忙しい主婦には、「ムダな家事やめる」という合理的な提案がピッタリなのですが、「料理をやめる」というわけにはいかないよなあと思っていました。
しかし、「全部は無理でも、いくつかやめられることがあるかも?」と考えて試してみることにしました。

目次
プチ料理やめてみる方法
「プチ料理やめてみる」方法として、試したことをあげてみます。
1. 彩り、やめてみた:ほぼ茶色でも気にしない
きんぴらや佃煮でご飯が進めばそれはそれでいいと思いました。
茶色くても、栄養バランスは結構取れると思います。
気になるときは、トマトやキュウリなどを切るだけでもいいと思います。
2. 全部作る、やめてみた:お惣菜の活用
スーパーなどで主菜を買ってきて、付け合わせに野菜をつけるだけにしてみました。
時間がないとき、忙しいとき、体調がすぐれないときなどにとても助かります。
3. 下ごしらえ、やめてみた:カット野菜や冷凍野菜の活用
皮をむいたり、切ったりしないでもいいカット野菜や冷凍野菜を使えば、時短になり、さらに保存期間も長くなります。
というプレッシャーも減ります。
もやしのひげはとらない、ハンバーグの玉ねぎは炒めないなど、下ごしらえを減らすだけでラクになります。
4. 自分で味付けやめてみた:「〇〇の素」を活用
野菜と肉を切って炒めて、「〇〇の素」を混ぜるだけにすると、すぐに味が決まるので、とても手軽です。
どこのメーカーが我が家の口にあうか、研究するのも楽しいです。
ちなみに、我が家で評価の高かったものはこちらです。
永谷園:麻婆豆腐

基本は豆腐を加えるだけですが、刻んだ長ネギや、冷凍庫に余っていた豚肉を刻んでいれるとボリュームが出ておいしかったです。
辛味が苦手な我が家でも好評でした。
キッコーマン:ガリバタキャベツ

キャベツの消費に活躍してくれました。ご飯がすすみます。
5. もりつけ、やめてみた
フライパンごと食卓へだす
でき上がったおかずを、フライパンごと食卓へ出すことにしました。
洗い物も減って、一石二鳥です。
取っ手のとれるフライパン セットを活用
ちょうど買い替え時だったので、取っ手の取れるフライパンを購入してみました。
料理が余れば、そのまま蓋をして冷蔵庫に保存できるのでとても便利です。

我が家の感想
家族の反応はどうかと心配していましたが、彩りや盛り付けについては、夫を含め我が家の男子はあまり気にしていないことが判明しました。
むしろ、フライパンをそのまま出すと、むしろ「温かさが持続していい」のだそうです。
スーパーのおかずや、合わせ調味料系は、普段食卓に並ばないものが食べられて「おいしい」と好評でした。
その一方で「辛い」、「味が濃い」といったメニューもあり、市販品より「自分で作ったほうがいい」という発見のあったメニューは、また料理する意欲につながりました。
下ごしらえの有無も、料理の味じたいにはあまり影響がなかったようです。
食費は増えた?
気になるのは食費は、多少経費アップかと覚悟していましたが、1週間単位でつけている家計簿をみると、あまり変わらなかったというのが正直な感想です。
必要な量だけ購入することができ、無駄が出なかったことも一因でしょう。
「プチ料理やめてみること」は、新たな気付きや、気分転換になりました。
分析してみると、結局のところ「ちゃんとしないといけない」という自分の意地が首をしめていたのかもしれません。
今後も、活用できるものはどんどん活用して、料理を楽しみたいと思います。(執筆者:桐谷 春音)