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「ケイコとマナブ」2017年 子どもの習い事アンケート
子どもの習い事の上位は以下の3つです。
1位:水泳
2位:英語・英会話
3位:ピアノ
わが家の子どもたちにも水泳とピアノを習わせましたが、アンケートを見て
ということを思い出しました。
その筆者の苦い経験をもとに、習い事の費用をムダにした理由とそれを防ぐ対策についてお伝えします。
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「自治体主催の水泳教室」に変えて費用を1/3に削減
子どもは年中から中学生まで水泳教室に通いました。
水泳教室に通っている途中から費用を大幅に削減できたその理由は、自治体主催の水泳教室に変えたことです。
両者の費用の違いは以下の通りです。
一般の水泳教室費用
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自治体主催の水泳教室費用
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上記の費用は2020年1月現在のものですが、わが子が通っていた当時とほぼ変わっていません
両者を比較すると、年間費用の違いは1人あたりなんと約6万円です。
非常に大きな節約効果がありました。
スクール費用以外も工夫次第で大きく抑えられる
水泳を習わせる場合、水着や小物などの費用、交通費もかかります。
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しかし、買い方を工夫することで、それらの費用も大きく抑えられます。
最も安く済むのは、学校やこども園などで使っているものと兼用することです。
それなら初期費用は交通費のみで済みます。
水着や小物を買い足す場合でも、工夫次第で費用を大きく抑えられます。
たとえば、最近では水着以外のものは100均でも買えますので、そこで費用を抑えてもよいでしょう。
また、交通費を抑えたい場合には、できるだけ家に近いところを選ぶのが鉄則です。
失敗から学んだピアノの「費用別アドバイス」
一方、「ピアノ」については費用をムダにしてしまった感が否めません。
その失敗をもとに、ピアノの費用がムダになった原因や、ピアノを習う費用がムダにならない対策について説明します。
ピアノ代は最低でも20万円、購入は慎重に
まず、最も高額な「ピアノ・椅子代(新品)」の金額です。
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以上の通り、最低でも数十万円かかります。
子どものために数十万円のピアノを買うのは大きな賭けです。
子どもがすぐにピアノをやめてしまうとあっさりとムダになってしまいます。
わが家の場合には、子どもの1人が半年で挫折しましたが、残りの子どもは5年程度続いたので、ある程度は費用の元が取れました。
しかし、もし子ども全員がすぐに辞めていたら数十万円がまるまるムダになった可能性もあったでしょう。
いま思うとぞっとします。
ピアノ・椅子代をムダにしないための対策
高額のピアノにかけたお金をムダにしないためには、
のがよいでしょう。
実際に、そのような経過をたどった子の多くが、始めた後に熱心に練習して上達も速かったことを記憶しています。
また、もう1つの対策として、不要になったピアノを無料または格安で譲り受けるという方法もあります。
それにより数十万円のピアノ代が一部でも浮けば、かなりの節約効果が期待できます。
長年使われずに眠っているピアノがあるお宅は意外と多いので、身近にそのようなピアノがある場合には、ぜひ譲ってもらいましょう。
ピアノレッスン料や諸経費もけっこう高い
ピアノレッスン料や諸経費も結構高いのが現実です。
【ピアノレッスン費用(例:ヤマハピアノ教室)】
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※2020年1月現在の税込金額
【ピアノのレッスン以外の費用】
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これだけの費用がかかる以上は、事前に費用についてよく確認してから教室を決めることが必要不可欠です。
そのためにも良心的な費用の教室を根気よく探す必要があります。
それに加えて、ピアノは先生との相性も大事なので、費用とあわせて先生の人柄も確認しましょう。
レッスン料がムダになる最大の要因は「練習を継続できない」
ピアノで費用がムダになる最大の原因は、「練習を継続できない」ことにあります。
ピアノは継続的に練習しないと腕が落ち、それでモチベーションが下がってますます練習しなくなる悪循環に陥りやすいです。
本気でピアノが上達したいのならば、継続的な練習は欠かせません。
しかし子どもの場合、ピアノがよほど好きでないと継続的な練習は困難で、たいてい途中で挫折します。
わが家の場合も、見事にそのコースたどってレッスン料がムダになりました。
レッスン料や諸経費をムダしないための確認すべきポイント
そのような経過をたどった末にわかったことは、
だということです。
その気持ちがない子はたいていピアノの練習が続かず、まったく上達しないまま費用ばかりかかる結果となります。
筆者はその点を見誤って子どもの「やめ時」を逃した結果、ピアノのレッスン料が「死に金」になってしまいました。
このことから、習い事、特にピアノなどの楽器では特に「やめ時」の見極めが大切だと痛感しています。
子どもの習い事では3つの見極めが大事
子どもの習い事で大事なのは、
です。
特に、ピアノなど継続的な練習が必要な習い事の場合、子ども自身にやる気がない状態でダラダラと続けると、ただお金をムダ遣いするだけになってしまうので注意が必要です。
習い事を始める際にはくれぐれも子どもの意思を尊重し、始めた後は「やめ時」を念頭に置きながら子どもを見守ってください。(執筆者:大岩 楓)