夫婦で不動産投資をはじめて1年経過しました。
前回物件を購入し、貯金がまた0円になりました。
1年間で80万円ほど貯めてからのお話です。
目次
2軒目購入:物件価格は50万円

2軒目の購入は突然でした。
知り合いのリフォーム会社から「50万円の物件あるけど、どう?」と言われ「50万円?!」とビックリしました。
物件詳細
・ 大阪府松原市
・ 駅から5分
・ 急行は止まらない
・ 駅から物件までにスーパーがある
・ テラスハウスで連棟
・ 3DK
・ トイレは汲み取りではなく下水が通っている
・ お風呂あり
・ 雨漏りはない
・ 建物の傾きはない
・ 前面道路は「位置指定道路」
「位置指定道路」は特定行政庁から道路の指定を受けた道路のことです。
連棟だが切り離せば再建築可能です。
このテラスハウスの1番端は、実際に切り離して再建築していました。
再建築できる、駅からも近い、雨漏り・傾きがない点で購入を決意しました。
前回は私(妻)名義で購入したので、今回は旦那名義で買うことになりました。
夫婦で分散投資を行うためです。
旦那もリフォーム費用を公庫から融資
物件価格は50万円で所持金は80万円しかなく、今回リフォーム費用は300万円ほど必要だったので、足りません。
まず所持金80万円で物件を購入しました。
諸経費合わせて残りは0円です。
旦那名義で公庫に融資しようと考えましたが、頭金が足りません。
リフォーム会社には事情を話し、公庫から融資決まるまでは待ってもらいました。
ただ運よく次の月で私のボーナスと旦那の寸志が入ります。
そのお金と給料を持って、旦那名義で公庫に融資の申請をしました。
公庫は支店によって異なりますが、私たちの融資申請している支店は、すでに購入している物件には融資が出ません。
今回もリフォーム費用のみ融資となります。
リフォーム費用300万円に対し、自己資金は50万円です。
リフォーム費用だけの融資申請は「設備投資」扱いになり、自己資金1/3以下でも融資可能です。
今回旦那の融資担当者は新人で、面談してもはっきりわからなく結果を待ちました。
お盆休みもあったので1か月後、担当者から電話で融資の許可が出ました。
正直今回、公庫からの融資は厳しいと思っていましたが無事に通り、安心しました。
リフォーム会社に手付金を支払い、リフォームも順調にいき完成したのは2019年12月中旬でした。
募集2週間で入居者が決まった
リフォームは無事に完成し、2020年1月から募集を開始しました。
今回のリフォームは、シンプルでオシャレに仕上がって、とても気に入っています。
想定家賃は4万2,000円でしたが、引越しシーズンも入るため強気で4万5,000円で募集しました。
すると2週間後、不動産屋から入居希望者の連絡がありました。
家賃交渉もなかったため、共益費込みで4万5,000円での入居になりました。
表面利回りは16%、諸経費や年間コストを含めた実質利回りは14.5%です。
今回も資金がギリギリの状態

50万円という安い物件でしたが、中の状態が悪いためリフォーム費用が多額になりました。
それでも実質利回りは14.5%確保できました。
公庫の返済も毎月の家賃から引き落としされ、残りは貯金しています。
強引のやり方で2軒購入しましたが、不動産投資をはじめて良かったと思います。
投資にはリスクもあるので、安易におススメはできませんが、老後に不安を感じたら、自分でお金を増やす手段として選択肢の1つに入れてもいいと思います。(執筆者:夫婦で不動産投資中 華乃 えみ)