エコバッグやマイバッグは、今や生活必需品と言っても過言ではないほど身近なものです。
ご多分にもれず、筆者もたくさんのエコバッグを使ってきました。
エコバッグをうまく使うと、単にレジ袋を買わない・使わないというだけはでなく、効率的に買い物をする工夫もできるのです。
目次
エコバッグの種類別に見る最適な使い分け
エコバッグには、サイズや形が非常にたくさんあります。
内側にアルミがついていて保冷剤を入れられる大きなものもあれば、パンツのポケットに入るくらいに小さく畳めるものもあります。
最近では雑誌の付録や食料品のオマケなどにもエコバッグが付いてくるようになりました。
サイズを大まかに分けると、
・ コンビニサイズ
・ スーパーの袋サイズ
・ レジかごにぴったりはまる大型サイズ
の4種類ほどに分けられます。
エコバッグを買うほうがレジ袋より高くつくのではないかという疑問を持つ人もいるかもしれません。
しかし、丈夫で使いやすいエコバッグは「有料のレジ袋を買わなくて済む」というだけではなく、
というメリットもあるのです。
買い物予算別に見るエコバッグ
わが家で使うエコバッグの一部を紹介します。使ってきた経験から買い物予算の目安も出しています。
(1) 大型でレジかごバッグとほぼ同じ大きさのもの
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容量は20~30Lです。特売日や車での買い物など「食材や日用品をたくさん買う」という日に使います。
買い物金額の目安は5,000円程度です。
巾着型や上蓋がしっかりとしたファスナーで閉じるものは、まとめ買いでイレギュラーな大きさのものを買う際にも安心感があります。
また、肩にかけられる長さの紐なので重くなっても背負いやすいのが特徴です。
(2) 普段の買い物で使うメインのエコバッグ
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容量は10~15L程です。マチが広くて見た目よりもたくさん入る、軽くて洗濯が容易であるという点でとても気に入っています。
買い物金額の目安は2,000円~3,000円程度です。
(3) サブバッグとして活躍するやや小ぶりのタイプ
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容量は5L程度です。小さめのエコバッグはショッピングモールに行く際にいくつかカバンに入れておいたり、散歩や短時間での用事で外出する際に使います。
オマケでもらったカルピスのバッグの内側にはアルミがついているので冷凍食品を買い足すときにピッタリです。
買い物金額の目安は1,000円~1500円程度です。
エコバッグには容量によってある程度の買い物金額の目安があり、買い物の予算計画に合わせてエコバッグを使い分けることで買い過ぎを防いで計画的に買い物できます。
ショッピングモールでは複数使いは必須
レジ袋有料化に伴い、ほとんどのお店で有料のレジ袋を取り扱っています。金額は1枚2円~5円程度で、GUなどでは1枚10円の紙袋です。
ショッピングモールに出かけた際に、雑貨屋、100円ショップ、GUやユニクロなどのアパレルショップ、食料品売り場といったように複数のお店で買い物をする場合があります。
その際に店舗ごとに袋を購入していると、
100均:2円のレジ袋
GU、ユニクロなど:10円の紙袋
食料品売り場:5円のレジ袋
冷凍食品を購入した際のドライアイス用:2円
日用品を多く買う場合の追加:3円のレジ袋
といったようにチリツモで袋代に24円もかかってしまいます。
週2回の買い物で考えると、1か月で
です。
1年で2,304円にもなるので、エコバッグを用途別にたくさん持参するだけでも節約になるのです。
有料のレジ袋には持ちにくいタイプや破れやすいタイプ、マチがなくてほとんど入らないなどで再利用に向かないものも多くあります。
無理やり1つの袋に詰め込むとしても、洋服と生鮮食品を同じ袋に入れるのは抵抗があるという人もいるのではないでしょうか。
ショッピングモールに行く際には「日用品用、食品用、雑貨や洋服用」と3枚ほど持っていくと無駄がなくてスマートです。
小さな出費でもチリツモ
エコバッグのおかげで有料レジ袋を買うことはほとんどなくなりました。
小さな出費ですが塵も積もれば山となります。有料のレジ袋は再利用にあまり向かないものが多いのですが、そのプチストレスも解消されました。
また、持っていくエコバッグの種類で「今日は1,500円くらいの予算で買い物しよう」「今日はエコバッグがこれ1つしかないから、ほかの店での買い物はやめておこう」など、節約にも役立っていると思います。(執筆者:松田 潔子)