小銭は意外に家庭内で必要
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最近は電子マネーやクレジットカードの普及で現金を使うことが減ってきています。外出時に財布を持たなくても電子マネーやクレジットカードがあれば困らなくなっています。
そのため現金の金種、特に小銭、をあまり多く持たない人も多いと思います。
また、財布が小銭で膨れるのが嫌なので現金で支払の際にはできるだけ小銭を使ってしまおうとするのではないでしょうか。 家の外では現金をあまり持たなくても、また、高額の紙幣だけでもお釣りがもらえますのであまり困ることはありません
しかし、家庭を持っている方は次のような場面によく遭遇してはいないでしょうか。
その全額または一部を後で払うと言ったが忘れてしまったり、わからなくなってしまった。
(2) 子供の学校での集金などでお金を持たせるときに小銭がなく、あちこち探し回った。
(3) 子供に買い物などのお金を持たせるときに小銭がなく、高額の紙幣を持たせて不安だった。
(4) (1)~(3)の状況のときに他の家族に両替を頼んだり、その家族も小銭がなく両替できなかった。
家庭内では電子マネーやクレジットカードでの決済はできず、また、子供の学校での集金なども現金が主流のため、小銭は意外に家庭内で必要になります。
また、立て替えの代金の精算も後になるとわからなくなり、家計簿をつけている場合には不一致の一因ともなります。
端数を適当に処理してしまうのも子供の金銭教育の面からはあまり好ましくありません。
しょっちゅう相手にお釣りがないかとか、他の家族に両替できるか聞いたりするのも非効率的です。
小銭を財布以外にも保管しよう
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家庭内で小銭が足りなくなるのは外の店舗のように通常お釣りの準備はしておらず、必ずしも簡単に両替もできないためです。
小銭を財布に入るだけで持とうとすると限度があり、上記のように足りなくなる場面がでてきてしまいます。
また、財布が膨れてしまうのも嫌ですので財布とは別に家庭内で小銭を保管してはいかがでしょうか。
貯金箱のように小銭を一緒くたに入れてしまうと使う際に選り分けるのに時間がかかってしまいますので、100円ショップの仕切りケースなど硬貨別に区切った箱などに入れておくのがよいと思います。
金額は千円を500円から1円までのすべての硬貨で最少枚数で構成するような組み合わせで3,000円~4,000円程度常備しておけばよいのではないでしょうか。
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硬貨別の枚数はあまり極端にならなければそれほど厳密にそろえなくてもかまいません。
「その箱の小銭は千円札と両替して使う。」というようなルールにしておけば家計管理もしやすく、また、家族全員が利用することもできます。
皆さんも工夫してみてください。(執筆者:犬山 忠宏)