「くっつかないホイル」は、調理用油が不要になるだけでなく、水や洗剤も節約でき、焦げつきを落すイライラに襲われずに済むという素晴らしいアイテムです。
テフロン面がダメになったときの応急処置としても使えるので、セールの到来を待ってからフライパンやホットプレートを買い替えることができます。
今回は、便利な「くっつかないホイル」の節約メリットとともに、活用方法ついても詳しく紹介したいと思います。
目次
「くっつかないホイル」のメリット
・ 漬け置きが不要
・ 焦げを落そうと必死にならなくていい
・ 洗浄時の水や洗剤が減る
・ フライパンやホットプレート、トースターに汚れがほぼ付かず、手入れがラク
「くっつかないホイル」にも、さまざまな種類がありますが、安いものでは100円を切る商品もあります。
筆者がよく購入するのは、ミズムジャパン株式会社が販売している「くっつかないクッキングホイル」で、購入金額は100円程度とリーズナブルなものです。
ドラッグストアの、「ディスカウント ドラッグコスモス」で気軽に購入することができ、価格は安いですが、25センチ × 6メートルと大容量で使用感もよいのです。
一部の店舗では取り扱いがないことも考えられますので、事前にお近くの店舗にお問い合わせください。
たとえ、1回に1メートル使ったとしても「1回当たり16円」です。
漬け置き時の水道代や洗剤代、焦げつきを落すのにかかる時間やストレスを考えると、費用や時間を節約するという意味でも使うメリットは大きいと言えるでしょう。
テフロン面がダメになると小さなストレス
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調理中に「食材がくっつくな…」とは思っていても、すぐにフライパンやホットプレートを買い替える人は、意外と少ないようです。
フライパンやホットプレートは、食材や日用品と同じような感覚で買うものではありません。
値段や質などを検討しながら、買い替えるタイミングを探している間は、フライパンを使うたびに小さなストレスを感じています。
そのような時には「くっつかないホイル」で応急処置をすれば、ストレスなくフライパンを使えて、買いたいタイミングで購入できます。
応急処置の方法
テフロン面がダメになったときの応急処置の方法についてみていきましょう。
フライパンもホットプレートも、やりかたは変わりません。
【準備するもの】
・ テフロンがダメになったフライパンやホットプレート
・ くっつかないホイル
【やりかた】
1. テフロンがダメになったフライパンやホットプレートの上に、隙間がないよう「くっつかないホイル」を敷く
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2. フライパンやホットプレートからはみ出した「くっつかないホイル」が邪魔にならないよう、折りこむなどして調整して加熱する
3. 温まったら油を引かずに食材を乗せていく
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油を引かなくても、下食材から出る「あぶら」で焼けます。
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ジャガイモや野菜ばかりのときには、火加減を調整し、ときどきひっくり返すことで焦げ付きを防げます。
トースターでの便利な使い方
最近のトースターは温度も調整でき、魚はふわっふわ、お肉はジューシーに焼き上がるため、トースター調理をされている人も多いと思います。
しかしながら、魚や肉の焦げが耐熱皿に残って落ちにくくなることもあります。
グラタンやドリアなど器から直接食べるような料理は見た目が悪くなるためにおすすめできませんが、焼き上がった料理を別皿に移す場合には「くっつかないホイル」がおすすめです。
【使い方】
1. トースターの網より、少し大きいサイズにホイルをカットし、四隅を折る
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2. 「トースターの網より小さいサイズになっているか」、また、「ドリップなどが漏れないようしっかりと四隅が折れているか」をチェックする
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3. 「くっつかないホイル」をトースターの中に入れ、食材をホイルの上に乗せ、焼き時間を設定する
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4. 食材に火が通ったら完成
種類の違う食材の調理
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朝の時間がないときには、種類の違うおかずを同時に調理してサッサと朝食を完成させたいという人も多いと思います。
そこで提案したいのが「くっつかないホイル」です。
今回は、ベーコンエッグと小松菜を同時調理していますが、野菜炒めとソーセージでもいいですし、卵焼きと魚も焼けます。
【使い方】
1. フライパンに「くっつかないホイル」を乗せる
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2. 「くっつかないホイル」の中心を山折りにする
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3. フライパンの周囲にはみ出た「くっつかないホイル」を、折りこんで邪魔にならないよう調整する
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4. フライパンを火にかけ、同時調理したい食材を左右別々に入れ、火が通ったらできあがり
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「くっつかないホイル」でお金と時間を節約
「くっつかないホイル」を使うことで、焦げついたフライパンやホットプレートを漬け置きしておく水や洗剤、時間が節約できることを紹介しました。
フライパンやホットプレートの焦げ付きが気になっている人や、テフロン面がダメになっていて買い替えを考えている人はぜひ、試してみてください。(執筆者:山内 良子)