子どもたちが夏休みに入り、帰省や旅行などを計画されているご家庭も多いのではないでしょうか。
小さな子どもと一緒に旅行していると、子どものケアのためにお金を使わなければならない場面が多く、予算を上回ってしまうことがあります。
そこで今回は、子どもとの旅行で無駄な出費を避けるために、準備しておくべきアイテムを紹介します。
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目次
飲み物と塩飴
暑い時期の旅行で一番気にしなければならないのが、熱中症対策です。
喉が渇くたびに自動販売機やカフェを利用していると、それなりにお金がかかります。
家族それぞれが水筒やタンブラーを持ち歩き、気軽に水分補給できるようにしましょう。
熱中症対策としては水分だけでなく、塩分の補給も大切です。
子どもも食べやすい味の塩飴がたくさん売られていますので、カバンに入れておくと良いですね。
また、宿泊施設に着く前に、コンビニやスーパーに寄ってお茶や水を買っておくことも大切です。
宿泊施設の中では飲み物の値段が高く設定されていることも多いので、持参して冷蔵庫に入れておけば出費を抑えられますよ。
着替えとタオル
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たとえ水辺へ行く予定がなくても、夏のお出かけのときは着替えとタオルは必須です。
最近では、ショッピングモールに水遊びできる噴水があったり、レジャー施設にも夏限定の水遊びコーナーが設けられていたりして、意外なところで子どもが濡れてしまうこともあります。
その場で着替えやタオルを購入しに走らなくて良いように、ワンセット用意しておきましょう。
また、濡れたあとに冷房の効いた室内にいると冷えるものです。薄手の上着も用意しておくと万全です。
100円ショップでも購入できる圧縮袋に全てを入れておけば、かさばらずに持ち運べますよ。
衛生用品と保険証
子どものケアのため、最低限の衛生用品を用意しておくと安心です。
コンビニなどで現地調達もできますが、必要なときにすぐ手に入るとも限りませんし、割高なことも多いものです。
大小のバンドエイドに加え、夏場は虫よけスプレーとかゆみ止めクリームも必要です。
わが家では子どもが暑さにのぼせやすいため、おでこに貼る冷却シートも持っていきます。
宿泊する日数や行き先によっては、常備薬や日焼け止めもカバンの中に入れておくと良いでしょう。
そして意外と忘れがちなのが、子どもの保険証。
旅行先で子どもが病院に行かなければならなくなったとき、保険証がないと原則として医療費は全額自己負担になります。
後ほど手続きをすれば自己負担した金額は取り戻せるのですが、一時的にお金は必要になりますし、返金手続きに手間もかかります。
普段は子どもの保険証を母子手帳などに挟んで家に置いているという方も多いかもしれませんが、旅行時には持っていくのを忘れないようにしたいですね。
新しい小さなおもちゃ
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観光地ではおみやげとして、さまざまなおもちゃが売られています。
行く先々で子どもに「これ買って!」とせがまれ、予定していたよりお金を使ってしまうことも少なくありません。
本当に欲しいものや思い出の品になるものであれば良いのですが、旅行時の盛り上がりだけで、それほど必要でもないものにお金を使ってしまうのはもったいないものです。
わが家は旅行に行く前に、100円ショップなどで小さなおもちゃをあらかじめ1つ買っておきます。
旅行中の退屈しのぎにもなりますし、「新しいおもちゃを持ってきているから、あとでそれで遊ぼうね」と言えば、子どもの「不要なものの買い過ぎ防止」にもなりますよ。
旅行中はお金の「使いどころ」を見極めて!
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旅行中は大人も子どもも気分が盛り上がり、つい「これくらいなら」と財布の紐もゆるくなりがちです。
とはいえ、「使わなくても良いところ」にお金を使ってしまい、予算を上回るのは避けたいもの。
事前に準備しておくことで無駄な出費を避けられるなら、それに越したことはありません。
「必要に迫られてしかたなくお金を支払う」ことをなるべく減らし、「本当に欲しいものや楽しいこと」にその分お金を回せるよう、しっかり準備をして出かけましょう!(執筆者:青海 光)