ダイソーやセリアなどの100円ショップには、介護用品や介護に役立つ商品も多数あります。
その中でも、さまざまな使い道があるのが「すべり止めマット」です。
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この記事では、介護に役立つすべり止めマットの使い方を紹介します。
目次
1. 食器のすべり止めとして使用
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麻痺があって片方の腕しか使えない場合、お茶碗やお皿を支えて食べることができません。
そのため、お皿が動いてしまうこともあるでしょう。
そこで、ランチョンマットのようにすべり止めマットを敷くと、食器が動きにくくなって食べやすくなります。
全体に敷くと見た目が気になる人の場合には、小さめに切って食器ごとにすると目立たないでしょう。
2. 入浴時に足元に敷く
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入浴時は最も足を滑らしやすくなります。
特に、体を洗う時にはボディーソープの泡が体中を覆うため、思わぬ転倒につながることもあるでしょう。
そこで、洗体時に足元にすべり止めマットを敷くと、足が滑りにくくなります。
ただし、浴槽内では軽すぎて浮かんでしまうので、洗い場だけで使うようにしてください。
3. 車椅子や椅子のクッションのずり落ち防止
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高齢になると、長い時間座るのが苦痛でクッションを使う人が増えてきます。
また、車椅子を使う人の中には、レンタルや施設のものを使う場合もあり、体に合わせるためにクッションで調整する人もいます。
ところが、椅子や車椅子にクッションを敷くとだんだんとクッションがずれてきます。
そんな時には、クッションの下にすべり止めマットを敷いてみましょう。
座り直すたびにクッションがずれてしまうのを防いでくれます。
4. 車椅子のフットレストに巻いて足が落ちるのを防ぐ
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脳梗塞などで麻痺が残った場合、不意に足がピンとつっぱったりすることがあります。
そのため、車椅子を使用している人の場合、フットレストにしっかりと足を乗せていても足が落ちてしまいがちです。
このような場合には、フットレストにすべり止めマットを巻くと、足が落ちるのを防いでくれます。
5. カーペットなどのすべり止めと使用して転倒予防
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高齢者の場合、カーペットやバスマットなどが滑って転倒することがあります。
昔ながらの和室では、カーペットに専用の押しピンを刺して固定する人もいるでしょう。
しかし、現代は洋間が主流となり、床はフローリングという家庭がほとんどです。
そこで、カーペットの下にすべり止めマットを敷いてみましょう。
以前に比べると滑りにくくなったことが実感できます。
脱衣場のバスマットは特にすべりやすいので、ぜひすべり止めマットを使ってくださいね。
すべり止めマットの使い道は、ほかにもたくさんあります。
介護のいろんな場面であなたなりの使い方を模索してみてはいかがでしょうか。(執筆者:中村 楓)