パフやスポンジ、メイクブラシは、メイクを行うたびに汚れるものです。
でも、そのまま使い続ければ不潔ですし、かといって、毎日取り換えるのも不経済ですよね。
そんなとき重宝するのが、ダイソーの「パフ・スポンジ専用洗剤」と「メイクブラシ専用クリーナー」。
パフ・スポンジやメイクブラシの汚れがすぐ落ちると評判の洗剤です。

そこで今回は、2種類の洗剤を実際に使用。その長所・短所について検証してみました。
目次
「パフ・スポンジ専用洗剤」

「パフ・スポンジ専用洗剤」は、パフやスポンジについた汚れを落とす洗剤です。
1. 乾いたパフやスポンジに少量の洗剤をつける
2. 指でもみ洗いする
3. 流水で洗剤を洗い流す
筆者の友人曰く、頑固なファンデーションやコンシーラーの汚れもよく落ちるとのこと。
ネットの口コミでも、この商品の評判が高いことがわかりました。
長所:少量で汚れがよく落ちる
友人イチオシ、口コミでも評判が高い「パフ・スポンジ専用洗剤」ですが、どの程度汚れ落ちがいいのでしょうか?
そこで筆者は、それまでパフやスポンジ洗いに使っていた「台所用中性洗剤」との比較で、その実力確かめてみることにしました。

こちらが洗う前のスポンジ。ファンデーションが全面についています。
これをそれぞれの洗剤でもみ洗いします。
もみ洗いの回数は5回。それで汚れ落ちを確かめてみます。
【パフスポンジ用洗剤】

5回のもみ洗いで、ほぼ汚れが落ちています。
さらに数回もみ洗いすれば、残りの汚れも全部落ちます。
また、水ですすいだ際の泡切れや洗剤落ちも良好です。
【台所用中性洗剤】

全面に汚れが残り、泡切れや洗剤成分の落ちも悪いです。
もみ洗いの回数を増やしても、まだ汚れが残ります。
比較の結果、「パフ・スポンジ専用洗剤」は、パフ・スポンジにより適した洗剤であることがわかりました。
なお、ダイソーには2種類の「パフ・スポンジ用洗剤(80ml・110ml)」がありますが、110mlの方が少し水っぽいです。
しかし、その他の点では違いがないため、個人的にはどちらでもOKだと思います。
短所:メイクブラシに使うと洗剤成分が落ちにくい
一方、短所もあります。メイクブラシを洗った場合、水でよくすすいでも洗剤成分が落ちにくいことです。
そのため、メイクブラシを洗うならこれからご紹介する「メイクブラシ専用クリーナー」がおすすめです。
メイクブラシ専用クリーナー

メイクブラシクリーナーは、メイクブラシ用の専用洗剤です。
1.クリーナーをメイクブラシ全体が濡れる程度にかける
2.もみ洗いでブラシの汚れを取る
3.水で洗い流す
1ボトル150ml。さらっとして泡立ちがないのが特徴です。
長所:メイクブラシの汚れがよく落ちて洗剤も残らない
「メイクブラシ専用クリーナー」の長所は、メイクブラシの汚れ落ちがよく、水でさっとすすぐだけで洗剤が落ちる点です。

また、この洗剤は水ですすぐと洗剤成分がすぐに落ちます。その分水道代が抑えられ、若干ですが光熱費の節約にもつながります。
短所:パフ・スポンジの汚れは落ちにくい
一方、短所はパフ・スポンジの汚れがとれにくい点です。

写真は「メイクブラシ専用クリーナー」で5回もみ洗いしたところ、汚れがかなり残りました。
やはり、スポンジには「パフ・スポンジ専用洗剤」を使った方がよさそうです。
また、1回あたりの使用量が多いことが気になるところです。
ただ、洗剤落ちがよい分使用水量が抑えられるので、コスパ的にはそれほど問題なさそうです。
それぞれの洗剤の適性を知り、上手に使い分けよう
今回は、ダイソーの「パフ・スポンジ専用洗剤」と「メイクブラシ専用クリーナー」について、詳しく検証してみました。
これらのメイク用品専用洗剤は、日常的にメイクを行う人に特におすすめ。適材適所で使い分け、メイク用品を清潔に保ちましょう。(執筆者:大岩 楓)