みなさんは、旅行積立していますか? 定期的に旅行に出かけたり、帰省などで遠方に出かけることが多い人なら、旅行積立をしておいた方がお得です!
今回は、旅行積立のメリット・デメリットと、主要各社のプラン比較をしていきたいと思います。
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目次
旅行積立のメリット・デメリット
旅行積立のメリット
やはり、なんと言っても金利の高さが魅力です! 旅行積立をすると「サービス額」と言って、一般的な預金のように利息が付きます。しかも、銀行等の預金とは違うので課税されることもなく、サービス額は丸々手元に残ります。
預金利率の高いネット銀行の定期預金でも0.2%程度ですが、旅行積立なら2.0%も珍しくありませんし、低いものでも1.5%です。
たとえば、一時払いで100万円を1年間預けたとき、受け取れる利息はここまで変わります。
定期預金(0.2%)⇒2,000円
旅行積立(2.0%)⇒20,000円
旅行積立のデメリット
旅行積立は、旅行券として受け取ることになるため、旅行にしか使えません(旅行プランや鉄道、航空券など)
また、積み立てた会社でしか使えないため、「JALで積み立ててHISで使う」といったことは一切できません。つまり、格安なプランを他社で見つけても、その契約には旅行券が使えないということです。
ただ、こういった制約があるからこそ、旅行積立は高利率のサービス額を付けられるということを考えれば、許容できるデメリットではないでしょうか。
各社の比較
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今回は、主要な旅行会社・航空会社の旅行積立プランの情報をまとめてみました。
実際には積み立てる金額や期間によって利率が変わる会社の方が多いので、各社のサイトを見ながら一番お得なところを選ぶ、というのがいいですね。
ここでは、例として以下の条件で比較してみましょう。
「家族旅行のために20万円を1年間で貯めたい!」
・JTB
毎月の積立額⇒16,551円
サービス額⇒1,878円
合計 20万円
H.I.S
毎月の積立額⇒16,505円
サービス額⇒1,932円
合計 20万円
日本旅行
毎月の積立額⇒16,511円
サービス額⇒1,868円
合計 20万円
近畿日本ツーリスト
毎月の積立額⇒16,511円
サービス額⇒1,868円
合計 20万円
JAL
毎月の積立額⇒16,401円
サービス額⇒3,188円
合計 20万円
ANA
毎月の積立額⇒16,400円
サービス額⇒3,200円
合計 合計
やはり、最初の1年が3%になるJALとANAは断然有利です。
自分に合ったプラン・会社を選ぼう
ただ、普段使わない会社で積み立てをしても結局使いづらいということもありますから、今までに利用したことのある旅行会社の中から、よく使う会社、使いやすい会社を選んで積立するのもおすすめですよ。
また、今回は毎月一定額を積み立てるタイプのプランを紹介しましたが、他にも一時払いプランやボーナス時の増額が付いたプランなどもありますので、自分に合った方法を見つけて賢く旅行代金を節約していきましょうね!(執筆者:吉見 夏実)