円程度の節約になります。洗濯の回数が多い家庭だと、さらに節約効果は大きくなります。我が家の場合は平均1.5回/日なので、675円ほど節約できる計算に。
ちなみに、わたしは専用のポンプは使わずに、運動のためにバケツで汲んでいます。
家にいる時間を減らして節約!
家にいる時間が短い方が、水道光熱費を使わずに済みます。かと言ってお金のかかるところへ外出すると出費は増えてしまいますので、お金のかからないレジャー施設などを利用しましょう。
図書館へ行ったり、工場見学に行ったりと、無料で楽しめるレジャー施設を利用すれば、水道光熱費の節約になりますよ。
家族の協力も必要です
一人で節約しても、あまり効果は期待できません。水道光熱費の節約は家族の協力無しには難しいのです。逆に言えば、家族で協力して取り組むことで節約しやすいところだとも言えます。
ママが一人イライラしながら節約していてもつらいだけですので、家族と節約について話し合い、他にどんなところを節約できるか考えてみてもいいでしょう。
今月は水道光熱費の節約ということで少々ハードな内容になっていますが、10万円貯まるまでの辛抱だと思えばがんばれない金額ではありませんので、ぜひチャレンジしてくださいね。(来月はもう少し楽な節約法を紹介する予定です♪)(執筆者:吉見 夏実)