筆者はこれまでお金のことでいろいろ悩み、失敗もしてきましたが、最もよくないと思ったのは「いつでもお金を使える状態にしておく」ことです。
人間なんて弱いもので、目の前に甘いエサがぶら下がっていたら、後でドカンと副作用が来ると分かっていても手を出さずにいられません。
なので、お金を節約するためには、意識して「お金を使わない日を作る」ことが大事です。
具体的な実践方法をご紹介します。
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目次
1. 生活費は給料日にまとめて下ろす
必要になるたびにATMでお金を下ろすと、時間によっては手数料がかかるし、何にいくら使ったのかを把握しにくくなります。
筆者も、後から通帳を記帳してみて「この時下ろした1万円って何に使ったんだっけ」となることがよくありました。
なので、今はあらかじめ1か月分の生活費を計算しておき、給料日にまとめて下ろしてしまいます。
チャック付クリアポケットや封筒などを利用して費目別に分ければ、後はその金額の範囲内で生活するだけです。
簡単にATMに近寄らないという、強い意志を持つことが大事です。
2. 食品や日用品はまとめ買いする
お店には消費者の購買意欲をそそる仕掛けがいろいろしてあるので、行けば行くほど無駄買いをするリスクが高くなります。
なので、食品や日用品は、安売りの日を選んで可能な限りまとめ買いをするのがおすすめです。
在庫を把握しやすいように冷蔵庫や棚の中をすっきりさせ、古いものから順番に使っていくことで、腐らせてしまうリスクやダブリ買いは避けられます。
食品をまとめ買いした時は、ついでに献立も一緒に考えてしまえば、いちいち「今日は何を作ろうかな」と悩まずにすむので気が楽です。
3. 通販サイトは極力開かない
自宅にいながら手軽に買い物ができる通販サイトは、節約の大敵です。
なんとなく見てしまう習慣がついている方もいると思いますが、商品を目にするとつい欲しくなるのが人情というものです。
そのたびに買っているときりがないので、通販サイトはどうしても必要なものが出てきた時だけ開くようにしましょう。
できれば「通販サイトを使うのはこの日」と曜日や日にちを決めてしまうと、お金を使わない日も作りやすくなります。
4. 外出時はマイ水筒を持ち歩く
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仕事や用事で外に出る時は、家にある水筒に好きな飲み物を入れて持参しましょう。
外で飲み物を買うと、一回ずつの出費は少額でも1か月分ともなればかなりの金額になります。
なので、ここを節約できるのは大きいです。
ついでにお昼ごはんも家から弁当や買い置きのパンなどを持参すれば、お金は全く使わずにすみます。
他のことに関しても、ぜひ「家にあるものでなんとかならないか」と考える癖をつけてみてください。
5. 休日は無料で楽しめるところに行く
休日にどこかへ行くというとお金がかかる場合も多いですが、目的地を無料スポットにしてしまえば出費は抑えられます。
たとえば、次のようなやり方でデートや家族団らんを楽しむというのはいかがでしょうか。
・ 公園や広場で体を動かす
・ 山登りを楽しむ
・ 家から持参した食材と道具でバーベキューをする
・ ドライブインシアターで映画を見る
・ 無料の工場見学に参加する(多くの場合、お土産ももらえる)
他にも、探してみればお金のかからないレジャースポットはいろいろあります。
各自治体が発行するフリーペーパーやWEBサイトにも情報が載せられているので、こまめにチェックしてみてください。
6. コンビニは近付かない
コンビニは街のあちこちにあるし、いつ行っても開いているので、つい利用してしまうという方も多いです。
毎日行くよという方も珍しくないし、中には食事のほとんどをコンビニのお弁当やパンなどで済ませているケースもあるでしょう。
しかし、行きやすいからといってしょっちゅう利用していては、お金がいくらあっても足りません。
コンビニに行くのは緊急時やどうしても欲しい新商品が出た時だけと決め、なるべく近付かないようにしましょう。
お菓子や冷凍食品も、スーパーで買っておいたほうがずっと安上がりです。
7. なるべく歩いて移動する
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歩きが可能な時間帯や距離なら、バス、電車、タクシーなどは使わず、自分の足で移動しましょう。
慣れないうちはちょっとキツイですが、慣れるとなかなか気分がいいものです。
交通費がかからないから節約になるし、ストレスを発散しながらダイエットや健康にも役立てることができるので、歩くことにはメリットしかありません。
大切に使っていきましょう
意識してお金を使わない日を作ると、今までの自分がいかに無駄遣いをしていたかがよく分かります。
最初は辛いな、自信がないなと思うかもしれませんが、いざ実践してみるとかなりの満足感で気持ちいいです。
また、なんとなく使っていたお金というのは本来なくてもよいものなので、お金を使わない日を増やすうちに、だんだん「自分はどこにお金を使うべきか」ということもクリアになってきます。
一生懸命働いて得たお金ですから、1円も無駄にせず、大切に使っていきたいです。(執筆者:畠山 まりこ)